運命の出会い 326 | TRIQUETRA ~Tributary Zone~

TRIQUETRA ~Tributary Zone~

2代目のブログです

出口さんの石鹸教室に

行ってみましょうよ。。。と。

 

勝ちゃんファンの彼女に、

そう誘われた、ちょうどその頃に、

都内で出口さんのライヴがあり。

 

「久しぶりに行ってみません?」

 

・・・という話の流れになった。

 

 

 

50歳のバースデーライヴ以来、

何年か経っていたあの頃。

 

そういう流れで、気づけばまた、

ここにいたけれども。

 

何とも言えない気分だったな。

あの時は。

 

 

それは、なんとも、

表現しがたい気分。

 

 

「どうして今、私はまた、

ここにいるんだろう?」

 

・・・みたいな。

 

そんな感じ。とでもいうか。

 

 

それから約1年くらいはまた、

その彼女と一緒に、出口さんの

ライヴに通ったりしたけれども。

 

なんだかいつもいつも。

夢の中にいるような。

 

どこかで、フワフワしている、

 

そんな感覚があった。

 

 

あるライヴの時、、、

 

勝ちゃんファンの彼女が、

昔の知り合いを見つけた。

 

 

二人連れのその子達は、

約10年前。

 

やっぱり、出口さんのライヴで

知り合い、意気投合して。

 

いつも仲良くしていた人達だったけど。

 

 

やっぱりずっと、音信不通で。

 

あの時、ものすごく久しぶりに

再会したにも関わらず。

 

私はなんだか、

自分がすごく、フワフワしている

ような感じがしていた。

 

 

本当に。。。

 

この感覚を、うまく言葉で

表せないのだけれども。

 

 

自分が、そこにいない感覚。

というか。

 

いるのだけど。。。

 

半分、いないのだ。。。

 

 

そうやってどこかで。

 

「焦点が合わない」

感じが、いつもしていた。。。

 

 

 

彼女たちと久しぶりに再会して、

話をしていると。

 

それはもう。。。

 

楽しくて。

 

楽しくて。。。

 

笑いが止まらないくらい、

面白い話をたくさんした。

 

 

彼女たちは、

私がそこから離れていた

10年の間も。

 

ずっと、そこに留まっていたらしく。

 

だから。。。

 

私が知らなかった間の

出口さんの話を。

 

いろいろ、聞かせてくれた。

 

 

彼女たちと話して。

私のテンションもあがっていた。

 

嬉しくて。

 

 

そうやって、本当に本当に、

楽しいのだけれども。

 

 

でもなぜか。

 

焦点が合わないのだ。。。

 

自分の中で。

 

 

お腹の底から大笑いして、

本当に楽しい時を過ごすのに。

 

いざ、その場を離れると。

 

あれがなんだか。。。

 

遠い、夢の中の出来事だったかの

ように感じる不思議。。。

 

 

つい、さっきの出来事が。。。

 

自分の意識の中から、、、

サーッと散っていく感覚。。。

 

 

目が覚めた時。

 

さっきまで観ていた夢を、

サーッと忘れてしまうかのような。。。

 

 

 

なにか、

間違っているのだろうな。と。

 

 

多分今って、本当は。

 

そういう時ではないのに。

 

なんだか無理矢理。

 

そこにいるからなのだろうな。と。

 

 

そんな気がして

しかたなかった。

 

 

*******

 

 

昔の。。。

 

グラスバレー時代に、一緒に

ライヴ通いをしていた親友は。。。

 

彼女はどこかで、

私と似たところがあって。

 

 

だから、ライヴの時も、

楽屋の前で、入りや出待ちをする。

みたいなことは、一度も

したことがなかった。

 

 

そういうことに、

関心がなかったのだ。。。

 

 

本当に好きな人や、

好きなものは。

 

ただただ、遠くから

眺めていることが好きだった。

 

 

コンサートやライヴは。。。

 

私達にとってはある意味、

「儀式」のようなもので。。。

 

 

その場の熱を感じながら、、、

意識の感覚が変わること。

 

 

そこで、エネルギー・チャージをして、

また、日常を頑張る。

 

みたいな。

 

 

だから。。。

 

「舞台裏」

 

・・・は、あまり見たくなかった。。。

 

