若い先生の妹さんが、
アシスタントの先生になっている。
・・・と知った時も。
私は、なんとなく、そんな気がして。。。
それを確かめるために家で、
昔の、娘のバレエ教室の発表会の
パンフレットを、パラパラと
してみたのだけど。
そこにはやっぱり、妹さんも写っていた。
彼女もまた。
あのバレエ教室の、元生徒だった。。。
パンフに写っていた二人はまだ、
小学生が中学生くらいで。
私はそれを見た時。
ただただ、単純に。
「可愛い~」
・・・と思った。
あのバレエ教室の。
彼女たちと同じクラスにいた
女の子たちのことは。
私はもう、、、
彼女たちが本当に小さい頃から
父兄の立場で見てきていたから。
だから、その子達と同じクラスに、
以前いたという、あの姉妹先生のことも。
なんだか、もう。
「子供」
・・・にしか見えなくて。
彼女たちが蟹座。。。ということで、
私はなんとなく。
この先、起こるであろうことが、
予想は出来たけど。
でも、彼女たちのことを、
自分の中で。
完全に、「子供」だと
認識してしまった私は。。。
逆に。
「観察者」に徹することが出来た。
「同じ舞台」に、
立たなくて済んだ。。。
*******
その頃は、同時進行で。
翻訳者の彼とのあれこれが続いて
いた頃でもあったけど。。。
私は彼とは、「同じ舞台」に
立っていたからこそ。
そこでは、エゴの衝突があれこれ起きて、
非常に疲れながらの学びが起こっていた。
翻訳者の彼が、運んできたのは、
「蟹座エネルギー」。。。
一方、若い先生や、
アシスタントの妹先生は。。。
彼女たちもまた、同じように、
蟹座エネルギーを持ち込んでくる役。
・・・として、私の物語に登場して
きた人達ではあったけど。。。
私にとっての、彼女たちは、
「子供」だったため。。。
また、「心底大事なもの」を。
彼女達とは、
共有していなかったから。。。
なんだか私は。。。
彼女たちに対しては。。。
イライラすることは、まったくなくて。
彼女たちがやりたいことを、
そのまんま、見守っていよう。。。と。
そんな心境に、自然となっていた。
子供。。。と言っても、
いちお、先生ではあるのだから。
表面的には彼女たちを立てながら。
私は、彼女たちの在り方を、、、
黙って、ただ観察することが出来た。
妹先生は、お姉ちゃんに誘われて。
・・・という感じではあったけど。
お姉さん先生のほうは、
もう、心からベリーダンスのことを
愛している。。。
・・・という感じだった。
だから、もし私が。
彼女と同じくらい、本気で
ベリーダンスを愛していたとしたら。
ウイングメーカーを愛するように、
ベリーダンスを愛していたら。
そうしたら。
いくら相手が子供だとは言え。
もう少し、ギスギスしていた
かもしれないけど(苦笑)
*******
しばらくは、スピリチュアル・クラスで
レッスンを続けていたのだけど。
ある時、クラスを変更した。
あの頃の私にとっては、ダンスは既に、
「表現」というよりは、「瞑想」に
なっていたのだけれども。
「ミシャールもどき」
・・・なクラスだと、逆に欲求不満に
なりそうだったので(苦笑)
そういうのはもう、家でひとりで
やることにして。
お教室では、そのあたり、割り切って。
まったく違うクラスをとることにした。
初心に戻って、基礎クラスへと。
昔、韓国の彼女と一緒にいた
カルチャーのクラスでやっていた
レッスンのようなクラスに。
移動することにした。
そして、そのクラスに移動してから。。。
思うことがいろいろ始まった。
そのクラスでの、お姉さん先生からは、
ミシャールの、ミの字も感じなかった。
本当に普通の。。。
ごくごく一般的な、日本人の、
ダンスの先生になっていた。。。
あれぇ???
・・・と、最初は思ったのだけど、
しばらくレッスンを続けているうちに。
なんだか、こっちのほうが、
本当の彼女に近いのだろうな。と。
そんな風に思うようになった。。。
以前、お姉さん先生が話して
くれたのだけど。
彼女はある時、ミシャールから。
「あなたはいつか、ここから
出ていくような気がする」
・・・と、そう言われたのだそうだ。
今のお姉さん先生の様子を
見ていたら。
「さすが、ミシャール」
・・・と。
つい、そう思ってしまった。
お姉さん先生の本質の色は。。。
ミシャールの色とは、全然
違っていたのだということを。
ミシャールもおそらく。
気づいていたのだろう。。。
私が、スピリチュアル・クラスに
いた時に、物足りなさを感じたのも。
そういうことだったのだろう。。。
移動した基礎クラスには、、、
以前、私がこのスタジオにいた時に、
すれ違いで入ってきたあの、ラピスの
彼女がいたのだけど。
その彼女が今では、
古株の人。
・・・みたいになっていて。
ちょっと、不思議な気分になった。
その彼女に。
「先生、だいぶ変わったね」
・・・と言うと。
「そうでしょ。だいぶ、体育会系の
レッスンになってきたよね」
・・・と彼女は言った。
なんでも。。。
ラピスの彼女が、お姉さん先生に
あれこれ、吹き込んだ。。。
・・・というのは言葉が悪いけど(苦笑)
「もっと、こういうレッスンにしたほうが
いいですよ」
・・・みたいなアドバイスを、
あれこれしたのだそうで。。。
なるほどなぁ。。。と思った。
今のお姉さん先生は、、、
そっちに目覚めちゃったのね。。。と。
そう思ったけど(笑)
でも、結局は。。。
お姉さん先生の中にもとから、
そういうものがあったのだろう。。。
なにせ。
彼女もまた、あるところまでは
バレエの世界で育ってきた人だったから。
そっちに走るのもまた、、、
解るような気がした。。。
今のお姉さん先生のレッスンからは、
ミシャールよりも、ラピスの匂いの
ほうが強くなっていて。
そっか。。。
そういうことか。。。と。
私が。。。
ベリーダンスに対して求めて
いたものは。
もう、そこではなかった。。。
けれどもこの先。
お姉さん先生はきっと。
どんどん、そっちの方向へと、
進んでいくことになるだろう。。。
きっと。。。
この先どんどん、ズレていくことに
なるだろう。。。と。
そう思った。
自分のやりたいことと、
相手のやりたいことが、
大きくズレていく。。。
あぁ、やっぱり。
ここでもそれなのね。。。と。
私は、翻訳者の彼との間で
起こっていたレッスンのテーマと。
まるっきり同じテーマが、
ここにもあるように思えて。
思わず、苦笑いした。。。
ここでの本当のレッスンは、、、
ダンスのレッスンじゃなくて、
こっちか。。。と。。。
*******
つづく