スタディ・グループのメンバー集めは、
もう、このくらいでいいかな。と。
そのあとは、、、
ヒーリングのセッションや、
なにやらの合間に。
スタディ・グループの
資料作りに没頭していた。
そうこうするうちに。
以前、翻訳者の彼や
WMKの彼と会った日から、
半年近くの月日が流れた。
あの頃は、まだ。
占星術の先生のところで、
プライベートで授業を受けて
いたのだけれども。
勝ちゃんファンの彼女も、
そこに一緒に来ていたので。
出口さんの石鹸教室や、
ライヴ通いをやめてもなお。
彼女とのお付き合いは、
そのまま、続いていた。
ある時、彼女に。
「今度ね、こういうスタディ・
グループをやることになって」
・・・と。
何気なく話した。
彼女をそこに誘おうと
思って言ったわけではなく。
ただ。
お友達同士の会話の中で、
なんとなく、話しただけだった。
でも、その時。
勝ちゃんファンの彼女から、
私にとっては、意外過ぎる
言葉が返ってきた。
「私もそれに、参加したい!!
Lyricaさん、私、行きたい、それ!」
・・・と。
すごく。
無邪気に。。。
でも私は、内心。
思っていた。。。
「いやいやいやいや。。。
そこは、あなたの来るところでは
ないでしょう。。。」
・・・と。
だから最初は、
笑ってごまかして。
話を逸らしていた。。。
でも、その後も何度か
打診されて。
彼女。
よっぽど興味津々なんだな。
私の「交友関係」に。
・・・と。
そう感じていた。
だから。
彼女の前で、
うっかり口を滑らしたこと。
少し、後悔していた。
*******
占星術の、個人レッスンを
始める時も。
こんな感じだったっけね。。。と。
以前のことを、
思い出していた。。。
勝ちゃんファンの彼女は、
多分。
ウイングメーカーそのものに、
心から惹かれているわけではなく。
「お友達のLyricaの
やっていること」
・・・に、興味があるのだろう。と。
そう思っていた。
だからもし。
私がウイングメーカーに
興味を持っていなかったら。
彼女もそこには、
興味は持たなかっただろう。。。
女子にはこういうこと、
よくある。
「〇〇さんがやっているから、
私も」
・・・みたいなのは。
私にはそういう部分は、
あんまりない。。。
どちらかと言えば。
我が道を行くタイプだから(苦笑)
けれども。
理解はできる。
女性同士の間では、
結構。
こういうシチュエーションが
多いし。
私もいちお。
女性だから(笑)
そして彼女はたしか。
金星だったか?
とにかく、どこかに
双子座が入っていたから。
よけいに。
そういうところ、
強めに出るのだろうなと。
そう思っていた。
彼女はきっと。
占星術そのものを。
ウイングメーカーそのものを。
真剣に探究したい
わけではなく。
誰が、どんなことを
しているのか。。。
・・・のほうに。
興味があるのだろう。と。
私は。
そう感じていた。
そういう在り方が悪いとか。
そういう風に思っていた
わけではない。
それは、それなのだ。
けれども。
スタディ・グループに
呼ぶ人は。
そういう動機の人は、
ちょっと、違うかも。と。
あの時の私は。
そう思っていた。
彼女が、
ウイングメーカー達に
呼ばれている。。。とは。
感じなかったから。。。
でも彼女は、
私のお友達で。。。
お友達として、
こういう時。
無下に断ってしまうことに。
私はなんだか。
罪悪感を感じた。。。
だから実は。
ものすごく、迷った。
どうするべきか。。。と。
*******
占星術の個人レッスンも。
彼女は途中で、
やめてしまった。
でもそれは。
最初からなんとなく、
予想は出来ていた。
だって彼女は。
私と出会ってから初めて、
本格的な占星術の世界に
触れた人で。
その彼女がいきなり。
あんなマニアックな
レッスンなんて。
ハード過ぎるだろうと。。。
彼女がやめて。
私がひとりになってからは、
先生の話の内容も、
だいぶ、変わった。
先生は言っていた。
「これまでは私も。
どうしようかと思っていたのよ。
一体、どちらのレベルに
合わせればいいのか。って」
・・・と。
レベル。って言葉を
使うのは。
なんとなく、イヤなのだけど。
でも実際。
占星術の世界に対する
理解度。。。
その深度。
・・・に関しては。
私と彼女とではやっぱり、
それなりに差があったと思う。
それは。
占星術の世界に
関わってきた「年季」が。
かなり違っていたから。。。
差が生まれてしまうことは、
これはもう、しかたないことで。
もし、勝ちゃんファンの彼女を、
スタディ・グループに招いたら。
占星術の
レッスンで起こったことと。
それと同じことが。
スタディ・グループでも
起こってしまうことは。
なんとなく、
予想が出来た。
小学生も、中学生も、
高校生も大学生も。
みんな同じクラスで、
ひとまとめにするのと。
大学生なら、
大学生だけのクラスに
するのと。。。
今って。
どちらが正解なのだろう?
