家族に借金を重ねる人がいて……とお悩みです

同じような相談を受けたことがあるので
その人の例でお答えします

A子さんは、夫の金遣いが荒くて、借金が増えて困りますというご相談でした
妻のA子さんは、お金をなるべく使わないように倹約していました
将来に備えて貯金もしたいと考えていました
けれど、夫は見栄ばかり張って高価なものを欲しがりました
A子さんは、私に言いました
「夫婦でどうして、こんなにお金に対して価値観がちがうのでしょう?」
妻と夫、お金に対する姿勢が一見すると違いますが
実はお金に対する共通の恐怖心があるのです

妻のA子さんは、欲しいものがあってもお金を貯めてから買いたいそうなのです
クレジットカードで買ったりすることに抵抗があるくらいお金に対する恐怖心がありました
夫は、お金に対する恐怖心がもっと屈折した形で現れていました
お金が足りないなどと感じたくない、お金になんか縛られてたまるか
つまり、お金に対する恐怖心さえ認めたくないのです
ですから、その恐怖心を隠すためにお金を使うのです

そういう意味でこのご夫婦はお金に対する共通の恐怖心を持っていました
またA子さんは、自分自身はお金を使うことが恐いので、夫が使うことで抑圧された欲望を密かに満足させているのです


メールでご相談いただいた方にお答えします
経営のための借金をかさねる家族についてお悩みですが
本当は、ご自分がお金を借りて思いのままに経営をしてみたいのではないでしょうか??
その気持ちを抑圧しているために
「平気で借金を重ねる義母」を責めているのです
「自分だったら、こんなふうにするのに……」
ご自分がもっと大胆に経営の手腕を奮いたいという気持ちはありませんか??

 

 

 

その回答がこちら