御多分に漏れず会社で早期退職制度が始まった
色を付けられた退職金で高齢社員を釣る
定年時には満額払われるか不透明な退職金
彼等の目にはどう写るのだろう
前にいた会社で早期退職制度を利用して辞めていった人がいた
働き盛りに会社の全盛期を謳歌して
若くして家のローンを完済し
会社が傾き始めるといい金もらって退職
こんな人もいる
今では派遣切りで死ぬ思いをしている人達がいる
この差は産まれた時代のせいか
こんな時代に生まれたことを嘆くしかないのか
人間は時代の流れに流されることなく自分で考え自分で決断し
悲しみや苦労の中から幸せをつかんできた人こそ人生を語る資格があるのだと思う
そしてつかんだ幸せがいかに価値のあるものかを知っている
それは与えられた幸せでなく自ら汗水垂らして獲得したものだから
ただ苦労も知らず時代に流されてきた人は何を語れるのだろう
ただ幸せを与えられてきただけの人はその大切さを感じることが出来るのだろうか
たぶん全てを失うまで彼らはその大切さを知ることは出来ない