運命の出会い 256 | TRIQUETRA ~Tributary Zone~

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2代目のブログです

母は、赤ちゃんの時。

 

「健康優良児」として、

表彰されたことがあるらしい(笑)

 

 

そんな母の体質のおかげか。

 

私も。

身体自体は丈夫なほうだと思う。

 

 

アレルギー体質ではあるけれども。

 

大きな病気とは無縁で

育った。

 

 

 

ただ。

 

子供の頃から。

 

「精神的なダメージ」を受けると、

すぐに具合が悪くなるところがあったから。

 

「病は気から」

 

・・・というのは、本当のことだと。

 

そう思っていた。

 

 

 

ある時、フラワーエッセンスとか

クリスタルとか。

 

そういう、「波動療法」について

学んでからは。。。

 

ますます、その思いは、

確信に変わっていったものだ。。。

 

 

また。

 

アロマテラピーやハーブ療法。

そして、チベット医学やアーユルヴェーダ。

 

・・・という世界を学ぶことにより。

 

 

そして。

過去生とかカルマとか。

 

そういうことを、深く掘り下げていくにつれ。

 

 

人はなぜ、病気になるのか。。。

 

・・・ということに関しては。

 

 

自分の中での物の捉え方が。

 

一般的な西洋医学とは、随分と、

変わっていったりもした。。。

 

 

 

もちろん。

 

西洋医学のような。

 

「対症療法」を。

 

完全に否定しているわけではない。

 

 

でも。

 

それがすべてではないだろう。と。

 

そう思っていた。

 

 

*******

 

 

父が最初に心筋梗塞を

起こした時に行った、

カテーテル手術。。。

 

あの時は。

特に違和感を感じなかった。

 

 

父は本当に、具合が悪くて

辛そうだったし。。。

 

実際に、あの手当で、

父は元気になったし。。。

 

 

そして、あの時は夢が。。。

 

先にそれを。

伝えてきていたから。。。

 

 

 

でも。

 

今回の、「心不全」の流れには。。。

 

私にはどうしても、

違和感がつきまとっていた。。。

 

 

あんなに普通に。。。

元気に過ごしていたのに。

 

なぜ、入院しなければならないの?

 

・・・と、正直、思った。。。

 

 

 

父の手術に関して。

 

私達が医師からの説明を受けに、

病院に行ったその日。。。

 

入院していた父の髪の毛は、

やたらと小ざっぱりしていて。

 

 

母が。。。

 

「お父さんったら、昨日。

病院に頼んで抜けさせてもらって、

床屋なんて行ってきたのよ」

 

・・・って(笑)

 

 

まるで、会社勤めしていた頃のように、

髪を綺麗にスタイリングして。

 

シャキッとしている父のその姿を

見ていたら。。。

 

 

ますます、

違和感がこみあげてきた。

 

 

「本当に。。。

手術を受ける必要あるの???」

 

・・・と。。。

 

 

*******

 

 

父の手術を担当する先生は。。。

 

心臓外科手術に関しては、

かなりの権威だったらしく。。。

 

 

父も、母も。

そして、一緒にいた伯母も。

 

そして、弟さえも。

 

 

みんな。

 

その先生の前では、

どこか、かしこまって。

 

 

「はい。はい。」

 

 

・・・と、その先生の話を、

大人しく聞いていた。

 

 

私だけは、違っていた(苦笑)

 

 

もうもう。。。

 

本音を言っちゃっていいかな?

 

・・・って感じだけど。

 

 

「この人って。

なんて、偉そうなんだ!!!!」

 

・・・って。

 

そう思っていた(苦笑)

 

 

私は。

 

偉そうな人のことが。。。

すごい、嫌いみたいなのだ(苦笑)

 

 

謙虚さのない人のことが。。。

 

 

 

その先生は、言っていた。

 

 

父には、糖尿の気があるから、

この手術をすることによって、

その後は、人工透析をしないと

いけなくなってしまうかもしれない。

 

・・・と。。。

 

 

そして。

 

そういうリスクについて

説明したあと。

 

こう言った。。。

 

 

「だから、いいんですよ?

