先週、私たちは久しぶりにバーゼルへ。
スイスの古都、
古楽の拠点、バーゼルは”スコラ”へ
楽器の納入でした。
学校のリノベーション*でいつもと違う場所
(*文化財の建物であり、5年はかかるそうです。)
講師控え室に迎え入れられた途端、
よく知った顔、お互いにびっくり顔、
恩師でした。
再会を喜びながら、窓には
モダンな建物が。
歴史的な場所だけでなく、
モダンなエネルギーも
バーゼルは活気のある街です。
この日は寒く、
朝の出発どきには白い霜が屋根に。
ほぼ0度の気温、
ところが日中は気温が上がる。
私は脱げる格好、4枚も重ねていました。笑
バーゼルは大学のある街、
自転車で走り回る人も多く
また、駐車も難しく、市電もやってくる、
車の走行は決して簡単ではありません。
先ほど窓から見えていたモダンな建物。
なるほど、ライン川の向こうだったと納得。
この夏の「渇水.乾燥」*はここでも見られ、
水位は低く、
水辺の両側に「砂浜」がみられる程でした。
*「スコラ」では楽器担当の専門家から、
この夏の「乾燥」で楽器が大変
チェンバロなどの鍵盤楽器も
「響板」が割れた!
驚きではない話をききました。
しばらくして、ドイツ領に入り、
いつも寄るカフェレストランへ。
前にも度々挙げていますが
ここは「街」の人々が共同で
古い建物を直し、運営している、
「愛」が感じられる場所です。
上の写真、手前の緑の物体は
「カッフェルオーフェン」
伝統の暖房設備。
そっと触ってみれば、「冷たくない」感触
訊いてみると
「温水だけ入れている」とのこと。
(たくさんの薪は燃やしていない)
今朝の寒さを思えば納得でした。
伝統的なほっとする室内
私たちは「常連」の席に座りました。
甘い物好きな同輩はもちろん、
ケーキ&カフェー
季節の果物を焼き上げたケーキ
<ツベチゲン>=プルーンの一種です。
私は甘いものはどうも気が進まず、
「スープ一杯、可能ですか?」と訊けば
それはこの時間、難しいけれど、
サラダを作ってあげられる、との返答。
「ケーゼワイン」という発酵生地に
チーズなどを載せて焼き上げた二切れ
美味しかったです。
そう、私達がここを好きな理由は、
ここには伝統的な家々
「黒い森様式」の家がたくさんあること。
いつものように
足を伸ばして、散歩に出かけました。
足元には優しい色合い、
野生の<テュミアン>=「タイム」です。
<シュバルツバルト様式」の家は
びっくりする程大きな屋根。
何世代も一緒に暮らしていたであろう、
大きな家です。
私たちは帰途に。
山を越え、
ドイツ名物の「迂回路」を周り、
帰ってきました。
見上げれば、美しいお月さま。
この日は「中秋の名月」の少し前。
お城と月はよく似合う。
私達の地元、
<ブルク>が見えてきて、
やれ、帰ってきた。
静かな夕暮れでした。
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