メールやネットの中で、
私の前でだけであれこれ
熱弁するくらいなら。
スタディ・グループに来て、
それをみんなの前で。
みんなの目を見ながら。
リアルで語って。
もし、スタディ・グループに
来る気がないのならば。
それならそれでいいけれども。
でもだとしたら、
今はもう、あなたと一緒に
やることはない。
・・・と。
そんな感じの捨て台詞を吐いて、
連絡を絶ってから。
1年以上は経っていただろうか。
翻訳者の彼から、突然、
連絡が来たのは。
でもそれは。
私が期待していたような。
「スタディ・グループに参加します」
・・・という内容ではなく。
自分が提案する仕事に、
Lyricaさんのほうが
協力してくれという内容で。
まぁ。
その時点で、私はもう、
だいぶ、イラついていたけど。
それでも。
ウイングメーカー本家の。
ジェームズのプロジェクトで
あるのならば。
協力したいと。
そう思った。
けれどもそれが。
ジェームズや本家とは、
まったく無関係の。
翻訳者の彼の、独自の
プロジェクトであると解った時は。
「彼のやりたいこと」に、
協力しろと言われているのだと
解った時は。
もう、なんというか。。。
一体。
どういう神経をしているんだ?
・・・というか。
そういうのって。。。
人としてどうなの?
・・・みたいな。
そんな気持ちに
させられたっけ(苦笑)
*******
私がああやって、
意図的に彼を傷つけるような
ことを言って、その場を去った時。
ああやって、
彼を揺さぶった時は。
彼にとってもある意味、
試練の時だった。
あの頃の彼は、
プライベートでも辛いことが
あって。
心がだいぶ、
弱っている時でもあったから。
出来るだけ、優しくして
あげたかったけど。
でも。
私にも、、、
「堪忍袋」というものがあり。
その緒が、
あの時切れた。
*******
人が誰かの悪口を、
つい言ってしまうことは。
それはきっと。
誰にでもあると思う。
でも。
そういう悪口を聞かされた時、
ものすごく気分が悪くなり、
もう、やめて。と思う時と。
逆に、愚痴を言っている人を、
元気づけたくなる時があって。
その違いは。
何なのだろう?と。
考えたことがあった。
それで解ったのは。
私に起こるそういう感情は。
その愚痴の内容に、
左右されているものではない。
・・・ということだった。
それよりも。
愚痴を言うその人から
漂ってくるエネルギーが。
私の気分に影響している。
・・・ということが、解った。
誰かの悪口を言っている人が。
その相手に対して、
深いところでは、赦しの気持ちを
持ちながら。
自分にも、多少の非はあり。
お互い様である。
・・・ということを、どこかで
解りながら愚痴っているのか。
それとも。
「私は間違っていない
私は正しいことをした」
・・・という前提のもと、
相手のみを、完全に悪として
批難しているのか。
・・・の違いなのだな。と。
ある時、気づいた。
それが。
その人の放つエネルギーに
出てくるのだ。。。
あの頃の彼も。。。
自分を「被害者」として、
語っていたけれども。
でも、事が事だったので、
私も出来るだけ。
彼の気持ちに寄り添おうと
していた。
けれども。
自分を完全被害者として
話している場合。
それに寄り添うことは時に、
毒にも薬にもなり。
愚痴を言いながらも、
最終的には、「お互い様」で
あったことに気づき。
自分側の非も、
ちゃんと認められるように
なる場合と。
どこまでもどこまでも、
自分を正当化してしまう
場合とがあり。。。
本当は誰でも。
深いところでは解っているのに。
やっぱり。
自分の非を認めることには
勇気がいるから。。。
そこに、誰かが寄り添って
くれた時。
それが、その勇気を奮い立たせる
薬になるのか。
それとも、自己保身という
弱さを増長させる毒になるかは。
その人自身にかかっている。
あの頃は私もまだまだ
未熟だったので(苦笑)
ある時。
「もう、いい加減にして!
