RIZIN.30 さいたまスーパーアリーナ 2021年9月19日(日) 開場12:30/開始14:00
RIZIN.30を観に行ってきました!!
昨年大晦日以来のたまアリ大会、依然としてコロナ継続中の中、なんとかチケットを手に入れて
観に行くことが出来ました!!
今回は10試合とやや控えめな?試合数ですが、実際はこれくらいがちょうどいいという数です。
しかもバンタム級トーナメント2回戦4カードの他にも、かなりバラエティに富んだ、それぞれに
みどころの多い、全てに勝負論のあるカードがあって、期待値はかなりありました!!
さてさて、当日はファンクラブブースでマグネットシート配布ということで、冷蔵庫用にと思って(笑)
もらいに行きました。時間丁度くらいに行ったらすでにかなり並んでいて焦りましたが、ゲット。
なにかもらえるサービスっていいよね(^^)
サカキー挨拶
愛知のイベントみたいなのを危惧してるのかな?珍しく最初からあいさつに立ちましたね。
ちゃんと協力しますよ。
オープニング
まあこんなもんですかね。前回リオ五輪後のRIZINでも五輪を少し引用した煽りはあったんですが
あれは曲も秀逸だったんでかなり名作の印象。今回は、まあ及第点と言うことで。
いつも思うんですが全選手入場の締めで特効の爆発がある時、
選手が耳ふさぐの見るのなんか嫌じゃない?
第1試合 キックルール -46.5㎏ 〇ぱんちゃんvs百花× 判定3-0
ビジュアル先行と思われがちですが着実に地力をつけてきているぱんちゃん。
百花も引かずに応戦しますがリーチの差はあったか、ぱんちゃん判定勝ち。
まあ女子キックだとなかなかKOは難しいですよ。しかし今後はなかなか、ぱんちゃんを見たい・
見たくないとかではなく、たまアリでやるべき相手やストーリーが無いのが痛いところですね。
第2試合 -66㎏ 〇昇侍vs鈴木千裕× 1R TKO
若手ホープの鈴木千裕だから昇侍はきついかと思ってました(ゴメン?)
打撃決着は予想していましたがまさか秒殺KOとは…素晴らしい!!!!
いや、昇侍はねー。ちょっと長く書くけどね。アラフォーのザ・紆余曲折というか(苦笑)
『PRIDE全盛期憧れ』の筆頭世代で、PRIDE出場を目指しながらも消滅しちゃって、パンクラスで
王者になったのに、自分に負けたウマハノフが後継のDREAMに出たりしてて。
声がかかったと思ったらしょっぱい判定負けで、それ以降一切オファーなく。
紆余曲折を経てそれから12年(!)かな?やっとRIZINに呼ばれたと思ったら試合間隔短くて
しかも朝倉海のほぼカマセ状態の扱いで呼ばれるという。。。で、結果も出ず。
わかりやすく苦労人ですよ。
そうそう、DREAM参戦直後だったかな、DREAMの試合前の会場外のイベントで、プライベートで
見に来たのか、昇侍がイベントブースの近くにいたんですよ。関係者に挨拶しようとしていて。
たぶん気づいたの私だけだったのかな、誰にも気づかれず。
まあ有名選手ではないから仕方ないと言えば仕方ないけど。それでも、関係者に挨拶した場所が
ちょうどイベントブースの裏で、自分の位置的にそのあたりも見えてて、関係者は昇侍にイベントに
顔を出してよみたいに言っていたんです。ただ、他にも目玉の選手(所選手とかだったかな?)が
来る場所だし、そもそも呼ばれたわけではないからか、固辞と言うか遠慮して、イヤ、いいっす
いいっす、みたいな。DREAMに1回しか出てなくて負けてる自分は出られない、みたいな感じ。
私としてはせっかく来たんだから出ていいのにと思ったんですが。たぶん言えば昇侍ってわかる
マニアしかいなかったんだからあの当時のDREAMの試合前イベントに来る人なんて(笑)
彼の人柄がわかる印象的なシーンでした。
今だったらYoutubeを見てる若い人もいるし、ファンはけっこういると思うんですよね。
そんなことを思い出して、まあ一言では言い表せませんが一人感慨深くなっていた私でした。
第3試合 -66㎏ 〇太田vs久保× 判定3-0
(何を見させられてるんだ顔の太田アナ?)
