あれからずっと。。。
テレビでは、津波の映像が。
何度も何度も繰り返し流され続け。。。
私はそれを見るたびに、
息が苦しくなっていた。
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「水」にトラウマがある。。。
・・・というと、ちょっと大袈裟だけど。
私は昔から。
海が苦手だった。。。
海と言っても。
普通の海水浴とか。
ビーチで遊んだりするのは、
全然、大丈夫だし。。。
景色として。
綺麗な海や川や湖を
眺めたりすることは好きだった。。。
ダメなのは。
例えば、船などに乗って。
大海原のど真ん中に、
ポツンと置かれた時で。
周囲に陸がまったく見えなく
なったりすると。
ちょっと、パニックになる。。。
途端に息苦しくなって。
具合が悪くなる。。。
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私がこうなった理由は。。。
ハッキリとは解らないけど。
それは。
小さい頃に乗った大型船で、
ひどい船酔いを経験したからかも
しれないし。。。
子供の頃、旅先で乗った
小さな船のデッキから水面を
じっと眺めていたら。
あの、霊感の強い伯母から。
「そんなに水面を見ていると、
水神様に魅入られて、水に
引き込まれるからやめなさい」
・・・と言われて。
すごく、怖くなったこととか(苦笑)
これもやっぱり、子供の頃。
突然の雨の中、小舟に乗った時。
真っ暗な水面から、今にも海坊主が
出てきそうで、怖かったこととか(笑)
そういう経験が、何か
影響していたりするのかな?
・・・と、思ったりもしていた。
ある時。
生まれる時に、首に臍の緒が
巻き付いていた人は。
水にトラウマを持つことが
あるらしい。。。
・・・という話を聞いて。
私も、そうやって生まれてきたから、
もしや、そのせいなのかしら???
・・・と、思ったこともあった。
そののち、あの占い師の彼から。
「生まれてすぐに亡くなったり、
死にそうな状態で生まれてくる人は。
今回の人生で、大量のカルマを
清算する。と決意してきた
人が多いらしいですよ」
・・・という話を聞いて。
なんとなく。
もしや、自分も?
・・・と。
そんな気持ちに
させられたりもしたけど。。。
結局。。。
「水」で息苦しくなる。
・・・ということに対する「実質的な理由」が、
今回の人生の何かであっても。
「船酔い」とか「水神様」とか
「海坊主」とか(笑)
だったとしても。
そういうのは、「解りやすい原因」
でしかなくて。
その、もっともっと
深いところにある「原因」。。。
つまり。
なぜ、そういう体験をすることに
なったのか。。。
・・・という理由は、もっと
深いところにあって。
そここそが。
私にとっての。
「解消すべきカルマ」
・・・なのだろうと思う。
水に対して息苦しさを
覚えるという、身体の反応もまた。
それに気づかせるための
サインで。。。
そういう風に物事を見ていくと。。。
こういうのはまるで。
パズルを解いていくみたいで。
ホント。
面白い。。。と思う。。。
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カルマの清算はそうやって。。。
まずは、「自覚」から始まるけど。
震災の頃の私はまだ。。。
そういう「自覚」はうっすらとしか
なくて。。。
・・・というか、そういうことに
ちゃんと向き合う。ということに対して。
まだ、どこか抵抗があった。
だから。
こういうことを考えそうになる。
・・・というか、認めそうになる
自分のことを。
自分自身で打ち消していた。
身体はそうやって。
反応していたのに。。。
ああいう、津波のような場面を
見せられると。。。
まるで、自分が溺れているような
息苦しさを覚える。。。
・・・みたいな感じで。
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あの時は。。。
たくさん、泣いた。。。
津波で家族を失った人たちの
言葉を聞くたびに。。。
なんだか。
号泣していた(苦笑)
そして。
津波にさらわれて亡くなった人達が、
どんなに苦しかっただろう。。。と。
そう思うたびに。
自分も息苦しくなってきて。
どうしてもあの時は。
切り離せなかった。。。
他人事が、自分事のように
なってしまって。。。
そこに。
同調しすぎてしまっていた。。。
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そうしているうちに、今度は。
原発事故が起こった。。。
放射能とかそういうのは。。。
それこそ、今までは他人事だった。。。
長崎とか広島での原爆の。。。
その放射能の被害については。
幼いころから、繰り返し何度も
聞かされてきていたけれども。
それはもう、昔のことで。。。
自分とはまったく、違う時代、
違う場所で起こった。
まったくの、他人事だった。。。
チェルノブイリのことだって、
そうだった。
それが今や。。。
自分自身にも降りかかるような。
そんな事態になっている現実が。
なんだか、信じられなかった。
現実感がまるでなくて。
「これは、本当に起こってること?
夢じゃなくて?」
・・・と。
あの時も、そう思った。。。
でもあの頃は。。。
そうやって、何か深いトラウマを
刺激してくるような。
そんな出来事に連続して
さらされていたせいか。
意識がいつもと少し、
変わっていたようで。
何かが研ぎ澄まされたようで。
サイキック的な力というか。
変なところが妙に、
活性化したりもしていた。。。
だから。
道を歩いていたりすると、
いろんな「声」が、やたらと
ハッキリ聴こえてきて。。。
ある時。。。
道端の植物たちが私に向かって、
一斉にこう言ってきたのだ。。。
「私たちに、たくさん愛を送って。
そうすれば、私たちが空気を
浄化できるから」
・・・と。
普段だったら、気のせいだとか
妄想だとか言いながら、
疑いまくって(苦笑)
なかなか素直に。
そういうことは、聞かない私なのに。
あの時はやっぱり。
いつもの自分とは、どこか
違っていて。。。
だからあの頃は毎日。。。
植物たちに、真剣に愛を
送っていた。。。
祈るように。。。
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原発事故が起こったあと。。。
当時の首相だった菅さんが、
その責任をほとんど被ることになり。
政権が交代することになり。
どこが、次の与党になるのか?
だったか。。。
そんなのを決めるために、
議員の人達が国会で、
投票箱へとゾロゾロと行列を
作っている場面をテレビで見た時。
正直言うと、私は。。。
完全に、呆れていた。
津波で大変な目に合っている
人達があんなにいるのに。。。
この人たちは今、一体。
何をやってるんだろう???
・・・と。
待ってましたとばかりに、
与党に戻った自民党。
病気で一度退任したはずの人が
また。
総理に返り咲き。
「なんなんだ。この茶番劇は」
・・・と。
そこには、もとから。。。
そういう筋書きがあったような気がして
しかたなくなった。。。
憤りを通り越して。
なんというか。。。
「政治」というものに対して私は。
あの時、期待することを完全にやめた。
あの時までは、私は。。。
それなりに、政治には関心を
持っていた。
けれども、あれを機に。
すっぱり、そこから意識をはずすことを
決めた。
あの体制を。
個人がどうこうしようとすることは、
無理だ。。。と、あの時、悟った。。。
選挙権とかそういうの。
もう、馬鹿馬鹿しいと。。。
それよりも私は。。。
もっと、違う方法で、
社会に貢献しようと。。。
「意識」
・・・という部分で。
貢献しようと。。。
あの時。
そう誓った。。。
目に見える部分でどうこうしようと
する力は、今の自分にはないけど。。。
人の意識が変われば。
それにつられておのずと、
体制も変化するだろう。。。と。
そう思ったから。。。
*******
つづく