お姉さん先生のベリー・スタジオに
復帰したちょうどそのあたりで。
声楽のお教室のほうの先生も、
たしか、変わったのだったと思う。
『Time to say Good-bye』を
練習し始めたあの頃。
新しく来た声楽の先生もまた、
ベリーのお姉さん先生と同じ歳くらいの、、、
とても若い先生だったのだけれども。
私は、声楽のほうの先生に対しては、
「子供」を感じることが少なかった。
それどころか、彼女のことはちゃんと。
「先生」と認識することができた。
それはおそらく。。。
クラシックの声楽の世界が、
私にとっては、まだまだ「未知」な
世界だったからなのだろうとも思う。。。
「ダンス」に関しては、、、
私は子供の頃からその世界に
関わってきていたし。。。
ダンスにおいても。
そして、人生においても。
今、お姉さん先生がいる場所は。。。
もう、とっくの昔に
通り過ぎてきたところでもあったから。
だから私は、彼女のことを、
「先生」
・・・とは。。。
つまり、、、
「先に(その道)を生きてきた人」
・・・とは。
どうしても、思えなかったのだろう。。。
あのベリーのスタジオで、、、
最初に、「やりずらいな」と
感じたことは、やっぱり。。。
お姉さん先生のことを、
先生として立ててあげないと
いけなかったことで。。。
そうやって、自分を偽りながら、
周りとうまくやっていくことは。
そういう「処世術」は。
もう既に、いろんな経験を通して、
身についてはいたけれども。
でもそれは。
嘘の自分を演じること。
というのは、私にとって。
最大ともいえるほど、
苦痛なことで(苦笑)
だからあのスタジオでは。。。
そのあたりでのストレスを、
初期の頃から、多少感じてはいた。
蟹座の。。。というか、
まだ、未熟な蟹座。。。と
言ったほうが、正しいのだけど。
自身を理解しきっていない
太陽星座・蟹座の人って。
どこか、見栄っ張りな人が
多いような気がしている。
そしてその仮面の下では、、、
ビクビクしている。。。
もちろんこれは。。。
私の主観。
なぜ、そうなってしまうのか。
その理由も解ってはいるけれども。
あの、お姉さん先生からも、
やっぱり、そういうものを感じた。
以前は、あんなに可憐で、
ピュアで可愛かったし。。。
まだ、数少ない生徒であった
私に対しても。
どちらかというと、「仲間」として。
同じ、ミシャールの元生徒同士として、
接していた彼女。
そしてあの。
可愛らしい、キラキラメール。
多分あれが。
彼女の「素」なのだろう。。。
でも、久々に彼女のスタジオに
復帰してみれば。
彼女には、もうしっかり。
「境界線」が創り上げられていた。
「素」を隠すための、
固い甲羅が、出来つつあった。。。
それは。
「自分のスタジオの教師」という
看板を背負い。
私達生徒に対しての、
責任をもまた、背負ったから
なのだろうけど。
スタジオに復帰してからあとに、
彼女と遣り取りしたメールは。
なんだか、妙に堅苦しい文体に
変わってしまっているし(苦笑)
あのさ。。。
そんなに、自分を大きく見せようと
しなくても、大丈夫だよ。。。と思い。
いくらこちらが、
以前と同様に、フレンドリーに
接しようとしても。
その教師と生徒の間の「境界線」を、
一切崩そうとしない彼女に対して。
必死に、教師としての
威厳を保とうとしている
彼女の姿を見て。
私は。。。
苦笑いをせざるを得なかった。
デジャヴを感じて(苦笑)
わぁ。。。
なんか、こういうケース。。。
最近、どこかで見たような。。。と。
もちろんそこで浮かんでいたのは、
翻訳者の彼だったのだけど。
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一方。。。
声楽のほうの若い先生からは。。。
彼女もまた、一生懸命、
「先生業」を頑張ろうとしているのは、
すごく伝わってくるのだけど。
でも、彼女からは。。。
「無理している」
・・・みたいなものを、なぜか
ほとんど、感じなかった。
レッスン中、おしゃべりが過ぎる。。。
という、欠点はあったけど(笑)
でも私も。
彼女と話している時は、
あまり、自分を作らずに済むので、
気が楽だった。。。
声楽の若い先生。。。
ベリーのお姉さん先生と
同じくらいの歳で。。。
教師歴もまた、同じように、
まだ浅くて。。。と。
そういうところだけを取ってみれば、
共通点がたくさんあるこの二人の
若い先生たち。。。
でも、何かが全然違う、
先生たち。。。
ふと。
声楽の若い先生にお誕生日を
訊ねてみたら。。。
なんと彼女は、
私と一日違いのお誕生日で。
・・・ということは、つまり。
彼女は射手座なのだと解り。。。
なんだか。
面白くなってしまった。。。
ハッキリ覚えていないけど。。。
多分、あの頃はもう。
WMFJの仕事は辞めていたの
だったような気がする。。。
それでもまだ、尚続く、
同じテーマ。
射手座と蟹座。
しかも、今度は私は、
「観察者」として、そこにいて。。。
ホント。
面白いものだ。。。と。
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その声楽の若い先生になってからは、
レッスンや発表会で歌う歌に、
「自由度」が増した。。。
「クラシックにこだわる必要も
ないですよ。
Lyricaさんが歌いたい歌を
歌うのが一番です」
・・・という彼女に。。。
ふと、思いつき。
なんとなく、提案してみた曲は。。。
あの頃、子供達がハマっていた
あるゲームに出てきていた歌。
先生に曲のサンプルを渡すと。
彼女がそれを、楽譜におこしてくれて。。。
ゲーム曲だからとか。
格式のある曲じゃないからとか。
そういう、変なところには、
一切こだわらずに。
ただ一生懸命、レッスンしてくれて。
なんだか私としては。。。
先生のそういう在り方が、、、
すごく心地よかった。。。
そしてこういうところが。
射手座らしい。。。と。
そう思っていた。
どうでもいい(と私には映る)ことに、
こだわらないところが。
あの曲を、舞台で歌った時。。。
・・・というか、リハーサルの時
だったかな。。。
声楽の先生のお友達だという、
あるピアノの先生が、曲の
伴奏を弾いてくれたのだけれども。。。
さすが、プロのピアニストなだけあって。。。
その生演奏が素晴らしすぎて。。。
思わず。
感動で泣きそうになってしまった。
そして、歌えなくなりそうになって
焦ったな。。。と。
そんなことを今。。。
ふと、思い出したりもした。
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つづく