2011年に入ってからはそうやって。
踊りに関しては、
バレエに集中するようになった。
その前の数年の間に踊っていた、
ベリーの世界とは全然違う。。。
・・・というか、真逆の空気の中で。
よく思っていた。。。
「一体自分は、どちらの世界にいる時が、
より、素の自分でいられるのかな」
・・・と。
どちらも、好きなことには変わりなく。
どちらも選べなかった。
けれども、流れ的には今は。
バレエのほうへと。。。
「そのままでも美しい」
・・・ではなくて。
「より美しさの高みを目指す」
・・・の方向へと流れていっている
ことだけは。
なんとなく、気づいていた。
それは。
クラシックの声楽のレッスンを
始めた時。。。
より、確信となった。
声楽の世界からは。。。
バレエの世界と同じ「匂い」を
感じたから。。。
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初めて声楽のレッスンを受けた日は、
2011年1月11日午前11時だった。
これは、意図してこうなったわけではなくて、
たまたまだったのだけど。
こうも、「1」が続く日に、
まったく新しいことを始めることに
なったのが。
なんだか、面白かった。
歌は。。。
絶対に、個人レッスンにしたかった。
以前、一度だけグループレッスンの
体験をしたことがあったけど。
なんだか、つまらなかった。というか。
かなり、消化不良だったので。
ちゃんと習う時は、個人レッスンと。
そう決めていた。
初めての先生は女性で。
同性の先生だったことに、ホッとした。
やっぱり、歌は。
習うのなら、同じ声を持つ、
同性から、習いたかったから。。。
とても話しやすくて感じの良い先生
だったことは、なんとなく、
覚えているのだけど。
ただ、その先生は当時妊婦さんで、
私が入ってから、1ヶ月くらいですぐに
辞めてしまったし。
私自身も、まだまだ超初心者で、
右も左もまったく何も解らない時
だったこともあってか。。。
その先生とのレッスンのことは、、、
あまり、記憶に残っていない。。。(苦笑)
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覚えているのは、、、
最初のレッスンのこと。。。
『コンコーネ』という楽譜と。
あとは、『イタリア歌曲』の楽譜を
用意してください。。。と。
その先生に言われた。。。
そして、最初に。
どんな曲が好き?と訊かれた。。。
でも、その時私は。。。
何も答えられなかった。。。
なぜなら、今まで。
こういう世界に興味を持ったことは、
一度もなかったから。。。
オペラのアリアくらいなら
知っていたけど。。。
「好き」
・・・というわけではなかったし。。。
だから、その旨を伝えると。。。
じゃあ、好きな歌手はいる?と
訊かれたので、私は思わず。
「サラ・ブライトマン」
・・・と答えた(笑)
その時、先生が一瞬。
固まったのが解った(笑)
そのあと。
「あぁ。サラ・ブライトマンは、、、
エンターテイメントの人ね」
・・・と。
先生は言った。
私は本当に。。。
「クラシックの声楽」
・・・に興味があったわけではなく。
ただひとえに。
「カラオケで、サラ・ブライトマンの
歌を完璧に歌えるようになる」
・・・という目標のためだけに、
ここに来ていたので。
ちょっと、先生に申し訳なくなった。
目指しているところが、
そもそも、先生の想像とは
違うのだろうなぁ。。。と(苦笑)
もしかして。
来るところ、間違った?
・・・と、一瞬思ったけど(笑)
でも、まぁ。。。
始めてしまったからには、これも
何かの縁なのだろうし。
ここはもう。。。
本当に何も解らないのだから、
何も考えずに。。。
最初は、先生の言うとおりに、
ただ、言われたことをひたすら
やってみることにしようと。
そう決めた。
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レッスンでは、『コンコーネ』を使った
発声練習と。
歌を一曲。。。みたいなのが、
スタンダードだった。
用意した『イタリア歌曲』の本の中で、
どの歌を歌いたい?と訊かれたのだけど。
全然解らないので、
先生に選んでもらった。。。
先生が、初心者の私に。。。と
選んでくれたのは。
『ニーナ』
・・・という曲だった。。。
「最初がこんな暗い曲でごめんね」
・・・と、先生は言っていた(笑)
そこからまた。
私の新たな旅が始まった。。。
「歌」を通した。
心の旅が。。。
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つづく