5-④ 愛犬ジュエルとの最期の時間1★シニア犬の暮らしで知っておきたい5つのこと | 札幌:ドッグマッサージ・犬の筋トレ・ドッグアロマ&ハーブレッスン

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札幌・オンラインで、ドッグマッサージ講座やドッグアロマ・メディカルハーブ講座を開催。愛犬と飼い主さんが元気で笑顔なる「ホームケア」を紹介・実践しています。いつものナデナデを少し変えると「ドッグマッサージ」になる。愛犬との満たされ時間楽しみましょ♪

こんにちは。

札幌 犬と人のセラピスト 橋本理恵です。

 

「シニア犬との暮らしで

 知っておきたい5つのこと」
 

    目次はコチラ
 

 

  5 命と向き合う覚悟をもつ

 

①   飼い主の揺れ動くこころ

② 愛犬との時間をどのように過ごしたい?!

③ ターミナル期にできること

 1 お手当

 2 アロマケア

 

 

 

④ 愛犬ジュエルとの最期の時間 1

 

 

愛犬ジュエルの

ターミナル期を意識したのは

 

最後の1ヶ月半くらいでした。

 

 

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2021年12月

16歳と11ヶ月。

 

 

「歩き方がヨタヨタ。突然変な動きをしてドキっとする」

 

「目力がなくなってきた。壁にぶつかるようになった」

 

「トイレを微妙にはずすようになった。排便したらふらついて踏んじゃうことも…」

 

「ゴハンを食べるスピードが遅くなった。固形物が飲み込みにくい…」

 

「痙攣発作が度々みられる」

 

 

あれよあれよという間に

ぐんぐん変化していく。

 

 

頭ではわかっていたはずだけど

私のこころがついていけず

こころが乱れることも多かった。

 

 

 

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でも

ここでマインドをシフトした。

 

 

 

「できくなったこと」ばかりに

目が向いてしまうけど

 

「できること」に

目を向けていこう!

 

 

「ヨタヨタしても自分の足でまだまだ歩ける!」

 

「トイレを自分ひとりでできる!」

 

「ごはんを食べる意欲はまだたっぷりあるね!」

 

「いろんなことがまだまだできる。スゴイよ♪」

 

 

「できること」にフォーカスしたら

気分も変わりました。

 

 

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私の笑顔

ジュエルのチカラになる。

 

 

どっしりと落ち着いていよう

心がけました。

(こころの中はざわついていてもね…)

 

 

 

そして

 

前述の「お手当」をしながら

 

「大丈夫だよ」手を通して

 

愛犬を勇気づけました。

 

 

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これは、私をも勇気づける

 

 

愛犬のを感じられる

 

犬の温かさ

呼吸を感じる。

 

 

この時間は

 

今この瞬間

一緒にいられる幸せを

味わい尽くすこともできました。

 

 

 

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当時小学校4年生の娘も

真似をして

 

頻繁にジュエルにお手当。

 

 

みんなで「手」を通じて

こころと身体が

つながっている時間を多くもっていました。

 

 

 

また

 

鼻が詰まって

苦しく寝れないことも度々ありました。

 

そんなときには

ティッシュに

ユーカリラディアタ精油を1滴たらして

 

ジュエルの近くにおき

 

「鼻詰まりのツボ」のマッサージをする。

 

 

すると、数分後には

鼻が通って、気持ちよさそうに寝る様子が見られました。

 

 

 

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痙攣発作が起こった後は

体力が消耗しぐったりしています。

 

 

そんなときは

 

「ラベンダー」

「プチグレン」

「フランキンセンス」など

 

鎮静系のアロマを香らせながら

 

ゆったり「お手当」や「ストロークマッサージ」

 

 

「大丈夫だよ」を伝えながら

(私のこころにも言い聞かせながらでもあったなぁ…)

 

香りを感じながら

ゆっくり休ませる時間でした。

 

 

 

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このように

 

マッサージやアロマをはじ

食事や水分補給にハーブを活用したり

 

温灸や温湿布…様々なケアをしながら

 

「自分の手で

 愛犬にしてあげられることのある幸せ」

 

感じる場面が多くありました。

 

 

 

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病気を治すために

病院ではもう何もすることがない。

 

 

でも

 

愛犬をラクにしてあげるために

できることが

一緒に過ごす私たちにはある

 

 

ターミナル期のホームケアの有効性

できることのある幸せを実感した時間でした。

 

 

 

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今でも愛犬のことを振り返ると

 

「あのときあれをやめていれば…」

「もっとこうしてあげていれば…」と

 

いろいろでてきます。

 

 

でも

 

「ゆっくりと家で過ごさせよう」

「負担になる治療はもうしない」と

 

こころの中で決めて

 

ターミナル期の愛犬と向きあう時間を

 

家でじっくりと過ごしました。

 

 

それが正解だったかはわかりません。

 

 

 

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でも

 

この時間は

私にとっても家族にとっても

 

とても貴重で暖かな

とてもいい時間でした。

 

愛犬ジュエルも

それを感じてくれていたと信じています。

 

 

つづく