雨の災害 |  ランゲンディンゲン便り

 ランゲンディンゲン便り

 Brief aus Rangendingen

南ドイツの街、からのお便り
季節のもの、伝統、歴史、豊かな自然、気持ちのまま綴ります。

 

 

 

 

先週はイベント続きで出かけていました。

 

 

昨日戻ってきたのですが、

 

 

 

ランゲンディンゲンの川、

 

 

<シュターツェル>はこの通り。

 

 

 

これでも、朝から、

 

水位は下がっているとのこと、

 

この後、また、上がりました。

 

 

 

 

ドイツ南部、

 

 

バイエルン地方、アルゴイ、

 

バーデンヴュルテンベルク、

 

ボーデン湖畔などが酷い。

 

 

 

 

ドナウ、ライン、ネッカー、

 

一級河川が軒並み、

 

溢れて洪水になっている模様。

 

 

 

 

 

日本でもよくある、

 

雲が停滞してしまい、

 

 

長い時間の集中豪雨。

 

 

 

 

 

私たちはお天気情報を見ながら、

 

滞在していたのですが、

 

 

 

 

家路へと車を走らせていたら、

 

ラジオから

 

Rangendingen...

 

ランゲンディンゲン!

 

 

と聞こえるではありませんか.

 

 

 

〜土嚢を用意せよ、

 

決して、ケラー(地下室)に行くな!

 

 

 

その情報にもうダメか、と

 

気持ちが沈みました。

 

 

 

緊張しながら、4時間後の到着

 

 

思ったより、なんとか大丈夫そう。

 

 

 

私達の家も、水は入らず、いつもの様子。

 

 

ほっとしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

下は行きの、

 

目的地へ向けて走った時の写真。

(先週金曜)

 

 

ライン川は既に満々とした水、

 

 

それでも、川沿い、

 

<ローレライ>のキャンピング場は

 

満員の車。

 

 

 

けれど、

 

昨日、帰ってくるときには、

 

 

一台の車もありませんでした。

 

 

 

既に警報、警告が出された様子。

 

 

 

この前、私たちがいた、

 

 

<レーゲンスブルグ>

 

 

ドナウ*が流れる、そこも大変な様子。

 

 

<ハイデルベルグ>のネッカー

<シュエービッシュハル>のコッヒャー

 

 

いずれも、決壊しているよう。

 

 

*ドナウの水位は普段より9m上がっているそう

 

 

 

 

あまりにも続く、雨

 

そして低温

 

 

本来、今が季節の「ばら」

 

 

 

雨にたたられ、叩かれ、

 

 

それでも少しずつ、開花してきました。

 

 

 

「綺麗ね!」

 

 

通りがかりの人から声がかかります。

 

 

 

まだ、

 

 

空は不安定な様子

 

 

アルペンの山は新雪だそうです。

(それも8だの10mだの)

 

 

 

 

 

先週のお出かけ報告はまた、追って。

 

 

とりあえず、

 

 

私たちは元気です。

 

 

 

❤︎

 

 

 

ヨーロッパの川は長く流れて行きます。

たくさんの国々を流れていく。

これからもっとたくさんの地域で

災害が増えるだろう、と

心が痛みます。