本当の事を知るのに
必要なことは
痛みなのかもしれません。
ある気づきの物語・・・
ある女性は、結婚していましたが
夫との関わりに悩んでいました。
そんな彼女の子供時代は
父親から愛されているとか
大事にされていると言った感情を
感じたことがありませんでした。
そこで、幼い彼女は、彼女なりに解釈しました。
もっと努力をして、
愛されるようにガンバラなければと。
いい子でいましたが、
愛されていると感じることはありませんでした。
幼い彼女にとって、父親から愛されていないと
認めることは、とうていできませんでした。
そして、彼女は大人になって結婚したのですが
そこでは、夫からあからさまに裏切られ、
ないがしろにされる状況が待っていました。
それでも、彼女は父親にとった同じ態度で、
乗り切ろうとしました。
我慢して賢妻を装ったのでした。
ところが、うまくいかないばかりか
彼女は打ちのめされて
死にたくなったのです。
彼女はいつも孤独でした。
でも彼女自身は孤独だと思ったことは、ありませんでした。
父親や夫は、そばにいたからです。
でも真実は、そばにいるのに孤独だと言う
とても寂しい現実でした。
ひとりぼっちだと彼女は気付き始めました。
どんなに近くにいても心を分かち合えないと。
初めて自分自身の孤独に深く気付きました。
こんなにも孤独だったとは・・・という
自分自身の心の痛みにやっと触れることができたのです。
彼女は、自分の孤独を受け入れました。
けれど、そうすることで、
彼女には今までと違う選択肢ができました。
おりこうさんの仮面を取って
孤独でない自分自身になるために
できることはないかということを探し始めたのです。
秋の夜長は自分癒しに費やしましょう。
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