Eittoness
大阪おでんなら「南たこ梅」
関西でおでんのことを
かんとだき（関東煮）といいます
大阪の南が庭という知人に連れて行ってもらいました
知る人ぞ知る
南たこ梅
大阪で「たこ梅」といえば
梅田、いわゆる北なんですが
心斎橋にあるとは知りませんでした
いったいどこが違うの？
ということは
ぜひお店にいって
愛想のよいオーナーの娘さんから
聞いてください
めちゃくちゃオモシロイ
さすが、商売人のおこさんや
なんたって
話しっぷりが気持ちいい
場所は南のアイコン
グリコのすぐ近く
心斎橋筋の靴屋さん
ダイアナの入ったところ
「まだあったんやー」
まだっていうのは
私が知る限り40年くらいですかね
懐かしい～
そのスジを入って30メートルくらい
小さなビルの１階です
時間は１５時３０分
まだまだサラリーマンなどは働いている時間帯
これくらいの時間にいくと
すんなり入れそうです
仕事でたくさん喋って
のどがカラカラだったので
まずは生中
日本酒のラインナップも豊富で
大好きな「真澄」もありました
人気店なので芸能人のサインも多く
常連さんからも愛されている模様
さてメニューですが
おでんだけでなく
一品料理も豊富なので
実際、メニュー選びに迷います
旬の野菜や魚を使ったメニューで
鱧ちり
鱧天プラ
たけのこ天プラ
たけのこ和え物
鰹の刺身など
口が大喜びするものがずらり
「あかん全部食べたい」
とはいえ
「かんとだき」を食べに来たのだから
と気持ちを切り替えて
「おでん」から選ぶ
あなたのおでんイチオシネタはなんでしょうか。
それは「大根」です
大根なくしておでんは語れん
まずは大根と湯葉をオーダー
ここのおすすめなところ
１つのネタを２人でシェアーしてくれる
切って出してくれます
そやけど
大根半分なんかでは足りん
と思っていたら
前出の娘さんが
「これは１個ずつにしときましょうかぁ」
といい感じで提案してくれたので
丸っぽいただけることになりました
その前にマグロの赤身にも見える
が実は新鮮なカツオ刺身
あかんやられた
キズシも捨てがたい
おでんに酸っぱいものって合うんだよね
さていよいよきたおでん
思ったことを口に出さずにはいられないタイプです
「わ、めちゃ醤油黒い」
と思わず飛び出ちゃった
これぞ「かんとだき」
醤油をケチって炊いたらあきまへん
のかと思ったら
「クジラで出汁を取っているから
黒くなるので、醤油辛いのとはちゃいます」
「失礼おば、いたしました」
かんとだきにクジラ！
絶対に入ってました「ころ」
子どものころ嫌いでね～
「あの美味さは今だに分からん」
それはさておき
おっしゃっるとおり
醤油がらさは微塵とも感じず
ほんのり甘味の中にうま味が凝縮して
なんともいえん丸ーいお味ですの
「懐かしい～」
ほんでもって「美味すぎて瞬殺」
お行儀が悪いとは知りつつ
お皿に残ったお出汁を
全部飲み干してしまいました
これと日本酒は漏れなく旨し
こちらトロトロなんです
これ絶対にクルクル回して
止まらんくなる癖になりそうなタイプ
いい大人になったので
そういうことはしませんけどね
こちらの名物は「たこの甘露煮」
柔らかいけど、かみごたえあって
味が長〜くお口に残るのです
酒飲みにウケること間違いなし
おでんの合間に天ぷらを挟む
コーンのかき揚げ
旬のタケノコ
どっちも風味や食感を楽しめました
塩でさっぱり食べるところもいい！
季節のしんじょはそら豆でした
ひろうすも大好きなのです
中にお肉が入っていました
ちょっと赤い粒々はしょうが天ぷら
練りものも美味しい！
なにをとっても
文句のつけようがなく美味しいし
ひたすら楽しみました！
〆はおでんのお汁でお茶漬け
サラサラいきまーす！
お店にはタコ飯もおススメ
たまたまお客様の予約があって
余分にあったので
テイクアウして息子飯へ
タコ飯と鯛の炙り
という家族サービスで終える
南たこ梅！おススメです
【追記】
2日後
来てしまいました^ ^
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