・・・と。
相当、悩んだ。
これもひとえに。
相手が、勝ちゃんファンの
彼女だったからなのだろうな。。。
・・・とも思う。
多分。
私にとって、それほど
関心のない人だったら。
簡単に断れて
いたのだろうと思う。。。
彼女もまた。。。
縁あるソウルメイトであることは。
もう、解っていたから。。。
*******
スタディ・グループの
開催日間近まで。
相当、悩んだ。
私がここまで迷うのも、
かなり珍しいことだよな。と。
そう思いながら。
でも。。。
自分自身がメンバーを
選定しようとしていることが。
なんだか。
自分のエゴのように
感じていた。
私は、何様?
・・・みたいに(苦笑)
私のエゴが。
彼女をここに招待することに
消極的だったとしても。
事態はもうすでに、
起こっていて。
彼女は、参加したいと
言っていて。
そうやって。
「実際に起きていること」
それこそが、
ウイングメーカーの。
魂の意思なのでは?
・・・と。
そう思ったのだ。
ここで私が。
自分のマインドを通して、
判断したら。
それはきっと。
彼女の参加を断る。
・・・という選択になって
いただろうと思う。
けれどももし、
そうしたら。
私の性質上。
そのあと、どこかで、
罪悪感を抱えることは。
もう、解っていた。
だったらもう。
こういう時は。
自分の気持ちよりも、
相手の気持ちを尊重することを
選択するほうが。
今後、
どんなことが起こっても。
どういう展開になったとしても。
私は多分。
後悔しないだろう。と。
それがあの時の。
私の選択だった。
だから。
彼女にメッセージを送った。
「スタディ・グループ。
ぜひ、来てください」
・・・と。
*******
私が送ったそのメッセに対して、
彼女から来た返信は。。。
「え!本当に行っても
いいんですか?
私が行っても、大丈夫なの?」
・・・と。
その時の彼女から。
若干、
弱気みたいなものを感じて。
私は正直。。。
ガクッ。。。となった(苦笑)
そして。
混乱した。
もしかすると彼女も。
どこかで察していたのかもしれない。
私が。
彼女を呼ぶことに。
どこか消極的なことを。
でもそれでも。
何度も打診してくる彼女を見て
私は。。。
彼女には、彼女なりの
熱意があるのだろうと。
そう思っていた。
でも。
ここで弱気になるくらい
だったのならば。
たとえ私が、
参加を断っても。
彼女はそこまで
気にしなかった???
・・・と。
彼女のノリは。
私より、全然軽かった?と。
そうだとしたら。。。
自分がこんなに
考えていたことがちょっと。
馬鹿みたいに感じた(苦笑)
なんだかちょっと。
母を思い出した。。。
みんな。。。
言ってることと、
実際にやってること。
違い過ぎない?
もう。
意味わかんないんだけど。
・・・と(苦笑)
そして。
そういう人達から、
私はよく。
「真面目すぎる」とか、
「考えすぎ」とか。
簡単に言われたりするのだけど。
それを言われるのが。
私は、すごく嫌いだった。
でもまぁ。。。
それは、それだ。。。と。
今は思う。
けれどもあの頃の私は、
まだまだ。
完全に理解しきれていなかった。
理解しきれていなかったから、
いちいち、混乱して。
なんとか理解しようと。
頑張ったりしていたけれども。
そういうことすら
どうでもよくなっていったのは。
まだもう少し、
先のことだったかな。。。
*******
つづく