いつまで、ウジウジしてるんだ!」
・・・みたいになってしまって(苦笑)
で、あの捨て台詞まで、
吐いてしまったわけで(苦笑)
ちゃんと最後まで。
寄り添えなかった。
あの時彼は。
彼の性質からして。
私に裏切られた。と。
そう感じたのだろうな。。。と。
そう思った。
彼は。
共感や繋がりを、
とても大切にする蟹座だから。
特にそういう思いは、
強かっただろう。。。と。
彼の甲羅の内側から
飛び出した私は。
彼にとっては突然、
「敵」になる。
だからますます。
スタディ・グループになんて
参加する気が起こらなかったの
だろうけれども。
それでもまた、私に
連絡してきたのは。
事の事情はどうあれ。
そこにやっぱり。
カルマ。
・・・が、あったからなのだろう。
*******
私と連絡を絶っていた間に、
彼にはまた、新たなことが
起こっていた。
その話を聞かされた時。
正直言うと私は、
こう思っていた。
「あなたは昔から。
同じことを、延々と
繰り返しているね。。。」
・・・と。
ジェームズの哲学の要は。
「サヴァリン・インテグラル」と、
「グランド・ポータルの発見」
なのだけど。
それは、前も書いたけれども。
自我の意識を、
魂のレベルにまで引き上げること。
自我を透明にすること。
それは。
個としての意識を、
完全に消し去ってしまう、
悟りまではいかないにしても。
個としての究極。。。
記憶喪失から解放された上で、
個として生きること。
監獄から解放された意識で、
監獄内で生きること。
まぁ。。。
表現はいろいろあるけど、
そういうことだ。。。
けれども。
翻訳者の彼は。。。
いつも、同じところで
止まってしまうのだ。。。
サヴァリン・インテグラルを
目指しながら。。。
いつも。
監獄内のおもちゃに、
気を取られてしまう。。。
それはなぜか。。。
・・・というと。
「力」
・・・に、弱いから。
パワーに。
魅せられてしまうから。
この世での権力に
執着することもそうだけど。
サイキック的な力に
固執してしまうこともまた。。。
そこで、足踏みしてしまう
要因になる。。。
*******
ある時、翻訳者の彼のもとに、
一通のメールが届き。
それが彼にとっての、
新たな出会いになった。
彼曰く。
「カルノメンのような人と出会い、
オラクルに会わせてもらった」
・・・とのことで。
これは。。。
ジェームズの『ドールマン』の
小説を読んでいない人にとっては。
「????」
・・・みたいな感じだと思うけど(苦笑)
私は彼のこのセリフを
聞いた瞬間。
「あぁ。。。また、そこか」
・・・と。
そう思ったのだ。
小説に出てくる
「オラクル」というのは。
すごくシンプルに言ってしまえば、
「預言者」みたいなものなのだけど。
そのオラクルのように。
上と繋がることの出来る人と
出会ったのだそうだ。
預言者と同時に予言者でも
あるオラクルは。
未来を見通すこともできる。
カルノメンというのは、
小説の中では。
そのオラクルを独占した
教会の長で。
現実になぞれば。
ヴァチカンのローマ教皇の
ような立場の人。
翻訳者の彼はそうやって、
思い込みが激しいというか。
ジェームズの小説の
登場人物に、なりきりたがる。
・・・というか。。。
よく言えば。
本当に、ピュアで。
永遠の少年で(苦笑)
そんな彼の脳内では。
そうやって、
オラクルやカルノメンに
見える人達。
そういう人たちと出会い。
すっかり舞い上がった彼は。
そのオラクルを中心とした
プロジェクトを。
この先、
動かしていきたいのだ。と。
そう言った。。。
それは。
ジェームズとはまったく
関係のないもので。。。
そのプロジェクトに。
私にも参加してほしいと。
そして。
スタディ・グループの
メンバーまでをも。
そこに、巻き込みたがって
いるように。
私には感じた。
あぁ、蟹座らしいな。と。
そう思った。
自分の周りの人に、
一斉に去られ。
寂しかった彼は。。。
今、オラクルという、
「パワー」を得て。
そこに。
自分の「巣」を。
「家」を。
構築したがっているように
見えた。
でも。
私は思っていた。
これが。。。
この形が。
今までの宗教が辿ってきた
道への、第一歩だ。と。
ヒエラルキーのパワーに
支配された。
「教師と生徒の道」
・・・なのだ。と。
「教会」を作ること。
「宗教」を作ること。
それは、私にとっては。
サヴァリン・インテグラルから、
遠ざかる道でもあった。。。
運命というか。。。
カルマというか。。。
そういうものを。
ひしひしと感じた。
*******
つづく