別に手術、受けなくても。

 

でも、手術しなかったら、

あと半年しかもちませんけど」

 

・・・と。

 

 

私は、その時。

 

心の中ではその先生に、

言いたいことや、質問したいことが、

山ほどあったけど。。。

 

何も言うことが出来なかった。

 

 

なぜなら。

父や母や伯母がそこにいる時。。。

 

 

私と弟は。

 

その中では、いつまで経っても。

 

「子供扱い」

 

・・・であって(苦笑)

 

 

そういう場で。

 

私達、「子供」の意見が

通らないことはもう。

 

百も承知だったから。

 

 

 

しかも。

 

手術を受けるか受けないか。。。

 

最終的にそれを決めるのは。

父本人の意思だ。。。と。

 

そう思っていたから。。。

 

 

 

でももし。

 

手術を受けるのが私だったら。。。

 

自分だったら。

 

 

私はきっと。

 

ハッキリと断っていただろうと。。。

 

そう思う。

 

 

 

それは、あの先生の偉そうな

態度に腹が立ったからではなく。

 

そもそも。

 

なぜ、この病気になったのか。

 

・・・というところからしてもう。。。

 

私の中では。

 

見えている景色が違ってしまって

いたから。。。

 

 

 

外科手術は。。。

 

一時的にその症状を

改善することは出来るだろうし。

 

 

「気づくまで」の時間に、

余裕を持たせてくれることは

出来ても。。。

 

 

根本的な問題。。。

 

つまり、もっと精神的、内面的、

カルマ的な問題を

クリアにしない限りは。

 

 

それは。

 

たとえ、心臓に出なくても。

違う形だったとしても。

 

 

いずれ、再発するだろう。。。と。

 

 

そう思っていたから。。。

 

 

*******

 

 

でも。。。

 

たとえ、そういうことを、

頭では理解していたとしても。。。

 

 

実際にああいう場で。

 

自分の意思を貫ける人はきっと。

少ないだろう。。。

 

 

どこかが痛かったり。

具合が悪いときは誰だって。

 

すぐにその症状から

抜け出したいと。。。

 

そう思うものだし。。。

 

 

私だって。

そうだ。。。

 

 

そういう時のために。

今の西洋医学はあると

思うのだけど。。。

 

 

でもあの時父は。。。

 

元気だったのだ。。。

 

 

たとえ、検査で、

 

「心不全」

 

・・・と診断されても。。。

 

 

でも。

実際は、元気だったのだ。。。

 

 

だったらもっと。。。

 

違う方面から、病気と向かい合うという。

 

そういう「余力」が。

 

 

まだ。

あの時の父には。

 

あったと思う。。。

 

 

 

でもこういうことに関しては、

それこそ。

 

本人や、その周囲の人達に、

 

「一般常識」

 

・・・と、戦う勇気と覚悟が

なければ、難しいし。

 

 

それ以前に。

 

そういう状態になる前に、様々なことを

勉強し、理解し、納得していなければ。

 

きっと。

 

簡単に流される。

 

 

 

「絶対に、手術をしろとは、

私は言いませんが。

 

手術をしなければ。

あと、半年の命です」

 

 

・・・と。

 

 

「権威ある先生」に言われれば。。。

 

 

ほとんどの人は。

手術をする道を選ぶだろう。。。

 

 

その道を。。。

 

「自分で選んだ」

 

・・・と。

 

信じて疑うこともなく。。。

 

 

*******

 

 

父も例に漏れず。。。

 

手術をすることを選んだ。

 

 

母も、伯母も、弟も。

 

その道が正しいと信じて

疑っていなかった。

 

父の助かる、唯一の道だと。。。

 

 

私はその間ずっと。。。

何も言わなかった。。。

 

 

そして。

 

部屋を出る時は、その先生に、

頭を下げた。。。

 

 

「父のこと。

どうぞ、よろしくお願いします」

 

・・・と。

 

 

父自身が選んだ道を。。。

 

尊重しようと。。。

 

 

そう思った。。。

 

 

 

その数日後。。。

 

父の手術は、行われた。

 

 

*******

 

 

つづく