日本のアロマテラピーはどこへ向かうのか? | アロマ&心理カウンセリング 心とからだのセルフケア @東京 調布

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AEAJの「アロマ市場に関する調査レポート」見ましたか?
AEAJ認定教室 調布アロマシオン主宰、アロマテラピー研究室でも活動し、
web制作もしてる島田さつきです。

 

    

そのアロマの使い方 危険です

一日中・毎日アロマ、ベビーにアロマ

料理にアロマ、直塗りアロマ、猫にアロマ
なぜ危険? その答え教えます↓
東京 調布 アロマスクール アロマシオン

 

公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)は、2012年より「アロマ市場に関する調査レポート」を発表。2023年3月30日にリリースされたこの度のレポートは、4回目となる。
「2021年のアロマ市場規模は約3,973億円」

https://www.aromakankyo.or.jp/pdf/news/1894/2021shijochosa_v7.pdf

 

是非とも上記リンクの現物をみてほしい。


先日、小耳に挟んだニュースでは、アロマ業界は2017年あたりから下降、2018年には一気に落ち込み下降だったと。
日経のwebでも、2017年9月1日記事に「アロマオイル、供給減で大幅値上がり」とある。

アロマオイル、供給減で大幅値上がり


原因の一つに、以下のような記述があった。

原料が希少な高級品はオーストラリアやアフリカといった産地で供給が減少。
アロマ人気が上昇中の中国の「爆買い」も重なり、輸入価格が上がっている。


年数からすると、アロマテラピー研究室の林さんの中国情報とも合致する。

また、2018年は、リーマンショック級の世界同時株安が起きた。
その後、やや回復か?といった矢先に新型コロナの世界に突入してしまう。

ウイルスや菌に対して有効である植物成分は、世界的に注目されつつも、
製薬業界の戦略に押され、浮上できなかった。
嗅覚異常の対処では、多少ニュースになったかと思う。

また、日本のアロマ事情は、諸外国と違い、施術サービス市場が大きいことから、
新型コロナで接触できないことで、大きな打撃を被ったかと思う。

そして、対面で教えていたスクール事業は、一気にZoomへと移行する。
だが、しかし、それ以前に資格事業は既に下火となっており、コロナによってより拍車をかけた形になったように思う。

中でも、時間とお金をかける受講控えが続き、触れることが躊躇されるこの時期に、
なぜかハンドトリートメントを行う資格講座に人気が集中したように思う。

他のスクールの方々は、どうだったろうか?

そして、供給の問題か精油そのものが縮小傾向にある。
確かに一時期のブームはとっくに終わっている。
そして、なぜか増えているのは、すぐに使えるブレンドものやら、精油配合製品だ。

製品がそれしかないのだから、消費者はそれに準じるしかない。

アロマテラピー市場の縮小、精油配合製品等市場の拡大という、
AEAJのレポートの結果を見ながら、卵が先か鶏が先か?と思ってしまう。

さて、私は数年前からアロマテラピー研究室の活動で
「これからの日本アロマはどこへ行くべきか?」という問いを何度もしている。

もう、私たちが目指そうとしていることと、世のニーズが合っていないのかもしれない。
世のニーズと言ったって、経済市場はいつも仕掛人がいるわけだが…

アロマ業界にいるみなさんは、このレポートをみてどう思われましたか?

ご自身が目指すところについて、どうお考えですか?
ご意見いただけると嬉しいです。
 

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アロマテラピー研究室は、翻訳によって日本にアロマテラピー広めた故・髙山林太郎氏が創設。

髙山氏から後継人指名をされた林さんとともに、髙山氏の思いを引き継ぎ、髙山氏のアロマ遺産管理とアロマテラピー啓蒙活動をしております。