韓国の彼女と。
ハフラに向けて、練習を進めながら。
同時に、お互いで語り合う話の内容も。
どんどん、深くなっていきながら。
彼女はよく。
私に関わるような。
不思議な夢を見るようになっていった。
*******
私がウイングメーカーと出会った
ばかりの頃。
まだ、右も左もわからず。
ウイングメーカーの資料を読みまくって
いた頃。
やっぱり、そういう経験をたくさんした
ことがあった。。。
予知夢や明晰夢を、
立て続けにたくさん見たりしたのだ。
「あぁ、そうか。
夢って、意識が違う世界に
行くことだったんだ!」
・・・と、言いながら、
突然、布団からガバッと
起き上がったことがあった。
それまでは、完全に眠っていたのに。
そうやって、いきなり目が覚めた時私は。
一瞬、ワケが解らなくなった^^;
夢は、意識が違う世界に行くことだ。と。
すごく、納得している感覚だけは
残っているのだけど。
それ以外は、何も覚えていなかった。
もしや。
夢の中で、誰かにそういうことを
教わったりしたのかしら?
・・・とも思ったけど。
自分が何の夢を見たのかは。
一切何も、思い出せなかった。
それにしても。
大声であんなことを言いながら、
突然、ガバッと起き上がる姿って。
怖すぎる。。。と(笑)
自分でも、可笑しくなったりした。
けれども、それからしばらくたった頃。
精神世界系の本か何かで。
どうやら、「夢」というものは、
アストラル界をお散歩しているような
ものだと言われていることを知り。
ゾッとなった。
え?
本当に、そうだったの?と。
改めて、あの夢がなんだったのか。
不思議に思った。
ウイングメーカーと関わるようになってからは、
そういうおかしな夢を頻繁に見るようになったから。
だから私も、「夢」というものに、
ものすごく関心がわき。
いろんなことを、調べまくったこともあった。
一時、体外離脱に興味を持ったのも。
そういうことが、関係していたのだろう。。。
精神世界系でよく言われているようなことや、
脳のこととか。
もう、いろんなことを勉強したし。
いろんな知識も得たし。
いろんな仮説も立てたし。
いろんな体験をしたりもした。
今はもう。。。
そういう探究にさえ、飽きてしまったけど。
あれはあれで、良い経験だったな。。。
・・・とも思う。
夢とは何なのか?
なぜ人は。
夢を見るのか?
・・・という謎。
そういう「謎の究明」。。。に、
全力投球できたりしていた頃は。
キラキラしていたと。
思う。
*******
韓国の彼女がそうやって。。。
不思議な夢を見るようになったことも。
私と出会ったこと。。。
・・・というか、「今まで知らなかった世界」と
出会った「刺激」によるものなのか。。。
・・・なんて思ったりもした。
私が。
ウイングメーカーと出会った時と
同じように。。。
そういう「刺激」が。
彼女の中にある「何か」を。
揺さぶり起こしたのかもしれない。と。
そう言えば、彼女曰く。
韓国には、予知夢を見る人が
多いらしいのだそうで。
もしかすると、韓国人の人達のDNAには、
「夢見」の才能が多めに、刻まれていたり
するのかしら?
