Tomoのブログ -13ページ目

Tomoのブログ

ゆらぎ世代の女性の悩み、日々を楽しく乗り切るお気に入りのもの、好きなことを気ままに綴ります。

先日、軽い熱中症にかかった様だと書いた。その後も夕方になると顔が火照り、頭痛がする。水分補給しながら寝ていたが、下腹部痛、少量の出血、耳鳴りやめまいなどにやはり更年期か…?と思っていたら、今朝起きたら声が出ない。いや、出るには出るがひどいかすれ声で喉がかなり痛い。鼻水も咳も出るし、発作までは行かなくても軽い喘鳴が聞こえる。息苦しさはまだ無いが、喘息持ちにはこの後の気管支喘息の予兆の様な音。
やっぱり風邪だったか…。
結局午後から時間が空いていた家人にかかりつけ医院まで送ってもらい、点滴1時間とお薬を貰って帰宅。長い病歴をわかって貰っていて、飲んでるお薬もその病院で常に管理してもらっているので安心できる。信頼できるかかりつけ医を持つことは、持病があり、かつ年齢的に過敏になっている身には本当に有難い。暫くは大人しくしていよう。
真夏の様に暑い日が続き、気圧や気温の変動に身体がついていかない。用心、用心…。

『みかんとひよどり』 近藤史恵
フランス料理店の雇われシェフ潮田は、飼い犬ピリカと鳥撃ちに出かけて冬山に迷い込み遭難。死にかけたところを猟師の大高に助けられる。料理人として行き詰まりを感じている潮田は、面倒な人との関わりを極力避けたがる無愛想な大高の猟師としての生き方を目の当たりにして刺激を受け、ジビエ料理のメニューの幅を広げていく。
潮田を雇ったジビエ好きのオーナー、潮田の素材に対するこだわり、頑なとも言える大高の生き方、そして狩猟に対して強固に反対する姿の見えない者たちの影ががいくつかの事件に見え隠れして…。
家畜として人間が管理した肉を食べることと、野生の動物の肉を食べることの違い、ジビエ料理と素材としての肉の確保と流通、そもそも生きるために他の生き物の命を日々いただいている事実に鈍感になっている我が身を振り返らずにはいられない内容だった。
洒落たジビエ料理の描写、近藤さんらしいミステリー風味も交えながらの物語は、可愛らしいタイトルと違って投げかける問いかけは重たい。登場人物も男二人は相互に影響しあって徐々に変化するが、最初はどちらも好感度が低く、女性オーナーと、フランス料理店のスタッフの若い女性の実務能力に長けてサバサバした性格にかなり救われている感じ。
『みかんとひよどり』と言うタイトルは、たっぷりみかんを食べたひよどりは、肉そのものからみかんの良い香りがして、あえて他のフルーツに合わせる必要が無い…食べたものでその生き物の身体は作られている事、余計な組み合わせを必要としない事を表しているのだろうか?
不運にもフランス料理店で美味しいジビエ料理に出会ったことがなく、観光地の屋台の鹿肉の串焼きや、雀の丸焼きの方がずっと安くて美味しいと思うグルメ度の低い自分には、野生動物の肉を食べたり、害獣駆除後の大量処分される肉を活かす方向性をフランス料理にのみ繋げる部分はあまり共感出来ず。舌が肥えたジビエ好きの人にはたまらなく美味しそうな章立てになっているとは思う。


『古代戦士 ハニワット』 武富健治      
                   双葉社 漫画アクション

なんだこのタイトル…。なんだこの表紙…。冷たく横目で見る私。諸星先生の帯文には惹かれるけど、変身ヒーロー物に全く興味が無いので「これ、ギャグ漫画?」そう言って見向きもしない私に家人は言った。
「いや、内容は大真面目。いいから最初の5ページだけ目を通してみなよ」
『鈴木先生』の著者である武富先生が何でこれ?と手にとって読み始めたら…面白い!いや、めちゃくちゃ面白い❣️
長野県善光寺に突如現れた奇怪な土偶型の怪物に街が破壊され、人が殺されるが機動隊も地域青年団も手も足も出ない。これを止められるのは「特殊祭祀」と「埴輪土」しかいない…!
〈変身ヒーロー「埴輪」VS制御不能の暴徒「土偶」の激甚バトルが幕を開ける‼︎〉
        帯文裏表紙より
2013年に伊勢神宮と出雲大社の遷宮が重なり、2018年の夏に東京国立博物館の縄文特別展が驚異的な観客数を動員し、平成から令和に年号が変わったこの2019年4月から5月。
古代史、縄文土器、神道、祭祀…日本の太古の姿、神話や遺跡、伝統祭祀についての関心を真面目に深めたいと思っていた矢先にこれを読んで、どハマりしそうな予感…(笑)
なんと武富健治氏、小5の時からこの話を思い描き続け、以来構想28年!商業誌で連載する日が来るとはご本人も思っていなかったとか。何事にもタイミングってあるものだと深く感じ入っています。
5月28日、第2巻発売!待ちきれない…。勧めた家人はそんな私に呆れています…(笑)