どうも。アロームです!
本日の入荷は、うしとらとBTBの5種です。
#fruitstories はまだBEB版もBTB版も在庫がありますので是非チェックしてみてください!
さて、週明けに入荷を予定しているダガラードブルーイングの缶5種についてご紹介いたします。
2014年、Ben Coliにより設立された、カナダのブリティッシュコロンビア州南西部のバーナビーに立地する小規模ブルワリー。ベルギー産の酵母、スパイス、ヨーロッパ産の麦芽とホップを使用し、ベルギービールにインスパイアされた、表情豊かでユニークなビールを醸造し、近年細分化・専門化の進むカナダのビールシーンにおいて、ベルジャンスタイルに特化したブルワリーとして存在感を示している。醸造所名の“Dageraad”とはアントワープの東側にある広場の名前で、フラマン語で「夜明け」または「日の出」を意味する。
今回は、前々回にご紹介した大瓶3種のほか、缶が5種入荷します。
Dageraad Brewingの所在地Burnaby市にちなんだ名を冠し、ビアコンペでの受賞歴多数のブルワリーを代表するブランドのベルジャンテーブルビール(セッションエール)。レモンのようなシトラス、香ばしい麦、フローラルなホップ、爽やかなコリアンダー、軽いクローブ感が実に程よいバランスでまとまっている。キャラクター豊かながらも、クリスプかつドライで、ゴクゴク何杯でも飲めてしまう。Dageraadでとりあえずの一杯目はコレ。
パッションフルーツを使い、シトラホップでドライホップした、軽く酸味の利いたベルジャンウィートエール。デリケートなパッションフルーツのフレーバー、シトラホップの軽いダンク、爽やかなでクリーンな酸味、フローラルなイーストのキャラクターがバランスよく合わさって、爽快でリフレッシングな味わい。薄めの液色に軽めの濁り。サワービールというほど酸味は強くなく、尖ったキャラクターではないので、喉の渇きを癒すとりあえずの一杯にゴクゴク行ける感じのビール。
リミテッドリリースのベルジャンペールエール。ベルジャン酵母由来と思われるプラムや洋ナシ、アプリコットを想わせるエステルと、黒コショウを想わせるフェノールが香る。アマリロ、カスケード、ザーツホップのオレンジ、パイナップル、山椒を想わせるフルーティーなキャラクターがそこに重なる。かなりドライでホップ寄りのバランスだが、クリスプな麦と綿あめを想わせるような微かな甘みと口触りが隠れている。ホップの苦味とフェノールの相乗効果でピシッと引き締まった印象。
グレープフルーツピールとシトラホップの効いたDageraadの定番商品のベルジャンブロンドエール。ベルジャンイーストの洋ナシのようなフルーツ感とペッパーのようなスパイス感が、シトラホップとグレープフルーツピールのシトラス感にデリケートに調和する。ドライめで苦味は中程度。尖った感じではなくドリンカブルにまとまっていて、ベルジャンと気負わずにゴクゴク飲める。
話題のチオール前駆体をフルーティーなチオールに変換する能力を持った酵母を用い、カスケード、カシミアホップとレモンピールを使って醸造されたIPA。レモンピールの香りに混ざって、グアバ、カシス、スミレ、パッションフルーツ、グースベリー、バナナのようなエキゾチックなフルーツが華やかに香る。苦味は弱め、やや甘めのフィニッシュでフルーツのジューシー感が際立つ、ユニークなフルーティーさのIPA。