外仕事の夫は、現場によって容易に昼飯にありつけないような場所のことがある。
そういう時、お弁当を頼まれる。
私の仕事に支障が無い時なら、苦ではないし全然頼んでくれて構わない。
夫は料理ができないし、するつもりもない。
なので弁当作りは必然的に私になる。
といっても、朝の4時半に料理というほどのことはしないのだが…
さて、問題はその後のことだ。
帰宅した夫は、弁当箱を出しながらこう言った。
「面倒くさい…」
何かにつけて、こいつは面倒くさい…で人生のあらかたのことを、向き合わずに済まそうとする。
その時点で、もうダメダメなんだが…
はぁ…
また、いつものか…(-_-;)
夫「弁当箱を(水に)浸けること」
私「はぁ?そのくらいのこともできないのか!?」
で、スイッチが入って、延々と私の説教タイムに入る。
こういう話があるんだよ。
洗わずに流しにカップを置くのはいいが、「水に浸けてね」と何度となくお願いしてた妻がいたという。
夫は、それをするときもあったが、ほとんどしていなかった。
妻は、ある日、流しに置きっぱなしのカップを見て離婚を決意した。
さあ?
この話は、表向きは「たかだかカップで離婚か?」
みたいな見出しが付きそうだが…
「こんなんで離婚、どうしてだと思う?」
と夫に聞いてみた。
すると…
「あれでしょ…
妻が病気で寝込んでいるのに、
(夫は)『じゃあ、夕飯、外で食ってくるね~』
(妻が)『えっ!? 私のご飯は……』ってやつ。」
はっ!?
そういうエピソード、わかってるんだ?
それでいて、弁当箱 面倒くさいとか口にするのかっ!!
私は容赦しないのでさらツッコむ
この妻はさ、何百回、何千回と言ったんだよ。
『カップ浸けといてね』って。
でも、夫は、ほぼムシした。
それが、さほど重要じゃないと思っていたから。
そうだよね、カップを浸ける浸けないなんて人生で重要じゃあない。
でもさ、そこじゃないんだよ。
何百回、何千回と繰り返した後ろのセリフには、
「そのちょっとの手間で自分(妻)の仕事はずっと楽だから。
それに協力してね。」という気持ち。
カップ一つを面倒くさがって洗わないのはまだ許せても、
相手の立場になって、ちょっと気遣いしてねの願いも、ないがしろにされた。
夫の気遣いのなさ、そして妻(自分)の言ったことなど、大して重要視していないその『ないがしろにされ、踏みにじられたこと』なんだよ。
つまり「自分(妻)のこと(言動)など、全く大切に扱われていない」ということ。
この夫はさ、
相手の要望内容は、大したこと(作業)じゃない。
だからムシしても良い。そのくらいやってくれるだろ。
そんなくらいにしか思ってなかったんだよ。
自分の価値観(大した作業じゃない)は無条件に神みたいに尊大で、
相手の真意(私をおもんばかってね)などまるで想像しない。
そして、相手に対して何しても許される…
みたいなそういう甘えが根底にあるんだよ!!
はぁはぁ、ぜぇぜぇ…
で、うちの夫は説教されてどうしたかって?
「(やってくれるかな?…って)ちょっと言ってみただけなのに…」
私の心の声
はぁ!?
やるわけねぇだろ!!
そもそも、子どもじゃないんだから、自分のことは自分でやれ。
おまえは洗い物が嫌いって全くやらないよな!
洗い物が嫌いというだけでやらないっていうなら、私も一生やらねぇよ!!
私はおまえと違って、手に傷もつ主婦湿疹で絆創膏と大親友なんだよ。
そんなやつにおまえは洗い物しろって言ってんのがわからんのか!!
と、ニッポン家庭あるあるが日々繰り広げられています。
キリリっ
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