こんにちは愛知県岡崎市の「ホリスティックハーバルセラピースクール&カウンセリングサロン アロマヴェール」です
今日は、とっても嬉しくて、寂しい、だけど、やっぱり嬉しい、ほっと一安心…そんなお話をご報告です
ブログにも投稿で少しUPしましたが、
当店の中庭のちょうど、窓を開けた目の前。
ヤマボウシの樹の地上から1.7mくらいのところに巣を作ったヒヨドリ夫婦のお話です。
白いきれいなお花が満開の時、東京のネイルサロン「スプランディード」様が、ご注文されたオーダーメイドハーブティー。
その撮影に添えるお花を樹から切ろうとしたら・・・
あっ見つけた
鳥の巣です
市街地らしく、小枝と一緒に、畑からとってきたのか、ビニールひもを使って編んだ、小鳥の巣を発見
どんな鳥の巣なのかな・・・と思って、カーテンをちらっと開けてのぞいてみたら・・・
来た
ヒヨドリです
ヒヨドリは、市街地には良く見られる鳥で、人に慣れるので、平安時代には、貴族の間で飼われたりしたそうで、
「縁起が良い」と言われる鳥だそうです。
「これから卵を産んで、育てるのかな楽しみ~」
と思っていた矢先に・・・
全国で大きな被害をまきちらした、台風と大雨
大雨の中、巣が気になって、1日に何度ものぞいてみると・・・
なんと
ヒヨドリが、風と雨でブンブンしなる枝の巣から飛ばされないように、身をかがめて、1日中巣を守っています
(3日間、すごい雨だったのにね…)
「これは、卵を温めているのかな?」と思っていたら・・・
台風が去って、晴れ間が見えだした日に・・・
ピィピィと小さな声が聞こえるではありませんか
無事、卵をかえしたヒヨドリのお母さん。
「よく、がんばったね~~~」と私も感動で涙です
最初、2羽かなと思っていたら、4羽いることがわかりました。
4羽のヒナたちは、親鳥のお父さん、お母さんが、約10分ごとに交代で、
餌(カナブン、ミミズ、バッタ、ハチ、樹の実など)を加えて、「ピヨピヨ、ピヨピヨ(可愛い子供たちご飯ですよと言っているかのような、優しくかわいらしい声)」で、フェンスをつたって、樹の枝に止まると、
「ピーピーピーピー」と大きな声で、大きなくちばしと、細い首を乗り出して、餌をもらっています。
そして、
親鳥が次のえさを取りに行くのに立ち去ると、
何もなかったように、シ―ンと身を伏せて、黙り込み、身を隠します。
ヒヨドリの巣立ち(巣から出ること)は、卵がかえってから、約10日間。
すごく短い間に、一人前になって、大きな社会に出るために体を作らないといけません。
親鳥たちは、せっせと餌を朝から晩まで運び通しです。
お父さん、お母さんは、子育てに必死なのです。
日に日大きな体になるヒナたち。
目が見えないので、親鳥の声を頼りに口を開けますが、
親鳥がいない方に口を開けているヒナや、親が来る方の反対側に座っているヒナは、餌をもらえる回数が少ないような?
「うーーん、親からの愛情を求めるのはみんな一緒でも、PR力の弱い子は・・・」
自然界では、生存競争が厳しいです
明らかに、体の大きさが違いますもん。
「頑張って大きくなるんだよ、ほらちゃんとお母さんの方を向いて」と、お部屋から応援する私。
大きくなってくると、毛も生えてきて、時々、羽根をバタバタさせたり、少し、巣も手狭になってきました。
巣の裏側を見てみたら、大きな4羽がのった巣は、今にも落ちそうで、もったりとしています。
「そろそろ、巣立ちかな。」
と思い、猫よけのフェンスをホームセンターに買いに出かけ、
暑い中、汗だくで、庭に設置しました。
巣から、うまく飛べないので、落ちるように巣立つヒナが、猫に襲われたらどうしよう・・・
落ちるであろう場所の前には、クーラーの室外機があり、熱風にあたってしまいます。
「巣立ちの日の前後は、クーラーはつけられないな、がまんしよう」って決めました。
巣立ちは、この日だろうと、目星をつけていた、日の前日。
1日夜まで、出かける用事があり、早朝巣をチェックしたら、まだ4羽がいたので、「今日は巣立ちしないだろう・・・」と思って、お出かけしたら・・・
次の日の早朝、
「いない!ヒナがいない!昨日私が出掛けている間に、巣立ちしちゃった…(ガーーーーーーーン)」
あんなに溢れるほどに身を乗り出して大きく育っていた、ヒナがいません
もう、ショックで、ショックで、残念で・・・
「巣立っていくヒナを見たかった~~~」って、本当に残念で半泣きになりました。
でも・・・
落ち込んでいたその時・・・
親鳥が、外敵がいるのを知らせる時に鳴く声、「キーッ、キーーッ」というけたたましい声が
「ヒナが近くにいる」
(なぜ、わかるのかというと、
私が猫よけのフェンスを庭に設置している時に、外敵だと思われたのか、
ものすごい声で、「キーッ、キーーッ」と鳴き続けられたからなのです。「あななたちのために、やってるんじゃないの、これ」
と内心、思いましたが、我慢です。笑)
・・・って話がそれましたが、
親鳥の声の方に目を向けると・・・
いました1羽のヒナが
お隣のお勝手口の高温になりそうで、外敵からすぐに襲われそうな、アスファルトの上にーーーーーーー
「えーーーーーーちょっとーーーーそんな見つかりやすい所、しかも、お隣さんの網戸のシャッターまん前で何やってるのよ」
そして、お隣さんがそのタイミングで、
シャッターをガラガラガラ~~~っと開けたーーーー
「ピーピーピー」(ママ、パパ来て~~怖いよ~~)
「キャーー見つかる~~~。」
・・・と思ったら、スル―。。。
「良かった~~~、って、良くなーーーい」
そんなわかりやすい所、すぐに見つかっちゃう
・・・と思っていたら
さて、ヒナは
他のヒナたちはどうなったの
えっ巣立ったヒナに親鳥が餌をあげてる
続き(後編)は長くなるので、明日書きます。
可愛い巣立ちのヒナ画像と一緒に、明日もお届けします。
どうぞお楽しみに
可愛い巣立ちヒナの、まんまるぷりぷりなおしりです