経営学博士の話でやっとわかったことがある。
アロマ&カウンセリング講師がホームページ制作もセラピーする アロマシオンの島田さつきです。
東京 調布 AEAJアロマテラピーアドバイザー資格認定教室主宰&カウンセリング講座講師
AEAJインストラクター・アロマセラピスト学科試験対策講座(1コマ2時間4,000円~)承ります。
ITが苦手なセラピストやカウンセラーのためにコンサル付きホームページ制作もしています。
↓前回
事業を円滑に進める手法PDCAからPDSA の続きです。
友人からお誘いを受けて玉川大学の経営学博士の話を聞いてきました。
今回は、2回目で実際に授業の一環としても経営されている会社の例を挙げてのレクチャーでした。
過去に起業塾のようなものにも参加したことはあります。
しかし、その中では、漫然と聞いていて、頭の中を通り過ぎていたキーワードがありました。
それは「経営理念」
【経営理念とは】
経営者が経営活動を通じて実現しようとして抱懐している信念、信条、理想、イデオロギーなどの価値をいう。経営信条、経営哲学などとほぼ同義とみてよい。経営理念は、経営目標management goalとともに、経営目的management objectiveを構成する。経営目的とは、経営活動の目ざす望ましい到達状態であるが、経営理念はその価値的表現であり、経営目標はその事実的表現(利潤率など)である。
(日本大百科全書(ニッポニカ)の解説より)
なぜやるか?
やる意義
経営活動を通じて実現したい思い。
理想とする信念
ここが理念なのですね。
これを明確にしていないと、努力している意味を見失ってしまう。
もし、経営していて、辛かったり苦しいことがあるかもしれません。
けれど、理念がしっかりとあれば、辛さや苦しさも乗り越えられるというのです。
あっ…そうか。
この言葉を聞いてストンと落ちたんです。
理念がないと、途中で嫌になってやる気が失せるのだと。
途中で目的を失ってしまうのだと。
辛い、苦しい、モチベーションが下がる。
一見ネガティブな体験というのは必ずあります。
どんなことでも壁にぶつかることはあるわけです。
大きな壁、小さな壁の違いはあってもです。
例えば偉人の話には、失敗談がつきものです。
一見、失敗に見えても、それを諦めずやりつづけた先に実現したというストーリーです。
ここには、何がなんでも目的を達成する「念」執念があります。
「念」があるからこそ、諦めず乗り越えていく、のかもしれません。
例えば「私が幸せでいるため」というものでも一つの理念なわけです。
すると、それをしていて幸せでないなら、経営する意義を失うことになります。
経営に限らずこの意義を失うようなことはありますね。
「幸せ」というと、とても曖昧で抽象的です。
自分がどんな時に幸せであるか?
自分のことをわかっていないと、ゆらゆらとブレるのかなと思います。
自営をする人は、それをする元々の動機があるはずです。
どうなりたいか?
どうありたいか?
経営理念とは、人生に置き換えると使命のようなものかもしれない。
経営学博士の「経営学ではあたりまえの基本」を聞いてわかったことでした。