 

そこにある

境界線を越えるのが。

 

イヤだったのだろうと思う。

 

 

 

でもそれから約10年後。

 

勝ちゃんファンの彼女を始め、

あの頃仲良しだった二人組の

出口さんファンの彼女達。

 

その中のひとりの人は、

ライヴが終わるといつも出待ちをして。

 

出口さんに、プレゼントを

渡しているのだと言っていた。

 

 

これは私の偏見なのだけど。

 

 

昔の私や、あの頃の親友は、

そういう出待ちをするような

人達のことを。

 

どこかで、敬遠していたのだ。

 

 

それは、、、

そこにある「境界線」を、ズケズケと

超えていくような行為に感じて。

 

そういうことは、

恥ずかしいことだと。

 

そう思っていた。

 

 

 

でも。。。

 

あの時出会った彼女は、

昔の私たちが想像していたような、

感じの人ではなく。

 

逆に、とても素敵な女性で。

 

 

あぁ。。。

この人は、本当に、

純粋に。

 

出口さんのことが、

好きなんだなぁ。。。と。

 

 

彼女のそういう気持ちを。

 

 

ある意味。

尊敬しそうにさえなった。

 

 

 

そうしたら不思議と。

 

出待ちをすること=恥ずかしいこと

 

・・・という、私の中の公式は

すぐに崩れ(笑)

 

 

それ以来、私も。。。

 

彼女達に付き合って、

出口さんの出待ちをするように

なったけれども。

 

 

まぁ。。。

 

もともと、そういうことには

あまり関心がなかった私なので。

 

 

今にして思うと。

 

ライヴが終わった後の

出口さんに会いたいから。

 

・・・というよりかは。

 

友達と一緒に、待っていた

あの時間。

 

 

ライヴ後のテンションで、

みんなで楽しくおしゃべりしながら、

大笑いしながら。。。

 

・・・の。

 

 

あの時間がきっと。。。

 

楽しくて仕方なかった

のだろうな。。。と。

 

 

そう思う。。。

 

 

*******

 

 

そんな、楽しい時を一緒に

過ごしたはずの彼女達なのに。。。

 

今のこの、、、

焦点の合わない感覚。。。

 

 

それは、彼女達云々ではなく。

 

そこに、好きとか嫌いが

あるわけではなく。。。

 

 

おそらく。

 

今、彼女達とは、本当は、

道が交わっていないのに。

 

無理矢理こうしている

せいなのだろう。。。と。

 

 

そう思った。

 

 

そして。

 

そこへ私を

引っ張っていったのが。

 

勝ちゃんファンの彼女で。

 

 

もちろん彼女は、、、

無邪気に。

 

ただただ、その場のノリで、

深いことも考えずに

行動したのだろうけれども。

 

 

あの時私はなんとなくそこに。

 

勝ちゃんファンの彼女の

抱えるカルマが。

 

うっすら見えたような気がした。

 

 

 

勝ちゃんファンの彼女は、、、

私達をそこに。。。

 

「過去」に。

 

結びつけようとしたけれども。

 

 

でも結局。

それは、実現しなかった。

 

 

もう、みんな。。。

大人だったし。

 

 

私だけでなくおそらく、

あの二人組にも。

 

そこまでの「熱意」が

なかったのだろうと思う。。。

 

 

そういう時は。。。

 

無理矢理その関係性を

維持しようとするよりも。。。

 

 

あっさり手放すのが

私で。。。

 

 

だから私は時々。。。

 

一部の人からは。

 

「冷たい人」

 

・・・だと思われる。。。

 

 

*******

 

 

そうやって、出口さんの

ライヴ通いを続けていた時期は。

 

同時進行で、

石鹸教室にも通っていた。。。

 

 

私をそこに導いたのもやっぱり、

勝ちゃんファンの彼女。。。

 

 

終わったはずの場へと。。。。

 

 

 

でもあの時も、実は。

 

思っていた。

 

彼女と再会した時の

ようなことを。

 

 

この流れは。。。

 

 

そのまますぐに終わるのか。

 

それとも、深まるのか。。。と。

 

 

なんにしても。。。

 

流れにお任せだな。。。と。

 

 

そう思っていた。

 

 

*******

 

 

つづく