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gentle sunshine

かわいいお花と大好きな音楽とほっこりすること。



(2014.6.13-6.22 ウィーン・パリ旅行より)

「ウィーンのトラムの模型を買うこと。」
これは旅行の目玉の一つでした。

ウィーンの中心、世界遺産に認定されたウィーン歴史地区は5kmのリンク通りに囲まれています。
その通りを行き交うのが路面電車、トラムです。

前回宿泊したホテルの窓を開けるとトラムの音が聴こえて心が和んだものです。
帰国しても心に残るトラムの音・・・トラムはもって帰れなくてもせめて模型なら・・・と思い、街の中心からは離れた模型会社を訪れることを決めました。

鉄道ファンでもない私がこんなにトラムに執着していることに夫は呆れていたと思うのですが、何も言わず買い物に付き合ってくれました。
思いのほか大変なことになろうとは知らずに・・・。



インターネットで調べたところ主要な駅で買えるのは「おもちゃ」レベル。
写真を見ましたが・・・納得できません。
さらに調べて鉄道模型メーカーのLeopold Halling 社が発売しているトラムを見て
「これがいい!」と。

住所を確認していざ向かいます。
メトロとトラムを乗り継いで停留所を降り・・・驚きました。
いままでいた歴史地区とも住宅街とも違う・・・

「工場地帯だー!」

住所がわかっていればなんとかなるだろうと思っていた私たち。
甘かった・・・。
近くにいることはわかっているのですが、たくさんの事務所や工場があって、しかも看板はレストランなどのように目立っているわけでもありません。
何人かになんとなく教えてもらいながら、結局30分くらいウロウロしたでしょうか。
ちょうど郵便配達の方がいらっしゃったので教えてもらって・・・やっと見つかりました。




これじゃぁ分からないよー!
(今後訪問される方のために載せておきますね。)




アポイントメントなしで訪問した私たちに売ってくれるのかも分からないままドアを開けオフィスへ・・・。
ドキドキ。
すると女性がやさしく対応してくれました。

よかった!

たくさんの模型が飾られていました。中には日本の車両もあります。
数種類あるなかでレトロな1両タイプに決めました。
モーターなしで78ユーロ・・・うーむ、なかなかの価格です。
でも、インターネットで見たあの「おもちゃ」とは明らかに違います。かわいい!
英語はあまり通じなかったけれどこちらの気持ちを十分に汲み取ってくださいました。
(クレジットカードも使えます。)

やっとの思いで手に入れたトラム。
協力してくれた夫にただただ感謝です。ありがとう!







(2014.6.13-6.22 ウィーン・パリ旅行より)

これは2年前ベルヴェデーレ宮殿の美術館を訪れたときに惹かれて買ったものでいつも玄関にあります。
クリムト作品の一部分なのですが、帰国してからこの作品自体を観ていないことに気づいたのです。

2012年はクリムトイヤーでたくさんの美術館がクリムト一色でした。
私たちも見逃しのないように訪問したつもりでしが・・・

「あ、MAK(応用美術館)へ行っていない!」・・・・もう後の祭りです。

というわけで、今回ウィーンの旅では唯一の美術館訪問となりました。



リンク沿いでトラムを降りてすぐにあります。




館内です。

吹き抜けの優しい明るさと静けさが私たちを作品へ誘います。

日本を含めたアジアの陶器の展示も多くありましたが、私たちの気持ちはクリムト。あの作品、あるかしら・・・


ありましたー!

きれい!

父や兄弟に金細工職人を持つクリムト。
絵画の才能と合わせるとこうなるのですね。
あぁ、観ることができてよかった!

他にも2つほど彼の作品がありました。
こちらは「接吻」を思い起こす感じですね。




柄の丸みは女性、四角は男性を意味しているそうです。
こちらも男女こそ描かれていませんが、イメージとしては男女のようです。





別の方の作品でステキだったので一枚。
本棚を描いていますが、これ、織物なんです。
素敵だったなぁ。





MAKの近くにはシュタットパーク(市立公園)があります。

この日も快晴!気持ちよくすこしお散歩をしました。




有名なヨハン・シュトラウス像もあります。
平日のせいでしょうか、観光客はあまりいませんでした。





散歩と絵画を楽しんだウィーンでのひととき、しあわせな時間です。


(2014.6.13-6.22 ウィーン・パリ旅行より)


私たち夫婦にとって3度目のウィーン。
公演スケジュールを確認してはうーむと悩んでパスしてきたコンツェルトハウスでしたが、今回は
オペラ歌手ピョートル・ベチャワとウィーンフォルクスオーパーの共演でした。
ビビっといいかも!と思ったのです。

しかし、実際は・・・直感を遥かに超えた楽しい時間が待っていたのです。






こちらがコンツェルトハウス、可愛らしい建物です。
(かかっている黒い旗についてですが、いつもあるわけではなくて・・・・すこし調べてみたのですが、もしかしたらどなたか亡くなっているのかも・・・)

時間はもう夜ですが、まだまだ明るいです



こちらは館内。照明デザインが好きです。ゴールドというか真鍮に近い色なんです。
楽友協会より
カジュアルな雰囲気でした。

さて、ステージへ向かいましょう。





こちらは2階席からの眺めです。
舞踏会シーズンには椅子が取り払われて特別な空間になっていたのをテレビ番組で見たことがあります。

席の周りを見渡すと・・・高齢の方が多い!
60代、そして杖をついた70代の方もたくさん。
女性が多いですが、御夫婦でという方もたくさんいらっしゃってほぼ満席。

すこしびっくりしつつ・・・演奏がはじまりました。

フォルクスオーパーのポルカやワルツなど短めの曲を1曲演奏したあと、ピョートルさんが登場してオーストリアやイタリアの歌曲を1曲という構成が交互に続きます。日本で行われるフォルクスオーパーのニューイヤーコンサートに似ていました。

