日本人しか消化できない食べ物。
この話題をTVで知ったのはもう1年以上前だったと思います。
アロマ&カウンセリング 心とからだのセルフ・ケアをあなたに、アロマシオンの島田さつきです。
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それは、あるTV番組でそのスジの専門家が話していた話題でした。
●●は、外国人が食べても栄養素が摂れない。
なぜなら、それを消化できる消化酵素を持つのは日本人だけだからです。
せっかく食べたのに、それが消化されず栄養素を摂れていない。
なんともショッキングな話ですよね。
身体に良いとか、身になるとか思って食べていたかもしれないのに…
まあ、悪影響を及ぼさないだけ良いとも言えますけれどね。
さて、その食材は何かというと…
海苔です。
ざっくり海苔といってしまうと正確ではないですね。
詳しいことはこちらをご覧ください。
「日本人の腸だけに存在?:海藻を消化する細菌」
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そもそも食べ物は、口の中でかみ砕き小さなサイズにする。
さらに胃で胃液と共にこねくり回し小さなサイズにし、腸では体内に移動できる小ささ(小さな分子)にする。
これを「消化」という。
食べ物、つまり栄養分が身体で使われる(細胞のエサとなる)には、体内に移動させなければならず、この移動はほぼ小腸で行われる。
小さなサイズ(小さな分子)となった食べ物は、小腸の壁にある毛細血管壁をすり抜けることで体内に吸収される。
つまり、消化吸収の「吸収」とは、血管に移動することだ。
血管の壁にある小さな隙間を通り抜けるサイズじゃないと移動できない。
血管内が直接的な体内(身体の内側)の入口というわけ。
身体を造っている細胞に何かしらの「ブツ」を届けるには、血液を介してしかやり取りできないのだ。
食べ物が摂れない時、血管に点滴をすることを想像すれば理解できるだろう。
食べたものは、なんでもかんでも小さなサイズに消化できるかといえばそうではない。
その食べた「ブツ」を消化する酵素を持たない場合、食べても小さなサイズにならず、
食べた物は、口から肛門までの小旅をするだけになってしまう。
便とともに排出されちゃう食材は、その食べ物の細胞壁を壊せなかった証である。
さて、本題に戻ろう。
藻細胞壁にあるポルフィランという炭水化物を分解する酵素がある。
上記の記事によるとこうだ。
フランスのStation Biologique de Roscoff(ロスコフ海洋生物研究所)の生物学者、Mirjam Czjzek氏は述べている。「この酵素が見つかる他の場所は1つしかない。それは日本人の腸に見られる細菌の中だ」
この酵素は、日本人の腸内細菌の中にしかないというのだ。
この記事自体は、2010年となっている。
大抵のニュースは、随分と後になってから一般に知らされるので、この発見自体はもっと前だと考えられる。
今現在は、他でも研究発見が進み、日本人の腸内細菌叢にだけ?ではないかもしれない。
余談だが私が疑問に思ったのは、韓国でも海苔を食べるので韓国人は持ってないのか?ということ。
2018年の記事では、こんなのも見つけた。
「海苔を食べて、単一の細菌を腸内に定着させる」
海苔を食べることで単一の細菌を腸内に定着させることに成功した、という米国スタンフォード大学医療センターからの研究報告。『ネイチャー』誌に発表された。
いずれにせよ、細菌を保持することができるのは、大抵は、出産時や授乳で母親からもらうか食べ物でもらうかだ。
長いことそれを食べ続けることによって、それらの消化酵素を保持できるのは、どんな菌を保持できたかにかかっているということらしい。
酵素と細菌の関係、今後も注目すべきテーマですね。
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