小さいポンプは力が弱いから速く動く、力の弱いポンプは速く動く。
アロマ&カウンセリング 心とからだのセルフ・ケアをあなたに、アロマシオンの島田さつきです。
アロマテラピーの正しい使い方 知ってますか?
自然のものだから安全 →
原液のまま肌に使っている →
食品添加物の精油は安全と毎日使い続けている →
フランス式アロマでは医者による治療飲用が常識 →
冒頭のポンプ…何のことだかわかりますか?
心臓のことです。
ポンプが小さければ押し出す力(筋力)が弱い。
力(筋力)が高ければ押し出す力は強い。
必要に迫られて、速く押し出したければポンプを速く動かす。
大きさに関わらず押し出す力が強ければ速く動かす必要はない。
心臓とかに限らずあたりまえの原理ですね。
高齢者を中心に診ているドクターのブログ。
更新頻度は高くないけれど、ぽつりぽつりと大事なことを書いてくれる。
私が「真の老年科医」と認めるのは、
「高齢者の場合、何もしないことが一番良い」
と言う事を理解している方である。
高齢者は、高血圧、高脂血症、糖尿病と、なにかと病名を付けられ、
投薬されているケースがほとんどだ。
例えば、
高齢者が高血圧になる理由に「身体の末端まで血流を届ける勢いがない」ということがある。
身体の全ての細胞がまともに働けなくなってくるのが「老化」なのだから当然のことだ。
にもかかわらず、高齢な身体の標準的な「老化状態」を無視し、
血圧数値だけを見て「降圧剤」を出す治療に誰も疑問を抱かないのはなぜ?
たびたび問いかける内容だが、ドクターはその問いの答えを出していた。
高齢者は、身体機能が低下してきており、成人と同じ治療を行うと、副作用でかえって状態が悪化することが良くある。
昔、学生時代老年科の授業で、ある病理の教授が言っていた言葉が、今でも頭に残っている。
「各臓器の萎縮のスピードを見ていると、75歳を境に急速に委縮が進んでいく。
萎縮は、作られる細胞より死んでいく細胞の数が多いためと考えられる。
老化のスピードが早くなるのは、死んでいく細胞が増えるのではなく、新しく作る細胞の数が減っていくと私は考えている。」
「衰え」とは、細胞を新しく作る速度が衰えているということ。
だから当然数も減ってくるということだ。
高齢者は、老化によって起こった変化を、元に戻せないのである。
だから、成人に有効な治療も、高齢者では効果がない事が多い。
効果がないだけでなく有害でさえある。高齢者の治療の原則は、
「必要な薬を、
可能な限り少ない種類で
必要最小限の医療で
必要最小限の期間
使用する」
薬というのは、基本的に超ピンチな時、ごく一時的に使うものだ。
薬は本来、身体が自己治癒力を上げて勝手に治ってくれるのを手助けするもの。
薬自体が、身体の全てを治しているのではない。
漫然と投薬を続ける害の方が高いことを私たちは知っている。
「薬はできるだけ摂らない方がいいよね…」
といいつつ、治らないからと次々薬を変えたり(どんどん強い薬にする)、
ドクターショッピングをする人もいる。
痛いけど仕事休めないし…と鎮痛剤に手を出す。
眠れないと明日仕事に響くから…と眠剤に手を出す。
便秘が辛くて仕事場でも困るから…と便秘薬を常用する。
簡単に手に入るから、こういうことになるのかな。
その前にやることがあるよね。
どうして痛みが出ているのか、原因がある。
眠れない大元の原因は何?
便秘は身体の個人的な作りが原因? それとも食べ物の偏りのせい?
MRSA感染症の場合、抗生剤を中止するのが一番良い治療と私は考え、実行している。
この事を、膝の人工関節にMRSA感染が起こったケースで知った。
(中略)
そうしたら、膝の創から流れ出している膿が焼失し、膿が流れ出していた傷もふさがったのである。高齢者のMRSAは弱毒菌が多く、このケースも抗生剤投与による免疫機能が回復したことで、感染が収まったと考えている。
抗生剤は、身体に有毒な菌が増えすぎたのでその菌を殺すために使うもの。
ただし、殺したい菌だけを殺してくれるわけではなく、
有益に働いてくれる菌も殺してしまう諸刃の剣。
だから、本来ピンチな時、ごく短い期間に使うものなのだ。
抗生剤が、免疫機能を低下させることを知らない医師が、非常に多いようである。
私は、肺炎でも抗生剤投与は原則5日間としている。重症の感染症でも7日までとしている。
8日以上抗生剤を投与していると、免疫機能も低下してきている高齢者だと
菌交代現象で今までと違う細菌による感染が起こってしまう。
MRSAや緑膿菌やカンジダによる肺炎へ移行してしまう。
MRSAをたたけば、カンジダが出てくる。
カンジダをたたけば、MRSAや緑膿菌が生えてくる。
このイタチごっこになってしまうが、これを終息させるには、抗生剤を中止するのが一番良いのである。抗生剤の中止により、免疫機能が回復することと、弱毒菌と競合する常在菌が復活することで、改善すると私は考えている。
そして抗生剤は「菌」は殺すが、ウイルスは殺さない。
ウイルスに効くものはないのに、ウイルスが原因の症状に抗生剤使うことに疑問を持つ人は少ない。
アロマテラピーの資格学習に「衛生学」も学ぶけれど、
学んだ事、きちんと自分の命を守ることに役立てているかな?
菌のこと真菌のこと、ウイルスのこと、
わかってれば風邪の投薬もどういう意味かわかるはず。
薬自体の問題ではなく、量も意識したことはあるかな?
大きい人も小さい人もいて個人差があるのに同じ量の薬。
若い人も老化している人も同じ量の同じ薬。
おかしいよね?
古くの治療では、個々に調剤していたよね?
混ぜる内容の調合だけに個人差があるだけじゃなくて、身体差があるからだよね?
解剖生理学を、身体機能を知ることは、
自分の身体、自分の命を自分で守ること。
自分で人生の選択ができるために。
来年は、身体のこと、自分の頭で考えられるような勉強会に少し力をいれたいです。
新しいこと、目からウロコのことじゃなくて、
「基本のき」からだのこと、色んな繋がりを知ってほしいから。
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