20代の頃から読んでいる、古い小説。
もともと古本屋で買った時点で古かったものがさらに古くなり、
何度も読みすぎてカバーがボロボロになり、
ついにカバーがなくなってしまったものや、
(風で飛んでいったものもありました、冗談ぬきで。)
ページがバラバラになり、捨てざるをえなくなった本も。
買い直せばいいんですが、古びた本が醸し出す味わい深さと、手になじむ感触が好きだったんです。
昔は、ベッドで本を読みながら寝落ちする。
という習慣があったため、寝ながら読むには文庫本がしっくりきます。
でも。
もう、寝ながら本を読む習慣もやめたし、
すっかり字が薄くなった本を読むと、首や頭が痛くもなります。
それに今は、youtubeで朗読も聴ける時代なので。
古い本たちは、少しずつ少しずつ、ここ数年にわたって処分してきました。
実家に置いてあった本も、もう処分していいと伝えてあります。
どうしても手放し難いものが、あと少しあるけれど。
いよいよもう、捨てようかと。
本に限らず、あらゆる持ち物を処分して、少しでもミニマリストに近づきたいのです。
ここ数日間ずっと家にいるので。
捨てるものをいろいろ選別しています。
昨日はタロット勉強用にと、
カラーコピーしたカードを、ノートに1枚ずつ貼る作業もしました。
コロナになってから、タロットカード本体は一度も触っていません。
なので、コピーしたタロットカードの紙を眺めながら、
できなくなったイベントに思いを馳せ、
カードの絵柄をぼんやり眺めていました。
今日は1日じゅう、雨が降っています。