K-1で出てきた当時は久保きゅんなんて言われていたような…いつの間にやら闇落ちと言うか
何というか…。いつからこんな風になったんだか。あまり関われない夫婦ですね。
しかし打撃の良さは折り紙付き。寝たら終わりとは言われても、キックの選手がテイクダウン
ディフェンスを身につければ一気にステップアップしてMMAでは強くなれるので注目でした。
が、やはり太田のテイクダウンはさすがの一言。なかなか展開は作れませんでしたがハッキリ言って
漬け込むのもある意味大事なんですよね。2戦目でレスラーが即一本なんてなかなか難しいです。
ガチガチのクローズガードだったしね。逆に久保はあれやるだけじゃ立てないんで、テイクダウンの
ディフェンスだけじゃなく立ち上がる技術をどこまで身につけたか見たかったですけどね。
太田は-61で今後はやるんですよね?久保きゅんはキザエモンとどうですかね。
―RIZINガール紹介―
色が増えた?スカートの形も変わったね。
第4試合 -66㎏ ×ウルカvs堀江〇 判定3-0
かなり勝負論あるカードを持ってきましたね。ウルカはテーピングが目立つ。
あれだけのテーピングをやるということは?フェザー転向で少しでも対格差を補うために
筋肉の動きをサポートするためのものなのか、それとも見たまま腰背部をかなり痛めたか。
動き自体は悪くは見えない、けど堀江のうまさなのか、対格差なのか、組んでバックを取る体勢で
コントロールしきれない。と思っていたらやはり腰をケガしていたんですね。ギックリ腰って。
どのくらいの状態かはわからないけどよくあれだけやれたなあって。頸?ヘルニアもあるみたい
なので、マジで気を付けて欲しいですね。堀江はフェザーの中で少し位置が変わってきたか?
第5試合 -71㎏ ×武田vs矢地〇 判定3-0
やればできるじゃんヤッチくんよ、な試合。武田はあのアームロックは極めないとダメなやつでした。
矢地はしっかり対処できていたので(セコンドのおかげか?)、抜けてその後はしっかりダメージを
与えて与えて、組でも負けることもなく、しっかり対峙して判定勝ち。
全編通してこういう試合が出来るなら国内ライト級ではなかなか負けることはないかもしれません。
ブランニューやっちくんの名称はともかく確かに完全リニューアルって感じですね。
てことはやっぱりポテンシャルはあったということですかね。
ただ矢地も武田も国内であまり相手がいないですねえ。。。
いや、いないことはないけどストーリーが無さすぎるというか。外人来ないときついな。
そうそう、試合でちょっと気になったのは、最初の飛びヒザはまあいいんでしょうけど武田が
グローブタッチに来ていたところなのでちょっと気になりましたね。
あ、矢地の入場曲はギター部分も流してほしかった(笑)
第6試合 -49㎏ 〇浜崎vs藤野× 判定3-0
学芸会は言い過ぎだけど(苦笑)それでも選手の関係者をなんとか連れてきて少ない客席を
とりあえず埋めて、純粋な格闘技ファンはほぼいないような、そんな会場での試合なんて
浜崎も含め多々やっていたわけですからね、数少ないどマニアな自分はそこにいましたけど(笑)
本当は欲しかったけど、狭いジョシカクの会場なんてサインをもらうチャンスなんかいくらでも
あるのに、もらいにいくのがなんか恥ずかしくて行けなかった当時の自分。。。
だからこそ(?)こちらとしても感慨深いですよ。たまアリでバチバチ殴り合うんですからね。
あ、親方はやめてほしかったなあ(笑)いちおう、特攻天女て異名があるのでね。
((天女感はありませんが…(スマン))
試合は最後までスタンド殴り合いのジョシカク版やれんのか状態。ボクテクで上回る浜崎が
判定勝ち。藤野は-49でできるならいろんな選手とやって欲しいですね。イズム伝承で!!
―石渡伸太郎引退セレモニー―
『こんな時代が来てくれてよかった』これに尽きます。
石渡がRIZINで、たまアリで引退セレモニーをやってもらえるなんてね。
素材だけならまだまだ上に行けただろう稀有な日本人選手でしたから、引退は残念ですが。
でもケガの具合が頸関係なので、これはもう何も言えませんね。
とにかく今までお疲れ様ではなく、ありがとうと伝えたい。
ちゃんと10カウントゴングをやってくれたのも良かったですね。
プロレス発祥だしMMAでRIZINとかではあまりやらないので、若い人なんて知らない儀式ですし。
シーンとした中での10カウント、染みるんですよね(しみじみ)
最後が太田さんの声だったのも最高でした!
