亡父が住んでいた団地には、今、同級生が住んでいます。
アロマ＆カウンセリング 心とからだのセルフ・ケアをあなたに、アロマシオンの島田さつきです。
アロマテラピーの正しい使い方 知ってますか？
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正しく危険のないアロマ 実のある授業はアロマシオンで
その部屋は、ベランダからの見晴らしがとても良いところでした。
森を思わせる樹々が鬱そうと茂り、すぐ隣が世田谷通りとは思えないロケーションです。
古くなった団地なので、立替で住民は一時的に住居移動しているのですが、
以前父が居た部屋に、同級生が移動していて…きっとこのロケーションを楽しんでいることでしょう。
時々、こういった不思議な巡り合わせがあるものです。
子どもの頃、内弁慶で今では考えられないような主張の無い子でした。
そんな子でありながら、どこかで自分の意のままにできる、
魔法のようなことが起きることがありました。
例えば、それはくじ運やプレゼント運であったり、席替えやグループ分けが思った通りに当たったり、
何かの委員の巡り合わせというのもありました。
一番の魔法は、高校受験だったかもしれません。
当時の成績では、ちょっと無理だろう…と言われていた高校にどうしても進学したかったのです。
担任の先生に、その学校の普通科がダメならそこの定時制でも良い。
もし、合格しなかったら浪人でもかまわない。
こんな無謀な主張をする私に、担任が図らってくれました。
当時、学年全員の絵から、卒業文集の表紙に選ばれたのは、仲の良かった友人の絵でした。
その友人らと同人誌などを作っていて、今では考えられないけれど、
私も絵が好きで…というか漫画が好きで描いていたのです。
私が描いた文集の表紙絵は、佳作か何かでした。
そこで、担任はその絵を卒業式の舞台背景画として描くよう、美術の先生に交渉したのでした。
つまり、そうすることで通知表の点を上げるよう画策してくれたのです。
その担任の先生はもう亡くなってしまったので、時効ですけれど、
一度ついた通知表の4が訂正印を押されて5に書き換えられていました。
成績としては、ギリギリだけれど、とにかくこうして道は開かれたのです。
とはいえ、私の行きたかった高校は都立でした。
当時は「群」制度であり、受かったからといってその群（グループ）の、
どの学校に振り分けられるか誰にもわからなかったのです。
ダメ元で受けた学校は、ラッキーにも合格しました。
そして、2校のどちらかに振り分けられる段階で、進学したかった学校に振り分けられました。
同じ中学からそちらに振り分けられた人数は少なく、しかも女子は私だけ。
なんという度重なるラッキー。
けれど、私にはわかっていたのです。
天地がひっくり返ってでもこの学校に行くのだと。
根拠のない自信と、絶対に思い通りになるであろう魔法のような思い込みがありました。
そこまでこの学校にこだわったのには理由がありました。
私が中学1年の時、姉は高校1年。
当時、姉の高校は、世田谷のグランドを借りての体育祭を行っていました。
家から近かったので、母と弟とみに行きました。
実は、この学校にはいとこも進学しており3年に在籍していました。
そこで見た高校生のショッキングな光景は今でも忘れられません。
生徒に“イエスキリスト”がいる！？ Σ(ﾟдﾟlll)
いえ、正しくは、“まるでキリスト…”です。
キリストか、仙人か…のようなヒゲを蓄えたロン毛の生徒がいるわけです。
高校ですよ？
それにロン毛で（死後か…）パーマくるくるな男子とか。
ヤンキーがいるかと思えば、ロッカーやアイビーがいる。
詰襟ぴっちりに七三ヘアも。
なんて自由なんだ…
まるで大学のようでした。
当時は、あり得ないような規則の学校が蔓延る中、その不条理さがとても理解できなかったのです。
この時、既に長いものに巻かれない中学生でした（笑）
ですから、学校制度に嫌気がさしていて、こんな高校に行きたいと決めていたのです。
今思えば、この高校のありさまは、子ども達の自主性を重んじていた校長のおかげでした。
掛け値なしで本当に望むことは必ず叶う
この法則は今では、「引き寄せ」とか言われてますね。
そんなことも知らない、40年前に使っていた魔法。
望むことって何でしょうね。
アスリートだとイメトレとかでわかりやすいですね。
実は、マイナスのことさえも、望むことでやってくることがあるんです。
どうせこうなるよね、とか、きっとまた嫌なことがある…とか、ろくなことはないとか。
これはね、不安なことを予測することで、ダメージを減らそうとする心の試みなんだけど、
恐れに備えるために、「引き寄せ」をこんな風には使ってはいけないの。
もし、今、不安な材料ばかりであっても、本当に幸せな状態を望めばそれは叶う。
誰でも小さなラッキーはあるはず。
過去のラッキーな感覚を思い出して、それを今の人生で使ってみること。
諦めないこと。
良くも悪くも、自分の望んでいるようにできごとはやってくる。
そういうストーリーに仕立てているのは自分なのだから。
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