運命の出会い 324 | TRIQUETRA ~Tributary Zone~

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2代目のブログです

勝ちゃんファンの彼女と再会を

果たす、数年前。

 

出口さんのあの、50歳の

バースデー記念のライヴに

行った時。

 

 

私は、あの時も。

 

その「終わった」という感覚が

自分の中にあったから。

 

 

だからあの時。

 

私は、出口さんに会うのは、

これが最後になるのだろう。。。と。

 

そう思っていた。。。

 

 

それでも、その後もたまに、

出口さんのブログを読んだりは

していたので。

 

ネット時代の今というのは、

昔と違って、すっかり忘れる。

 

・・・みたいには、なかなか

ならないものだな。

 

なんて思ったりしていた。

 

 

出口さんが、

石鹸彫刻のお教室を開いて。

 

そこで、先生をやっていたことは、

ブログを通して、以前から

知ってはいたのだけれども。

 

 

でもそれは。

自分とは縁のないものだと。

 

そう思っていたし。

 

自分がその教室に通うことは、

考えていなかった。

 

 

石鹸彫刻もそうだけど。

 

私は。

 

「物をつくる」ということは、

自分にはあまり、向いていないと

思っていたからだ。

 

 

*******

 

 

昔から、美術の授業で。

 

絵を描くことは、

すごく楽しかったのだけど。

 

彫刻とか、工作とか。

そういうのは、苦手で。

 

気が重かった記憶がある。

 

 

隣に住んでいた伯母たちの、

長女の伯母のほうは、

とても、手先が器用な人で。

 

それこそ、「物作り」の

才能があるような人だった。

 

 

霊感の強い、下の伯母が、

美輪明宏さんだとすると。

 

上の伯母は、

ターシャ・テューダーを

思い出させるような。

 

そんな感じの人で。

 

 

動物をたくさん飼っていたり、

植物を愛でたり。。。

 

そして、物を作ることが好きで。

 

 

 

子供の頃から、

夏休みの宿題の工作は、

その伯母に手伝ってもらっていて。

 

それで私はいつも、、、

賞を取っていた(苦笑)

 

 

普段の工作はボロボロなのに、

夏休みの課題だけは

なぜか、見事な作品を作ってくる私。

 

 

先生にはきっと、

バレていただろうけど(笑)

 

 

でも、それでも思わず賞を

あげたくなってしまうくらい。

 

伯母の作る作品は、

魅力的だったのだろうとも思う。

 

 

そういう伯母を、

間近で見てきたから。

 

こういうのはもう、本当に、

生まれつきのセンスとか

才能ってあるよな。。。と。

 

すごく感じていたし。

 

同時に。

自分には、それに関する

才能はないな。。。と。

 

そう思っていた。

 

 

頑張っても無理だろうと。

 

最初から思っているものには、

どうしても「熱」が入らないから。。。

 

 

だから、出口さんのお教室も、

行こうとは思わなかったのだ。

 

 

 

それなのに。

 

今頃になって、こういう流れに

なるなんて。

 

面白いものだね。。。と。

 

そう思っていた。

 

 

 

勝ちゃんファンの彼女はおそらく。

 

石鹸彫刻を学ぶ。。。というよりも、

出口さん自身に関心があって。

 

だから、お教室に行きたいと。

そう思っていたのだと思う。

 

 

特に、深いことも考えず、

その時の気分で素直に

動いていたのだろうと。。。

 

 

すごく無邪気な気持ちで。

私のことを、誘ったのだろうと。。。

 

 

 

私ももちろん。

 

大好きだった出口さんが、

先生をやっているお教室に、

 

まったく興味がなかった

わけではないけれども。

 

 

まず、工作系ボロボロの私は、

場違いだと思っていたから(苦笑)

 

 

おそらくあの時。

彼女に誘われなければ。

 

 

私はきっと。

行動はしていなかっただろうな。

 

 

*******

 

 

ちょうどあの頃。。。

 

私は、占星術を真面目に

学びなおそうとしていて。

 

 

ヒーラーを仕事とする上で、

カウンセリングの中などに、

占星術も取り入れられたら。。。と。

 

そんな気持ちになっていた。

 

 

それまでも長い間、

占星術とは関わってきたし。

 

カルチャーのような

お教室には何度も通ったり

したけれども。

 

でもどこか、中途半端な感じが

私の中にあり。。。

 

 

だからここはもう、

本格的に。

 

ちゃんとした先生に師事し、

自分が納得できるまで

しっかり学んでみよう。。。と。

 

そう決めたところだった。

 

 

そんな話しを、

勝ちゃんファンの彼女に

話すと。。。

 

「私も一緒に行ってみたい!」

 

・・・と、彼女は言ったのだった。。。

 

 

あの時、私は内心。。。

 

「えー。。。。」

 

・・・と思っていた(苦笑)

 

 

プライベート・レッスンで、

先生と、一対一で、

じっくり学ぼうと思っていた

ところだったからだ。。。

 

 

 

でも。

 

「もし、ご迷惑でなかったら、

ご一緒したい」

 

・・・と、言った彼女に、つい。

 

「大丈夫だよ」

 

・・・と、言ってしまっている

自分がいた(苦笑)

 

 

*******

 

 

あの時。

思ったものだ。。。

 

 

出口さんの石鹸教室もそうだし、

占星術のこともそうだし。。。

 

 

私にとって、その時の、

「もうひとりの自分」となっている人に。

 

私はこうやって、

いつも、流されていくよな。。。と。

 

 

流される。。。というか、

正確に言えば、引っ張っていって

もらっているのだ。。。

 

必要なことが、起こる場面へと。

 

 

 

そういう人はいつも無邪気で。

 

私を「動かす」という役割を持って、

私の前に現れる。。。

 

 

同時に。

 

そういう人にとって私はいつも。

 

「紹介者」

 

・・・となる。

 

 

なんの紹介かといえばそれは。

 

「精神世界への入口」

 

・・・の。

 

 

そういう人は、私と関わる直前に、

大抵、混乱するような

経験をしてくる。。。

 

自分の在り方を、

見つめなおさなければ

ならなくなるような。。。

 

 

そういう段階で、私と関わり。

 

そしてほとんどの人達が、

そこから。

 

精神的な世界へと、

目を向けていくように

なっていたりした。

 

 

彼らの。。。

 

そういう、「転換期」に。

 

私はいつも、

立ち会うように出来ているよな。と。

 

 

ある時、気づいた。

 

 

 

そうやって。

 

私が彼らの「転換期」に

寄り添う役割を果たしていたとしたら。

 

彼らは私にとっては。

 

必要なドラマへと、手を引っ張って

連れていってくれる役。

 

・・・を。

 

演じてくれていたのだろうと。

 

そう思う。

 

 

そういう人が、いつも必ず、

「ひとりだけ」

 

私の前に現れる。

 

必要な時に。

 

必要なものを持って。

 

 

交代交代で、

現れる。

 

 

縁の深いソウルメイトって、

そういうものなんだな。。。と。

 

 

そう思っていた。

 

 

 

「その人」のことは。

 

このブログで触れた人もいれば、

まったく、触れていない人もいる。

 

そして。

 

今のこの段階で、

「その人」という役割で、

私の前に立っていたのは。

 

勝ちゃんファンの彼女だった。

 

 

*******

 

 

つづく