全ては人の生活の知恵から…『誰も言わなかったアロマテラピーの本質』Vol.1セミナーご感想 | アロマ&心理カウンセリング 心とからだのセルフケア @東京 調布

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心とからだの健康はセルフケアから。セルフ・カウンセリング、AEAJアロマテラピーアドバイザー・アロマハンドセラピスト資格認定教室 アロマシオン主宰
セラピストのためのweb制作も承ります。アロマ、カウンセリング、自然療法、Web制作のこと語ります

『誰も言わなかったアロマテラピーの本質』読解セミナーVol.1を読み解くセミナー開催しました。

AEAJ認定教室 調布アロマシオン主宰、アロマテラピー研究室でも活動し、web制作する島田さつきです

 

    

そのアロマの使い方 まちがいです

一日中部屋でアロマ、ベビーにアロマ

料理にアロマ、直塗りアロマ
なぜまちがい? その答え教えます↓
東京 調布 アロマスクール アロマシオン

 

『誰も言わなかったアロマテラピーの本質』読解セミナーVol.1を読み解くセミナー

リクエスト開催いたしました。

現在、最新は、Vol,5(5回目)まで開催しているシリーズセミナーですが、

ぜひ1回目から順に受けたい~というご要望から8/25にリクエスト開催となりました。

 

このVol.1は、初回は2020年に開催されています。

書籍内のうち以下の部分について取り上げています。

 

第Ⅰ部 アロマテラピーが生まれるまで
第1章 人類と香りとの歴史

  • アロマテラピーの芽生えはネアンデルタール人にあったのか?
  • 古代文明と香りの文化
  • ギリシャ文明のもとでは
  • ローマ文明のもとでは
  • ローマ時代の医学と香りの文化
  • 近代医学のあけぼの
  • ギリシャ・ローマの医学は、近代西洋医学には直接、つながっていない?
  • ギリシャ・ローマの英知は、アラブ・イスラム圏に継承され、ここで発展した
  • 錬金術とアロマテラピー
  • 万能の天才、イブン・シーナ
  • 十字軍とアラブ文明のヨーロッパへの伝播(でんぱ)
  • イタリアのガラス文化と蒸留技術の発達
  • 文化先進国のイタリアから、文化後進国のフランスへと移ったアロマ文化
  • 香りの文化は英国、ロシアへ

 

受講された方の感想をご紹介いたします。

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一応、アロマテラピーを勉強はしましたので、歴史の概要はなんとなく覚えてはおりましたが、改めて細部に渡り知る事ができて楽しかったです。

私は漢方の方面から香りという物に興味をもっています。
色々な本を読んでいくと、植物と人との関わりはとても興味深い物があり、歴史を紐解いていく、歴史を知るという事は色々なものがつながっていくという事を学べる良い機会です。
この機会に出会えたことに感謝いたします。


今、漢方においても歴史を紐解く本を何冊か読み始めているのですが、とてもリンクするところがあり、興味深いです。
特に面白いなとおもったのは、四元素に対する考え方は、漢方の木火土金水の考え方や当てはめ方に近く、別々の場所で発生したのにもかかわらず、同じように考え、結びつけて使用していっている事です。

「別々の場所で発生したものにもかかわらず…」そうですよね。

違う場所で同時期に同じようなことが発見されたり、発生することがあります。

そういう現象を共鳴と呼ぶこともありますが、最近、私はそのような歴史を辿ることは、「何かによって既にデザインされているものなのかもしれない…」と思うことがあります。

国が違っても同じような神話やおとぎ話があるのも、既に知らされている情報を、人という媒体を使って表に出しているだけかも。。。
なんて、ちょっと飛躍した話になってしまいました💦

 

近代に向かっては、別々の発展進化を遂げていくのだと思うのですが、このコロナ禍になって、きっとどこかでまた融合し発展進化をしていくのではないかと思うと、楽しみですし、是非自然と共に人も共栄共存の道を歩めればいいなと思ってしまいます。

中医学の例を取ると、現代医学がその後追いになっているとわかります。

このVol.1では、補足にダヴィンチの話題を盛り込んでいますが、彼が描いた腸間膜の素描が正確なことや、その研究が正しかった話があります。

これは、2017年に腸間膜は単なる器官ではなく臓器であることを発見したコフィーのニュースを取りあげた中の話題でしたが、この発見は解剖学に於いて100年ぶりに改められるものでした。

しかし、腸間膜の働きは、中医学の世界では「三焦」という名で知られており、アーユルヴェーダでも同じ概念として知られた臓器だったようです。

つまり、西洋現代医学では新発見でも、全ては昔から知られている東洋医学の後追いだったということです。しかも、医学専門ではないダヴィンチの後追いでもあったという皮肉。

私たちは、もっと先人の智恵を熱心に研究すべきだということが、このことからわかります。

 

古きもの新しきもの、また国や地域を超えた自然との調和の上に私たちの生きる道があるということかもしれませんね。

 

全ては人の生活の知恵から出た物なんですね。
それが信仰となり、宗教となり、医学となり・・・とても奥深い事です。

「全ては人の生活の知恵から…」

私たちの祖先は、私たちにたくさんの贈り物を残しているのですよね。

私たちはそれを文化と呼んでいますが、中には命がけのものであったりするわけで、もっともっと大切に扱い後世へと繋いでいかなければならないものなのでしょうね。

 

最後に・・・このアロマや漢方の歴史を学んで思う事は、どんなに世の中が発展進化したとしても、人の感情や想いは太古の昔から変わっていないなぁと感じる事です。

「人の感情や想いは太古の昔から変わっていない」

本当にそうですね…

私は心理カウンセリングの世界にも足を突っ込んでいるので、しみじみそう思います。

人の心の働きは全く進化していないと言っても過言ではありません。

一方でそれは、「心」だけを切り取ることができないことを表しているなとも思います。

つまり、身体の働きが心の変調にも影響し、その逆も然りということです。

どんなに科学が進歩しても、哲学が成熟したとしても、私たちの心、感情は機械的にコントロールできないもの。哲学者ヒュームの「理性は感情の奴隷」とはよく言ったものだな~と。

 

次回も楽しみにしております。

ありがとうございます♪ 次回のご参加もお待ちしております。

 

アロマテラピーに関連した物語りに触れていただけるVol.1です。
お申込みは以下へどうぞ

 

 『誰も言わなかったアロマテラピーの本質』とは…
翻訳によって日本にアロマテラピー広めた髙山林太郎氏の最後の著書にして、たった10日で回収・発売禁止となった幻の書籍です。このセミナーは、2020年から始めましたが書籍まるごと取り上げるため、全7回を予定しております。
既に終わった回は、リクエストをいただき2名以上になれば開催しています。

 

【アロマテラピー研究室】ただいま受付中のセミナー

『黄帝内経』読解セミナーVol.2「天年」編第一部 リクエスト開催受付中

『誰も言わなかった  アロマテラピーの本質』読解 webセミナー (Vol.1~5) 参加者募集中

 

アロマテラピー研究室は、翻訳によって日本にアロマテラピー広めた故・髙山林太郎氏が創設。

髙山氏から後継人指名をされた林さんとともに、髙山氏の思いを引き継ぎ、髙山氏のアロマ遺産管理とアロマテラピー啓蒙活動をしております。