・・・なんて思ったりもした。
そんな彼女がある時。
こんなことを言ってきた。
「夢の中で自分は。
酔っ払っていて、よく解らないけど怒ってる、
ハゲのおじさんだった」
・・・と(笑)
もしあれが。
自分の前世とかだったら、
ショックだ。。。と。
そう言っていた。
そんな話を聞いて、
私は思わず、笑ってしまったけど。
でもその時、なぜか同時に。
頭の中に、自分のおじいちゃんの顔が
浮かんでいたのだった。
それは、父方の祖父で。
私が、2歳か3歳くらいの頃に
亡くなってしまったので、祖父と交流した
記憶はまったくないのだけど。
隣の伯母たちからよく、
祖父の話は聞かされていた。。。
警察官で。
典型的な昔の頑固おやじだったらしい。
ある時、祖父が。
知り合いの家に招かれた時、
バナナを出されたそうなのだけど。
当時、バナナは高級品で。
普通は滅多に、食べることが出来ない
ほどだったそうで。
そんな中。
祖父は、バナナの食べ方を知らないのに。
相手方にそれを聞くことも出来ずに。
なんと。
皮のまんま。
バナナを食べてしまったのだとか(笑)
「あんなにマズい食べ物はない。。。」
・・・と。
祖父はぼやいていたそうだ(笑)
「おじいちゃん。。。
なんで、その家の人に食べ方を
訊かなかったの?」
・・・と、伯母に訊ねると。
「恥ずかしくて、訊けなかったんでしょ」
・・・と、伯母。。。
「プライドが、ものすごく高い人だったからねぇ。
自分が、その食べ方を知らないってことを、
知られるのが、イヤだったんでしょ」
・・・と言っていた。
他にもいろいろと。
祖父のエピソードを聞いたりしたけど。
私は。
祖父はなんだか。
随分と疲れる生き方を
していた人だったんだなぁ。。。
・・・なんて、思ったな。。。(苦笑)
親戚の集いなどで本家に行くと。
まずは、仏壇に挨拶する。。。
・・・みたいなものが、習わしみたいに
なっていたから。。。
子供の頃からその度に。
祖父の遺影は見ていたけど。
遺影の祖父は、頭がピカピカだったので。
「おじいちゃんは、ハゲ」
・・・というのが、私の中では、
祖父のイメージになっていた。
だから。
韓国の彼女の夢の話を聞いた時。
私はとっさに。
祖父の顔が浮かんだのだろうと思った。
なので、すごく軽い気持ちで。。。
「それ、私のおじいちゃんだったりしてね~」
・・・なんて言ったのだけど。。。
韓国の彼女は、私のその軽い一言を、
思った以上に真剣に受け止めて。
「え?ちょっと待って?
おじいちゃんって、どんな感じでした?」
・・・みたいな流れになり。。。
私は最初は。
「いやいや。冗談だって。。。」
・・・みたいな気持ちで話していた。
けれども。
話しているうちに。。。
妙に偶然の一致が多くて。
「ん?」
・・・となってきて。
最後の最後には。。。
「え。。。まさかね。。。」
・・・みたいな気持ちになっていった。
これに関しても、私には。。。
私達には。
何の証拠もないし、確信もない。
けれども、今でもものすごく
覚えていることがあり。。。
それは。
彼女に、父の身の上話をしていたら、
彼女が突然、涙をこぼしたこと。。。
父は、祖父と確執があったようで。
祖父に対してはだいぶ、思うことが
あったようなのだ。。。
そういう話は、父は私達子供には
一切しなかったけど。
例によって、伯母たちがまた、
ペラペラと話してくれたので(苦笑)
私も。
そのへんの事情のことは、
よく知っていた。。。
そんな父の話をしていたら、
韓国の彼女が泣くので。。。
私はちょっと、びっくりして。
「え?ちょっと。
なんで、泣いてるの?」
・・・と言ったのだけど。。。
「そんなこと、言わなくたって、
本当は解ってるでしょ!!」
・・・と、彼女に言われ。
あぁ。。。
まったくだ。。。
本当に、彼女の言うとおりだ。。。と。
そう思った。
彼女のその涙は。。。
もう、ホント一瞬で止まり。
そのあとはすぐに、
普段の彼女に戻ったのだけど。。。
今、目の前にいる。。。
韓国人で。
私よりも、ひとまわり近く年が下の、
この女性を見て。。。
なんだか、ものすごく。
不思議な気持ちになった。。。
もし、彼女が。。。
私のおじいちゃんの生まれ変わり
だったとしたら?
今、私の父の話を聞いて、
涙を流していたのが、おじいちゃん
だったのだとしたら?
おじいちゃん。。。
今回は、韓国に生まれたのに。
また、日本に戻ってきちゃったの???
何か、思い残すことがあったの?
父のこと???
・・・とか(苦笑)
なんだか。。。
いろんな思いが。
頭の中を、グルグルと
駆け巡り。
何とも言えない、
気持ちになった。
*******
つづく