昔は、宗教は嫌いだったから。
だから、最初に出会った時にもし、
ウイングメーカーから少しでも
宗教っぽい匂いがしたとしたら。
私はその時点で、見向きもしなかった
だろうと思う。
でも。
最初に出会った時。。。
そこからは。
「オーパーツ」
・・・の匂いがした(笑)
オーパーツ。。。というか。
都市伝説的な匂い。。。みたいな。
そういうお話は、ロマンがあって
面白いと思っていたし。
夫も、そういうのは大好きだったから。
最初の頃は、ふたりで一緒に。
ウイングメーカーの世界を、
探検していたのだった。
ウイングメーカーの中に出てくる、
ACIOという秘密結社中の結社を
脱走したという科学者。
ネルダ博士(最初は、アンダーソン博士と
言われていたけど)は、
一流の言語学者でもあり。
彼は、未来人の遺した資料の中の、
未知の象形文字の解読に成功した。
その時、彼の解読の鍵となったものは、
古代のシュメール語だった。
・・・と。
そんな話を聞いた私たちは。
最初。
古代シュメールとか、象形文字。
あとは、ペトログラフとか。
そういうものに、興味を持つようになった。
そうやって、古代シュメールについて、
あれこれ調べているうちに、
ある時、ゼカリア・シッチンの
アヌンナキ説にぶつかり。
私達は、もう。
それはそれは、驚いて(笑)
そういうことについても、興味津々で。
散々調べたりした。
宇宙人とか秘密結社のことに関しては。
夫のほうが、断然詳しい。
なにせ、彼は。
矢追純一の本を、たくさん読んで
育ってきた人だったから(笑)
そして私は。
そういう話を、目をキラキラさせて
夢中になって語る彼を見て。
「まるで、子供だ」
・・・と。
そう思っていた(笑)
その頃くらいまではそうやって、
夫も一緒になって、情報漁りに
夢中になっていたけれども。
ある頃から、彼は飽きてしまった。
あまりにも、事実が解らな過ぎて、
疑いの気持ちのほうが、強くなってきて。
「これ(ウイングメーカー)って、ホントなの?
嘘なんじゃないの?」
・・・と、思うようになってくると、
彼の熱は、一気に冷めてしまったようだった。
一方、その頃の私は。。。
ウイングメーカーが嘘か本当か。
・・・ということに関しては。
結構、どうでもよくなっていた。
それよりも。
「知らないことを知る」という作業がもう、
楽しくて、楽しくて。
だから、やめられなかった。
情報漁りを。
その途中で。
「ユダヤの陰謀」的な話にもぶつかり。
そこで。。。
「えぇ。。。本当に?」
・・・と思ったことを、夫とも
共有したかったのだけど。
その頃はもう。
夫の熱は完全に冷めきっていて。
だから、私のそういう話には、
ほとんど耳も貸してくれなかった。
まぁ。。。
外で働くお父さんたちは。。。
現実的な仕事にあれこれ
気を取られるだろうし。
色々、大変なのだろうし。
それも、仕方のないことだ。と。
私はその後も。
一人寂しく(笑)
冒険を続けていた。。。
*******
それが。。。
一体、なんなの???
・・・と、あの時思った。
もう。
私の中では、そういう話には
一段落ついた頃になってから。
ある日、突然。
夫が、熱く語りだすようになり。
数年前に私が話した時は、
聞いてもくれなかった話を。
今度は、彼本人が、
また、目をキラキラさせながら、
語り始めた。
あの時、しみじみ思ったものだ。
男って。
なんて、勝手なんだろうと(笑)
自分は、話したい時に話すくせに、
人の話は聞こうともしないんだから。と。
そうやって。
あれこれ語りだす夫に対して。
今更なんですけどぉ。。。
・・・と思ったけど。
つい。
彼の話しに付き合ってしまう
自分がいた(苦笑)
*******
我が家の名字は、「守屋」で。
夫、、、というか、夫の家曰く、
「物部守屋」の子孫なのだそうだ。
そういう話は。
結婚したばかりの頃に聞いていたけど。
まだ若かった私は、
家のご先祖のことになんて、ほとんど
関心がなかったから。
そんな話しは、右から左へと
素通りしていく感じだった。
それは、私だけでなく。
夫も、そうだったらしい。
それが、ある時。
なぜだか、夫の中で、急に
気になるようになったらしく。
「一体、何がキッカケで、
いきなりご先祖が気になりだしたの?」
・・・と、訊いてみたのだけど、
彼は。
「それが、分かんないんだよね。
なんでだったか、思い出せないんだよ」
・・・と、答えていた。
物部守屋のことを調べていくうちに。
ユダヤの話にぶつかったのだそうだ。
日ユ同祖論。。。に。
そこから、ユダヤのことを
あれこれ調べていくうちに。
シオニズムとか、ロスチャイルド系の
方向へと流れていき。
そこからはもう。
お決まりのコースというか。
世界を裏で操る人たちの話に、
突入していったようだった。
夫は昔。
プラチナの投資をやっていたことがあり。
私は、そういうことに関しては、
まるで疎いので、詳しいことはよく
解らないのだけど。
その、投資をしていた頃に夫は。
「何かがおかしい」
・・・と、漠然と感じていたのだそうだ。
当時はそうやって、「漠然」と感じていた
だけだったものが。
こういう、陰謀論系の話を知ることによって。
なんとなく、見えてきたような気がする。と。
彼は、そう言っていた。
*******
あの頃から、私たちはよく。
政治とか、そういう陰謀論的な話を、
ふたりで語り合うことが増えたのだけど。
夫とそういう話をしていると、
なぜだか胸に、妙な違和感を感じて。
よく解らないのだけど、
イライラしてしまう自分がいた。。。
なぜ、そういう感覚になるのか。
最初は、自分でもよく解らなかった。
「あーーー、なんか、イライラする!」
・・・というと、夫は。
「え?なんで?」
・・・と言い。そして私は。
「わかんない!」
・・・と、答えていた(苦笑)
*******
つづく