腸内フローラという名の宇宙 | アロマ&心理カウンセリング 心とからだのセルフケア @東京 調布

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心とからだの健康はセルフケアから。セルフ・カウンセリング、AEAJアロマテラピーアドバイザー・アロマハンドセラピスト資格認定教室 アロマシオン主宰
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腸内フローラ…神話の女神にちなんだロマンティックな名前ですね。
AEAJ認定教室 調布アロマシオン主宰、アロマテラピー研究室でも活動し、
web制作もしてる島田さつきです。

 

    

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久々に、薬剤師でアロマ講師の久保田先生の「整腸剤」のセミナーを受けました。

面白そうだな~興味深いなぁ~

というセミナーは色々あるのですが、お金と時間の問題から受けないことにしていました。受けてもその後、咀嚼してまとめる時間も取れないとムダになるだけだから。

 

今でもなかなかまとまった時間は取れません。

それより仕事探さないといけないから(笑)

 

さて腸内フローラって、腸内に寄生している様々な菌類をお花畑になぞらえての表現なようですが、誰が命名したのでしょうね?

善玉菌とか悪玉菌とか、そういう呼び方も誰が考えたのでしょう?

 

一般人がわかりやすく理解しやすいようにつけた呼び名ですね。

しかし、これによって勘違いされやすくなる問題もあります。

 

善悪って、私たちにとって良い働きをしてくれるか否かであって、場合によっては、味方だった菌が、増えすぎたら敵(悪)になる菌もあるんですね。

 

だから、私たちの身体の方の都合や状態で善悪と言われ、菌そのものが善良とか悪玉とかじゃないんです。

 

何でもそうなんですけれど、単純にわかりやすくすることによって、本質が見抜けなくなることがあります。

 

ここ、テストに出ます 真顔

 

 

 

嘘です 笑い泣き

 

嘘だけど とても大事なことです。

イメージだけで惑わされないでください。

 

セミナーでは整腸剤の話だったのですが、改めて腸の話を聞いていて、すごく怖いことに気づいてしまった💦

 

私たちの細胞は、37兆個(昔は60兆個とか言われてた)という数ですが、私たちの大腸に住んでいるという寄生した「菌」は1000種類(3000種とかいう数字も)、100兆個(これも1000兆個とかいう数字もある)と、重さにして1~2kgはあると言われてます。

(数字は一つずつ測れるわけじゃないので説によりアバウト)

 

これ、初めて聞くと「へぇ~」と思うかも…

だが、よくよく見て!

 

細胞37兆に対して、100兆とか1000兆とか…

これって菌の方が圧倒的に多いって話しじゃん。

 

身体を成しているのは宿主である細胞37兆だけれども、このからだ自体は菌の植民地じゃぁないの?菌の乗り物だよね?

 

菌は(ウイルスも)体外で居場所を得るより、体内に居れば自動的に入ってくる食料によって栄養得られるもんだから、体内に寄生することを選んでたりする。

 

自分たちが都合よく生きられる方法と場所を獲得してるというわけ。

 

で、実のところ、彼らのような微生物によって私たちは生きることができているんだけれど(生物は無菌では死んでしまう)、微生物の都合の良いように操られている可能性が高い。

 

生物の起源からすると「腸」は先にできた臓器で「脳」は後から発達したものとされている。腸は持っていても脳がない生物がいる。ちょっと本筋と離れるが違うことを言うと、ほとんど食べずに光合成でエネルギーを得ているような「動物」もいる。

すると腸の存在意義は無い。。。

 

さて、腸に住み着いている菌類は独自の社会形成をしており、個体によってずっと住み着く菌は決まっているらしい。いくら外から「この菌がいいらしい」とせっせと摂っても、いつのまにか体外へ出てしまう。そして、お馴染みの顔ぶれ(種類)しか大腸には居座らないとか。

 

この話を初めて聞いた時、じゃあ色んな菌種を食べてもムダじゃん。って思ったが、個体のDNAによって相性があるのだろうと思う。

例えば、西洋人は海苔を食べる習慣がなかったので、海苔を食べてもその分解酵素を持たないので、身体の中をスルーしてしまうだけで海苔ならではの栄養分は摂れない。

意味ないじゃん…😿 これと同様だね。

 

腸脳相関(ちょうのうそうかん)という言葉がある。

腸と脳は密接な関係で、その互いの状態によって働きに影響を及ぼす。

簡単に言えば、腸の具合がおかしいと脳の働きもおかしくなるといったこと。

 

お馴染みの顔ぶれ菌たちは、自分たちが死にたくないのでできる限り宿主と仲良く、宿主が死なない戦略を取る。だが、より都合の良い宿が得られるならばそれを選択する。

 

例えばだ、恋愛対象の好き嫌いも、もしかしたら菌が脳に指令を出しているかもしれない。違う宿主に行けるかもしれないからね。キスなんて菌の大交換会だしね 笑い泣き

 

ネズミに寄生し脳を乗っ取って、より住みやすいネコの体内に行くために、わざと食べられるよう行動させるトキソプラズマ(寄生虫)の例とかはすごくわかりやすい。

 

また、身体が弱って死にかけていくと、体内の微生物(菌とかウイルスとか)が一斉に体外に逃げ出すという話がある。

 

衰弱して死んでいく人たちは、死が近づくと食欲がなくなって食べなくなるという。

この現象は、死に支度だというけれど、死に支度のスイッチ入れてるのは、腸内フローラなんじゃないのか?

 

寄生生物が宿から逃げたので「食べろよ」という信号が届いていなくて食欲がわかなくなるとかね。

 

そもそもが、ミクロの世界の出来事は、私たち宿主がコントロールできない。

自分の意思で行動しているようにみえても、実のところミクロの宇宙、分子や素粒子が創る宇宙に操られているだけなのかもしれない。

 

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