『黄帝内経』は哲学?むしろ玄学? | アロマ&心理カウンセリング 心とからだのセルフケア @東京 調布

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北京出身の林琳さんの陰陽五行学説と中医アロマテラピーセミナーでは、中医学基礎、陰陽五行から始めます。

AEAJ認定教室 調布アロマシオンを主宰し、アロマテラピー研究室でも活動中の島田さつきです。

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セミナーはアロマテラピー研究室主催の

陰陽五行学説と中医アロマテラピー【webセミナー】

 

全3回にわたって、中医アロマテラピーを実践するための中医学の基本と、
中医学から診るアロマ実践のためのワークショップが開催されています。

 

なぜ3回?

それは、まず、中医学の基本理論を知ってもらう必要があるからです。

といっても、基本概念が私たちの生活の中に根付いていない概念なので難しいのです。

 

ですから、まずは、こういうイメージなんですよ~というので2時間ほどでレクチャーします。

これだけで1回分あります。

しかし、この2時間では、ほぼわからないまま終わります。

なぜって、本来は最低でも8時間くらいかけてやる内容だからです。

 

そして、2、3回目は、1回目の基本概念をもとに体質や性質の診かたを学び、

それを元にアロマテラピーのレシピを組み立てていきます。

 

さて、中医学を語るうえで外せないのが中国最古の医学書と言われる『黄帝内経』

『黄帝内経』は、医学書と言われますが、現代の医学書をイメージするとそれとは違います。

どちらかというと、養生訓と言ってよいかもしれません。

ただし、養生訓というと、「●●な状態では、▲が〇▲だからxxすると良い」みたいな解となりますが、

ただの方法が説かれているということではありません。

 

どちらかというと、自然科学や宇宙観なども含めた哲学思想と表現されます。

しかし、林さんは言います。哲学というよりも「玄学」である。と。

哲学という言葉は、日本語だそうです。

 

中国には元々ない言葉で、現代では日本から逆輸入して使われているとか。

で、「玄学」ってなんじゃろ?と調べてみました。

中国の魏晋南北朝時代に流行した哲学思潮。
『易経』『老子』『荘子』の三つの書を「三玄の書」として、真理を追究したもの。

【玄学とは】思想の特徴・活動をわかりやすく解説 より

ん………

こういう説明だと、『易経』『老子』『荘子』の全てがわからないとわからないよね?

で、その説明は上記の記事を見てもらうとわかるかなと。

とてもわかりやすく解説されています。

その解説が、きちんと合っているかは、私の知識ではわかり兼ねますが…

 

で、そもそもが最古の医学書である『黄帝内経』が「玄学」だろうが何だろうが、さして関係ないじゃん。

と言われるかもしれません。

だって、方法論さえわかれば、それを使えば良いんだからね。ってなるんじゃないかと。

 

実際、そうかもしれません。

けれど、私はこういう思考は、日本教育の最たる悪影響だと思っています。

教育って、学問って、術を教えることじゃないんですよ。

先人からの生き方を学ぶことが根底にあるわけです。

現代はそこが分断されちゃっているんですね。

 

さて、話がそれましたが…『黄帝内経』の根底には哲学思想があるわけです。

哲学って何?って ヒトが人として、どう生きるか? どう在るべきか?って学問ですよね。

ただ息すること。これは動物の基礎です。

人は他の動物と違って、自らをふり返る生きものなんですね。

反省するのはヒトだけです。(反省とは自らをふり返り評価することです)

 

だから、この哲学部分がないのは、人じゃないのです。

どうしても、反復して振り返り思い悩む生きものなのですから。

 

こころとからだは繋がっている

 

と念仏のように唱えてわかったつもりでいても、この哲学部分が抜け落ちているのはハリボテです。

見てくれだけ整えて中身が無いのと同じ。

哲学、思想…こういった心のありようを整えるための学問ですから、

こころ からだ 両方知らなければ、「こころとからだは繋がっている」をどう扱えば良いのか、
わからないのではないのかな?

 

私たちは古典を紐解くとき、どういう時代背景で、どのように成り立ってきたのかを知るのは大切です。

その中で、何を取捨選択していくのか、どうやって現代に活かすのかが歴史を学ぶ意味ではないでしょうか。

 

『黄帝内経』は道家思想(老荘思想)と結びついています。

道家思想は、ざっくりいうと、自然のままある 「ありのまま」に結びついている思想です。

 

なんでしょうね…今の時代の流れとぴったり合っている気がします。

 

陰陽五行学説と中医アロマテラピー【webセミナー】 5月は11日から開催。残席わずか。

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AEAJ認定教室&カウンセリングスクールアロマシオン主宰の傍ら、アロマテラピー研究室でも活動中。

アロマテラピー研究室は、故・髙山林太郎氏が創設しました。
髙山氏は、多くの書籍によってアロマテラピーを日本に広く紹介した日本アロマの火付け役でした。

ロバート・ティスランドの本、ジャン・バルネの本、アロマテラピー界のバイブル「アロマテラピー大全」を翻訳したのも髙山氏でした。アロマテラピー研究室では、髙山氏から後継人指名をされた林琳さんとともに、髙山氏の思いを引き継ぎ、髙山氏のアロマ遺産管理とアロマテラピー啓蒙活動をしております。

 

アロマテラピー研究室のセミナー情報です。

アロマテラピー講師なら知っておきたい、スクールテキストには出てこないアロマの歴史。
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『誰も言わなかった アロマテラピーの本質』Vol.2【webセミナー】

2021年5月20日(木)夜の部 20:30~22:30

日本にアロマテラピーを広めた髙山林太郎氏の最後の著書にして、たった10日で回収・発売禁止となった幻の書籍。『誰も言わなかった  アロマテラピーの本質(エッセンス)』を読み解くセミナーです。
今まで多くのアロマスクールで学習された内容のほとんどが髙山氏による翻訳が元になっていますが…
もう「ラベンダー油にその手を浸したところ、みるみるそれが跡も残さず完治した」などとは言わないでください。何が真実で何がマヤカシであったのか、訳者本人の謎解きが本書にはあります。

 

 

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