ミシャールは、ある時、こう言った。
「女性には、座る瞑想よりも、
動く瞑想のほうがあっているわ」
・・・と。
その言葉を聞いた時、私は、
心から嬉しくなってしまった。
そして。
「私もホントに、そう思うなぁ。。。」
・・・と、何の抵抗もなく。
彼女のその言葉に、同意していた。
ミシャールを見ていると。
彼女はレッスン中は、
それを言葉にこそしなかったけど。
その様子からして、
彼女は、多分。
インドとかOSHOとか。
そういうの、好きそうだなぁ。。。
・・・みたいな。
そんな雰囲気を感じたりもしたものだ。
インドやOSHOというのは、
あの頃の私にとってはある意味、
「鬼門」だったけど(笑)
でもそれだけに、
縁はあるのだろうと思っていたので。
自分がミシャールに惹かれるワケも。
なんとなく、解るような気がした。
ミシャールは、私とは
歳もほとんど、同じくらいだったし。
世代的にも何か、
共通したものを持っていたのだろうから。
余計に。
ミシャールは、東洋が好きだと言ってた。
だから、東洋的な瞑想なども、
いろいろ経験してきたのかもしれないな。
・・・なんて思ったし。
ヨガなんかもやったりしたのだろうと。
とにかく。
私に、そういう想像をさせるような
雰囲気を。
彼女は、醸し出していたから。。。
そういう経験を経て、最終的に彼女は。
そういう結論に至ったのだろうなと。
私は、そう思ったものだ。。。
*******
OSHOの彼と出会ったことにより、
瞑想というものに興味を持ち。
あの頃から、ほぼ毎日のように私は、
瞑想を続けたりしていたけど。
その間に、様々な経験をした。
瞑想をすると。
色々な神秘体験が起こったけど。
でも。
19歳の時の体験で起こったようなことは、
私は、瞑想を通して起こったことはなかった。
OSHOの彼が。
「瞑想は、ちゃんとした先生のもとで、
ちゃんとした形でやったほうがいいよ。
そうじゃないと、起こるものも
起こらなくなるから」
・・・と言っていたので。
私は。
OSHOの瞑想センターにも行ったし、
瞑想のお教室に通ったりもしたけど。
それでも。
あれは、起こらなかった。
いつだったか。
カバラの先生から、カバラ的な
瞑想法を教わり。
そのやり方を、暦の彼に話したら。
「えー、そんなのは。
瞑想じゃないよ」
・・・と言われた。
ああいう時。
私は、内心、
イラッとなっていたけど(苦笑)
なぜ自分が、イラッとなるのか。
あの頃は、その理由はまだまだ、
頭では整理出来ていなかった
ような気がする。
あれから数年経ち。。。
ミシャールのところで過ごすうち。
女性だけの中で過ごすうちに。。。
自分の中の女神が目覚め。
どんどん、解放が起こっていった。。。
そしてあの、イラッの理由も、
ハッキリ解ったような気がしてきた。
ちゃんとした形でやらなければダメだ。とか。
そんなのは違うとか。
瞑想とは、こういうものである。とか。
そういう「決めつけ」に対して、
私は、苛立っていたのだろうと思った。
なんでもかんでも、
ひとつの形に押しとどめようとすること。
そういうことが多分。
イヤだったのだ。。。
「こうあるべき」
これは、「男性の特性」というよりかは、
「男性性の特性」なのだろうとも思った。
そしてそれは。
「混沌の中に秩序を生み出す」
・・・という力でもあり。。。
だからきっと。。。
女性は、「混沌」なんだな。。。と(笑)
そんな風に思ったりもした。
*******
瞑想というものに取り組み始めて。。。
日々、瞑想を続けるうちに起こった
神秘体験の数々は。
私はそれは。
瞑想を始める以前にも、
経験してきたものだったりした。
バレエを通してとか。
ライヴハウスでとか。
そういうところでも、経験したことがある。
ある時は、バレエの舞台中に、
グラン・ジュッテ(大きく飛び上がるもの)を
していたら。
いきなり、動きがスロー・モーションになり、
地上に降りてこれない感覚に
なったこともあった。。。
忘我の状態になることは、
しょっちゅうあった。。。
つまり、それは。
「意識」が、変化する体験であり。
だったら私は。
ただひたすら座ってそれを経験するより。
歌や踊りを通して経験するほうが、
気持ちがいい。。。と。
そう思ったし。
だからこそ。
ミシャールの言っていることは、
ものすごく、納得できた。
以前、メアリー先生のところに、
禅の尼さんがきて、熱く語っていたけど。
あのあと、メアリー先生は。
「それの何が楽しいのかしら?」
・・・と、こぼしていた。。。
だから、女性ってやっぱり。
そうなんじゃないのか。。。と。
黙ってじっと座っているような。
自分を追い詰めるような、
そんなストイックなやり方ではなく。
楽しく、歌い踊りながら。。。
解放される生き物なのではないのか。と。
そういう思いが、、、
どんどん、強くなっていったものだ。
ただ、繰り返すけど。。。
そこで起こるものは。。。
それこそ、神秘的な体験もあるし、
ワンネスを感じるような経験もあったけど。
でもそれは。
10代の時の経験で起こったものとは、
まったく別物であり。。。
私は未だにあれを、
「瞑想」を通して、体験したことはない。。。
もちろんそれは。
瞑想を通しても起こりうるのだろうけど。
私の場合は、、、
起こったことがない。
ある時あれは。
「人間的なバグ」だったと解った。
でも、そういう話もまた、、、
もう少し先になる。。。
*******
ミシャールからはそうやって。
ダンスだけでなく、他にも、
様々な気づきをもらった。
だから私はあの頃、
楽しくて仕方なかった。。。
自分が、女性として生まれてきたことに
感謝していたし。。。
女性の美を、
賛美し、謳歌していた。。。
その反動で。
それまでにも、多少、自分の中にあった
「男嫌い」
・・・もまた、加速していたりした。
それを手伝ってくれたのは、夫(笑)
そして、息子もまた、協力してくれた。
今にして思えば。
あそこもまた、必要な通過ポイント
だったと思う。。。
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つづく