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早速読み始めて気がついたのですが、その後だけのストーリーだけではなく本当に最初っからのストーリー、ポニーの丘でアニーと過ごした頃からのことが文章で書かれてますから、読み始めてすぐ、「漫画の続きからの所からだけ読もうかしら?」と思ったのですが~
これがなかなか、最初から読んでいくと、子供の頃には気がつかなかった発見があったりして新鮮な感じなんですよねぇ。
やはり漫画では描ききれなかった、心情・状況・詳細が書かれていることが大きく、何よりも子供目線と今の私の目線では、受けとめ方が全然違います。
ちょっとびっくりしたのは、あのアンソニーがキャンディをぶったという事実
記憶にほとんど残っていないんですけど、かすかーにそんな記憶もあるような・・・
でも、それにしても、なんにしても、男の子が女の子のほっぺたをビンタするってー
その前後の話なんかはもちろん私の記憶にみじんも残ってませんでしたが、読めば読むほど、
「だってこうなったのもアンソニーの責任もあるんじゃないの?
いくら心配だったからって、なんで君がビンタするんだー??」って、突っ込みたくなる
それと、16歳の少年がバラの交配に成功して新種のバラを作出、命名して女の子にプレゼントって、そんなのアリ?!
なんて高尚な趣味なんだ。
日本人なら盆栽に長けた少年って感じでしょ?
って感じで、私の中でもキャンディと同じように優しくて男前で大人な感じのアンソニーのイメージのまま心に残っていたので、改めて読むとアンソニーのイメージ、ちょっと色々違うかもーという発見もありました。
まぁそんな些細なことよりも、とにかくめちゃ泣きましたー
かわいそうすぎたり、それ優しすぎるだろぉぉぉぉー、とか、あまりに酷い、辛すぎる、ってな感じで、キャンディってなんちゅー過酷な人生を若いときに過ごしてきたんだー!って、改めてびっくり。
それをそんな悲惨さを感じさせないのは、思い出に残るテレビ版キャンディの主題歌の最初の部分の歌詞と映像のせいではないか?と思うのです。
はい、あの「そばかす、なんて、気にしないわ。鼻ペちゃ、だって、だって、だってお気に入り。投げ縄木登り大好き、かけっこスキップ大好き~♪・・・」ってやつ。
キャンディのキャラが、いつもニコニコ笑っておどけてて、絶対へこたれない!
そんな象徴のかたまりの主題歌~♪
キャンディってなんてメンタル強いんだ!
まだ上巻しか読んでないんですが、泣きまくってます・・・・
えーっ、キャンディキャンディってこんなに泣く漫画だったっけ?
後半は手紙のやりとりが主になってくるとのことですが、分厚い本にもかかわらず、世界に入り込んじゃってどんどん読み進めます。
どなたか一緒に懐かしいキャンディの世界に浸りませんかー?
読んで下さってありがとうございます~