(セレモニー後に退場したのにめっちゃすぐ戻って来て休憩中に一人解説の準備に入る元選手)
―休憩(約15分)―
―サカキー挨拶2―
斎藤チャンプ、完全に営業の人(笑)飲むシリカ売りに来た人じゃないよね(笑)
RIZIN.31はコイケ戦じゃないんですね。そこの諸々は色々ありそうなので?置いといて。
相手誰がいるかなあ。
休憩明け、ヤマニハの試合はまだなのにリングサイドの席に鈴木博昭来たやんと思ってたら
参戦発表がまさかのMMAデビューとわ。これは楽しみですね。契約体重はまあ仕方ないか。
奥田はさすがプロレスラーですね。素晴らしい煽りです。短さと伝わりやすさも大事なとこで。
これで勝ったらさらにマイクでなんでも言えるし、負けても負けっぷりと言うところが評価される。
ただじゃ倒れないプロレスラーらしく、これはもう100点と言っていいマイクでした。
ちなみに、朝倉未来は会場にいるならビジネスとして挨拶くらいすればよいと思いますね。
そしてまさかのキングカズ次男…大晦日は申し訳ないけどキング見たさに行くかもしれない(苦笑)
まあ参戦にはいろいろあるんでしょうから今の時代に特に文句は言わないけど。
普通にイベントの一つに組み込むのか、オープニングマッチ、第0試合、番外の試合みたいな扱いに
するのかでいろいろ意見がでそうですね。
第7試合 -61㎏ バンタム級トーナメント2回戦 ×元谷vs瀧澤〇 1R TKO
元谷は説教ですね。大説教です。負けるだけでもありえないのに、あの負け方はナイです。
瀧澤は基本は打撃しかないわけで、前回は岡田がいろんな想定をした中で打撃メインで来るとは
思わなかったから面食らって後手後手になって、元谷は優位に進められたわけで、あれを調子に
乗ってイケイケでまたやろうとしちゃだめなんですよ!!いくらなんでも油断が過ぎるわ。
このままでは強いのに良いところで勝てなくなるRIZIN版前田ヨシロー状態に…(前田すまん)
第8試合 -61㎏ バンタム級トーナメント2回戦 〇扇久保vs大塚× 判定3-0
扇久保は太ももが前よりだいぶ発達した?四頭筋もハムもかなり盛り上がっていましたね。
コンディション良好なんでしょう。しかし1Rでパンチもらった時は見えてなくて棒立ち状態(笑)
あと最終Rでのテイクダウンですね。ちょっと油断したか。まあ結局全編塩っぽかったけど、
意地が見えたスタンド展開でしたね。どちらかと言うと大塚はカウンターっぽい感じだったので
前に出続けた扇久保が獲ったのかなと。そんなところです。
塩vs塩はだいたいこんな感じじゃね?
第9試合 -61㎏ バンタム級トーナメント2回戦 〇井上直樹vs金太郎× 判定3-0
金太郎は良い試合しましたねえ~。ヒリヒリした緊張感ある試合で素晴らしかった。
井上はもうスピードも圧力もあって、序盤から金太郎あっさり負けるかもなんて思ったりしましたが
全くそんなことはなく、もう素晴らしい試合内容です。策はなんだったんでしょう、左にカウンターぽく
合わせてそこからの追撃というところだったんでしょうか。右が当たるところは結構あったように
見えましたけど、その先がなかなか行けなかったですね。試合後も遠かったみたいに
言っていたのでその部分でしょうか。ボディもけっこう当たっていました。いずれにしても金太郎が
勝ってもおかしくないくらいの内容はあったと思います。
もちろん前足を蹴られすぎたってのはありますけど。井上は相手の得意分野で堂々と行くあたり
何気に気が強くていいですね。金太郎はトーナメントのリザーブ候補でいいでしょう。
第10試合 -61㎏ バンタム級トーナメント2回戦 〇朝倉海vsヤマニハ× 判定3-0
前回から気になっていたんですけど、スピードが段違いなのに、あんなスローなパンチがなんで
当たるんでしょうか(苦笑)怪物くんが何か授けたんでしょうか?
コーナー背負って危ないのに当たったりしてるのがなんか面白いというか。
ただテイクダウンはまともに取れないしグラウンドの展開を作れない以上スタンドで上回る
朝倉が判定勝ち。朝倉は消化不良感もあったでしょうがガッツリ得意のスタンドで課題が見えた
だろうと思うので今後立て直したいところでしょうね。
―試合終了後―
全て終わって20時前だったかな。試合後にアリーナに降りて石渡にありがとうと伝え、帰宅。
なんか規制退場とか言ってるんですけど誰も聞いてないし指示通りに退場してもなんか同じ感じが
しましたね。
―大会総括―
終了時刻はおよそ予定通りではありましたが、期待値の高いラインナップほど判定が多いと
いうのは一種のあるあるみたいなもので…。ちょっと判定試合は多かったかな~
ただそれぞれにストーリーはついたと思うので、今後期待なのは変わりませんね。
バンタム級はたぶん、朝倉vs瀧澤、井上vs扇久保になるんでしょうねえ。まあいいけど。
なんかそんな気がする。
★今回の支出コーナー
〇チケット(SRS)…約¥30,000
〇交通費(高速・駐車場等)…約¥4,000
〇食費…約¥2,000
〇グッズ購入なし
〇スカバーPPV…約5,500
◎合計 約¥41,500
☆大晦日の堀口戦を繰り返し見てた時、なんとなく見てた2歳児に「きょーじ」を覚えさせたら
RIZINの録画を見てるだけでなんでも「きょーじ?」と聞いてくる今日この頃。かわいいでしょ。