選挙は当選者を当てるゲームじゃない

ただいま、少しの期間、選挙関連の派遣に行ってます。
アロマ＆カウンセリング　心とからだのセルフ・ケアをあなたに、アロマシオンの島田さつきです。

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「他の人に入れて（投票して）もどうせ当選しないから」
「この人なら当選するでしょ？当選しない人に入れても意味ないから」

こんなことを言ってるのは、少数だと思ってました。
でも違ったのです。

私は、生でこの声を聞いた十数年前、絶句しました。

そして、その言葉を放った本人に言いました。

「選挙は当選者を当てるゲームじゃない。
そもそも立候補者の、その考えを、その候補者を支持するか否かだろ？」

そう説明しても本人はちっともわかりませんでした。
わからない人間がバカなのだと思ってました。

ところが、先日、TVの街インタビューに答えている人が、こう言ったのです。
「当選しない人に入れても意味ないでしょ？」

ああ…違うんだ。
選挙ってゲームだと思ってる人がこんなにいるんだ。

私が見聞きしているだけで2～3人ですが、それでも十分な数だと思いました。

自分が支持(投票)した人が、当選することが目的なのか…

やった～私が入れた候補者が当選したーっていう自己顕示欲？

立候補者の主義主張の中身は、あなたにとって関係ないの？
言ったりやったりしていることは、あなたにとって関係ないの？

誰がやっても変わりないから、当てるゲームに参戦してるだけなの？

私は特に支持政党があるわけでも、特別に支持している人もありません。

候補者が競っていて、こちらに入れたら死に票だろう…というのがわからないでもない。

だが、選挙って何なのか、その根本的なところを捨ててしまったら、

本来の目的とは、どんどん離れて行ってしまう。

一部の人達だけの有効票で、この国が動かされているのに、いつになっても対岸の火事でしかない…

そういう日本人気質がとても嫌いなのです。

ただ、渡された特権を有効に使わず、何もせずに文句だけいうような人間になりたくはない。

そういうプライドは持ち続けたいと思う一人です。

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