☆嗅覚と触覚
皆さん、こんにちわ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
いつも、ご愛読ありがとうございます。
それでは今回は、嗅覚と触覚についてお話させていただきます。
原始的な感覚系
動物にとって、嗅覚と触覚は無くてはならない大切なものです。小さな赤ん坊は、全身で色々なものに触れ、香りを嗅ぎ、その情報は、無意識のうちに脳に送られて心と体を育てます。
嗅覚と触覚は、進化の過程の早い段階で発達しました。生物が生きるために必要な生殖、捕食、危険の回避などに関わる感覚だったからです。
身を守る武器でもあり、嗅覚と触覚を使って敵か仲間か、毒になるか食べられるかを見分けました。
嗅覚は、哺乳類だけではなく魚類、両生類、鳥類にも備わっています。私達が普段、悪臭、ガス、腐った食べ物の匂いに瞬間的に気づくのは、それらが体にとって「危険なもの、避けるべきもの」だと本能的に分かるからです。また、触れて確かめたり、雰囲気を肌で感じる、直感的に触れたい、近づきたいと思う人やもの、場所を判断するなど、皮膚感覚もアンテナとして働きます。
今、ごく日常に当たり前に存在しているパソコンやテレビなどによって、圧倒的に視覚と聴覚からの情報にあふれていますが、アロマテラピーでは、精油を使ったトリートメントを通して、積極的に嗅覚と触覚を刺激します。そうすることによって、忘れていた感覚を呼び覚ましてくれるかもしれません。
ささやかな香りを嗅ぐと一瞬で眠気が吹き飛んだり、心地よいトリートメントでイライラが鎮まったりするのは生き物の原始的な感覚である嗅覚と触覚に働きかけるためです。これらの感覚は、感情や気分、記憶、本能行動、知的活動などの関係が深いと言われています。
【大脳新皮質】
大脳表面の部位。大脳皮質ともいう。知性、理性、創造、知的活動などをつかさどる。
【大脳辺縁系】
脳の内側にあり、大脳の古い皮質と海馬、扁桃体(核)、帯状回、脳弓などを含む一連の部位。本能行動、記憶、情動などをつかさどる。
【扁桃体(核)】
快・不快、喜怒哀楽など情動の中枢。大脳辺縁系に含まれる。
【海馬】
記憶の中枢。大脳辺縁系に含まれます。
【嗅球】
大脳半球底面に左右一対ある。嗅神経からの信号を最初に受け入れる。
光や音の刺激を目や耳など感覚器(受容器)が受取り、神経によって脳に伝えられることにより感覚が生じる。嗅覚も例外ではありません。鼻の奥にある嗅細胞が香りの刺激を受け取り、嗅神経によって脳に伝達されていきます。
嗅覚の中枢は側頭部のやや内側にあり、大脳辺縁系の扁桃体(核)や海馬がその信号をダイレクトに受け入れています。
そのため、視床・大脳辺縁系に入る視覚や聴覚など他の感覚よりも嗅覚は生物としての本能や感情を揺さぶる力が強く、反応が速い。
最終的には、大脳新皮質の側頭葉にある嗅覚野で処理され、過去の記憶と照らし合わせて何の香りかを認識します。