亡きママローザはよく言っていました。
「ドナウによろしく、ね。」
ドナウ川が流れるレーゲンスブルグ、
<アルテシュタット>=古い街の部分、です。
絵葉書の典型的モティーフのような、
<ドーム>=大聖堂、石の橋、古い教会の塔が幾つも。
橋のたもとの白い三角屋根の建物が<ザルツシュターデル>、
ここに私たちは終日いたのですが、
昔の「塩」の貯蔵所。
もう、ここには毎年、10年以上来ているにもかかわらず、
1日中、拘束されているので、
辺りを見ることがありません。
ただ、土曜のお昼前に、
急いで軽い食事用のものを買い出しに。
(ドイツでは土曜の12時でお店は閉まります。)
また、日曜の夕方、
楽器製作の仲間と一緒に食事へ。
その行き帰りに、歩きながら撮った写真です。
この建物の前ではいつも、観光客が説明を受けています。
謂れは知らないのですが、
窓を見るだけで古い建物だ、とわかります。
この像の前でも説明が。
この次には像の土台に書かれている文字を読んでみようと、思います。
私が知っている知識といったら、
ここは古く、「自由都市」だったこと、
カトリックと、プロテスタント、両方が等しく、権利を認められていたこと。
それくらいのもの。
今はユネスコ世界遺産として、たくさんの観光客がやってきます。
マルクトには「野の花」の花束もありました。
ほんの少し、街中から出れば咲いている、
マーガレット、スカビオーサ、サルバイなどなど。
オランダからの製作者の夫人、アニーと共に歩きます。
「気持ち良さそうなカフェよね。」
「うーん、赤い自転車、好き!」
オランダ人のアニーは毎日、自転車通勤をしています。
アニーはここに毎年、もう、20年以上来ているので、
道をよく、知っています。
人の多い道だけでなく、
狭い道にも魅力的なお店が見えます。
何をみているのでしょう?
いいな、私もこんな小さな物、見たい!
でも、時間がありません。
私たちはどんどん歩きます。
狭い狭い、路地を歩くのが楽しい。
飾られた、小窓を楽しみます。
なんとなく、秘密めいていて、ワクワクします。
時々は「上」を見なくてはいけません。
空?それもそうだけれど、
美しい、看板?
これを見るのも、一つの楽しみです。
これは仲間と一緒に行った、レストラン。
気取らず、外に座って。
お隣は、今からコンサートに行く人。
こだわらず、会話がテーブルを超えて行き交い、笑い、
楽しい、狭い路地です。
少し、離れたホテルに戻る私たちは一足先に、帰ります。
この塔は住むためのもの。
中世の高層住宅?
狭い路地の隙間に、<ドーム>の塔が見えています。
誰か、こちらに来る人を待って。
そう、思うと、
これから繰り出すのでしょう。
バイエルン地方の名物、
「ドリンデル」を着た女の子、
「レーダーホーゼ」、皮のズボンの男の子、
狭い路地が、ファッションショーの舞台のようです。
曲がりくねった路地<ガッセ>を行けば、
暗い中、夢のように浮かび上がる、ウインドウ。
上は懐かしい、小さなおもちゃ。
じっと見つめる人の気持ちがわかります。
下は「書く」もの、道具の「窓」でした。
ペン、インク、など、、、
暗いけれど、なんて魅力的な窓、窓、、
アンティーク屋さん。
自然素材の石鹸やさん。
暗い窓に見とれていると、同輩です。
「見てご覧よ、ここ、凄いよ。」
立ち塞ぐように立つ、家。
のけぞらないと、上まで見えません。
「ここに住んでみたい!」
同輩が直感で言っています。
すると、なんと、
映画「シンドラーのリスト」、
ご夫婦は短い間だけれど、ここに住んでいたのです。
突然現れる、「歴史」です。
教科書より、もっと強い何かを感じる、感じさせられる、場所です。
歴史的建物は続いて。
夜9時過ぎですが、まだ「蒼い時間」
やっと大きな通りに出ました。
ここは友人のホテル。中庭のある、レストランもある、素晴らしいホテルです。
レーゲンスブルグにはいっぱいホテルがありますが、
この時期、『聖霊降臨祭」の休日期間、
どこも満杯。
どうも男の子が多いな、と思うと、
サッカーのジュニア欧州選手権の試合リーグが行われていました。
気になる名前、「七つの海」「5つのエレメント」
そんな小さなホテルもあります。
<ドーム>に戻ってきました。
なんといってもわかりやすい、
路地は分かりにくいけれど、
この高い塔、大聖堂の塔、がいつも導いてくれます。
もう少し、
ここ、レーゲンスブルグについて書こう、と思います。
続きは次回。
今日は「街角」だけ、ご一緒に歩いていただきました。

