ピョートル氏の声がとっても艶っぽくてステキでした!
きっと・・・会場の女性たちはかなりのファンとみました。
日本でいうと氷川きよしさんのコンサートみたいな感じ?
それでは同伴のご主人はどうかな・・と思ったら・・まぁ笑顔で大きな拍手!男性ファンも多いのです。

会場が広めで1階のやや後ろの席からは音が遠いかなという感じでしたが、シルバーグレーの観客の高揚した空気は私たちを後押しし、私たち自身も不思議な感覚でどんどん気持ちが高ぶっていきました。

日本で聴いたことのあるジーツィンスキーの「ウィーン、わが夢の街」のときはもう嬉しくって・・・

「(歌詞)ウィーン ウィーン おまえだけは変わることなく わが夢の街であってくれ 古い家々が立ち並ぶ街 かわいらしい娘たちが行き交う街 私が幸福に 有頂天になれる街 それはウィーン それはウィーン 私のウィーン!」

こうして書いているいまも目がウルウルしてきます。
会場のみんなが同じ気持ちだったと思います。
ほんとうにウィーンが好きなんだなぁ、と。
来てよかったと心から思いました。




本編を終え、アンコールが始まったのですが・・さらに驚くことがありました。
もう何曲歌ってくれたのか思い出せないのですが、それはそれは大サービスでした。

・・・というか、歌っても歌っても高齢の高揚した観客たちが総立ちで拍手し続け帰ろうとしないのです!
もうさすがに終わりかなと思って席を立ったらまた歌が始まって慌てて席に戻ったり、さらには元の席より前の空いた席に行ったりして・・・

ちょっと強引では!?と思うくらいで笑ってしまいました。
「はぁー楽しかった!」とホカホカした気持ちで
会場を後にしました。



こち
らのカフェ シュヴァルツェンベルクは夜遅くまでやっていて、コンツェルトハウスや楽友協会からも近くリンク沿いにあるので何度か利用しています。

今回も小腹がすいたので寄りました。

ここの雰囲気も大好きです。
コンサート帰りの方もいたのかもしれませんが、大人(の振る舞いができる方)が多くてほっとします。
この時間(22時過ぎ)でこの雰囲気・・日本のカフェでは実現しないだろうなぁ。


ほんとうに楽しかったあの夜から、もう1か月が過ぎようとしています。







(2014.6.13-6.22 ウィーン・パリ旅行より)

冬になると日本でも買うことができるのです。
でも、ウィーンで買いたい!

2年前のウィーン旅行から帰ってきてからそう思うようになりました。
あまりに楽しく充実した毎日だったので、帰国して寂しくなってしまったのです。

「荷物になるのに・・・」と夫は言いましたが、
いいえ、移動したパリで早速ウィーンが恋しくなってホテルのベッドで何度も眺めましたので、ちゃんとウィーンで買う価値があったのです。
(パリについては後日ゆっくり書いてきます。)

19ユーロのシュテファン寺院。オーストリア製。

人生で初めて買ったスノードーム。
大人なのにね、恥ずかしげもなく。





三菱一号館美術館で行われている
冷たい炎の画家-ヴァロットン展 へ行ってきました。

去年訪れたときに彼の版画を知って気になっていたヴァロットン。
初の回顧展であり、パリのグラン・パレ、オランダのゴッホ美術館を巡回しての東京・・・ということでワクワクしていました。

油彩画については上の写真の一枚を除いてあまり好みではなかったのですが、白と黒のみの版画は大好きでした!
日本の浮世絵が好きだったそうで影響も受けているのでしょうけれど、冷淡で皮肉っぽさがありながら、ユーモアや可愛らしさも兼ね備えた作品に見とれてしまいます。

1900年のパリ博覧会で「動く歩道」があったという映像をパリで観て驚いたのですが、それをスイス出身のヴァロットンは冷静に、少し冷ややかに浮かれる人々を捉え版画にしています。
「暗殺」や「自殺」など「死」や「戦争」をテーマにした作品は冷たすぎてちょっとひやっとします。

そのほか、パリのブルジョワの男女をのぞき見したような密室シリーズ「アンティミテ(フランス語で「親密な」という意)」は素敵。纏う服や壁の模様、小物などで当時のフランスらしさが垣間見ることができます。

版画集は行く前から買うことを決めていましたが、今回のグッズは私にとって魅力的なものばかりで困ってしまいました。そもそも私が黒を好きというのもありますが・・・・
迷って迷って版画集とカレンダーを購入しました。
カレンダーは今月から来年12月分まであるというのがすごい!
カレンダーとしてというより、おそらく気に入った画を飾って楽しむと思います。

それと・・・ひとつよかったことがあります。
この美術館は作品の保存のため室温を他の所より結構低めに設定しているようで、夏の薄着で訪問するときはストールを持参する必要があったのですが、なんと今日はウールのボタン付きのストールの貸出がありました。いつからなのでしょう、とても嬉しかったです。



美術館の入口はバラが満開でした。
とーってもいい香り


開場すぐで人もまばらだったので明るく静かな空間でした。
来るたびに思いますが、ここはほんとうにステキ。
美術館の2階3階の渡り廊下から見える景色も大好きです。


ご主人さまへ。
三菱一号美術館サポーター制度というものがあります。
年2回ほど行って心地よい時間を頂ける私たち夫婦にとっては応援やおひねりという意味も含めてよい制度な気がします。
どうでしょうか。入りませんか?