到着、そして思い出し、、 |  ランゲンディンゲン便り

 ランゲンディンゲン便り

 Brief aus Rangendingen

 

 

 

無事にこちらに到着、

 

 

朝4時過ぎ、

 

 

フランクフルト空港、

 

 

朝焼けが眠い目に滲みました。

 

 

 

 

 

 

長いフライトの後、

 

また、トランジット、

 

パスコントロールの長い列、

 

再びの手荷物検査では

 

私のリュックが引っかかり、

 

何かしら?と思えば

 

 

羽田で買った一冊の本、

 

 

ペタペタと青い紙を擦りつけられ、

 

 

「薬物検査」!?

 

 

もちろん即終わり、やれやれ。(安堵)

 

 

 

 

毎回、何があるかわからない、

 

緊張を持っての

 

ドイツでの「始めの一歩」でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

思い出すのは日本の「風景」

 

 

今回は最後になってやっと、

 

 

風景の中でくつろぎました。

 

 

 

 

 

 

日本海側の小さな町、

 

 

国立公園です。

 

 

 

「竹野」*

 

 

 

 

1日前の嵐の名残り、

 

珍しく、波が砕け散っていました。

 

 

 

*電車もまばら、11時の電車の一本前は8時!

こんなところもあるんですね。

だから、いいのかもしれない。

 

山陰本線「こうのとり」を城崎温泉で下車

普通電車に乗り換え到着

 

 

 

 

 

 

 

何処かで見たことのあるような、

 

 

そうだ、浮世絵だ、

 

 

なんとなく、浮世絵っぽいと思いませんか?

 

 

 

実際に、

 

 

安藤広重がここでも描いているそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちは何処かへ出かけるでもなく、

 

 

この海の変化を

 

 

座って、ゆっくり、

 

 

何度も眺めました。

 

 

 

日が傾いてくると、

 

 

素晴らしい光と影の競演です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝の海もいい。

 

水の青はこんなにトーンがある!

 

 

 

 

 

海だけでなく、古い町、

 

 

迷路のような路地を歩けば、

 

 

「こんにちは!」

 

 

大人も向こうから声をかけてくれる

 

 

 

そして、方々にある「お地蔵さま」

 

 

特に、この3人のお地蔵さま、

 

お顔もほとんどはっきりしない、

 

 

それ程の時を、

 

雨風の中、

 

立っていらしたのでしょう。

 

 

井戸のそばに必ずある「お地蔵さま」

 

 

「水」と、関係があるのかもしれません。

 

 

古い「海上信仰」とも。

 

 

 

 

 

 

私たちが滞在した、ゲストハウス、

 

 

道のエンドが海。

 

 

 

「本と寝床」ひととまる

 

 

 

一階は文字通り、本に埋まっている宿、

 

 

嬉しく、日本の本に浸りました。

 

 

 

 

今回、

 

酷い咳に悩まされ、

 

「喘息」になったに違いない、

 

それ程、辛かったのですが、

 

 

この海辺、

 

 

潮風に吹かれていたら、治りました!

 

 

 

なんて、アナログな!

薬でも医者でもなく?

 

 

なんて友人に言われましたが、

ドイツには確かにあるのです。

「塩水」を潜らせた空気の癒し、

 

「肺」にいいのだそうです。

 

 

 

前を歩く中学生二人、

 

ちょっと膝の悪い、おばちゃんも

 

 

「こんにちは〜」

 

きちんと顔を見て声をかけてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

ドイツでも

 

 

化石だの石だの、拾う名人、

 

 

同輩はあっという間に、拾ってきました。

 

 

 

貝殻

 

 

 

まだ、こんなに素敵な貝が拾えるんだ、

 

 

 

綺麗な水に揺られた、貝殻

 

 

やはり、綺麗な宝物です。

 

 

 

 

私たちの日本の旅、

 

 

最後の日々を飾ってくれた、

 

 

「竹野」の海の贈り物

 

 

 

 

 

❤︎

 

 

 

 

ほんの少し、

 

 

みなさんにご紹介して、

 

 

週末、私達また、旅、

 

 

車上の人となります。

 

 

 

再び、

 

 

 

行ってきます!  笑

 

 

 

 

❤︎