そのベリーダンス雑誌で、
都内にあるベリーのお教室について、
いろいろ調べているうちに。
「あ、ここに行きたいな」
・・・と思ったスタジオが、ひとつあった。
いつもだったら、すぐに申し込みを
するところなのだけど。。。
その時はなぜか。
なかなか、最初の一歩が踏み出せなかった。
この先本当に、自分が
ベリーダンスを続けていけるのかどうか。
そのあたりがまだ、
自分の中で曖昧だったのと。。。
ダンス関連にしてはめずらしく。
自信がなかったからだ。。。
前も書いたけど。。。
バレエを身につけていれば、
大抵のダンスは、なんとかなる。。。
でも本当に。
このベリーに関してだけは、、、
そういう自信が持てなかった。
「なんとかなる」
・・・という、自信。。。
そんな風に。
本格的なお教室でレッスンしてみたいのに、
どこかで躊躇して進めない。
・・・なんてことをしていたら。
なんと。
自分が行きたかったスクール所属の先生が、
すぐご近所にあるカルチャーセンターで、
講師をやっているクラスを見つけ。
その時は、私はもう。
迷うことなく即行で。
ちょっと、小躍りしながら(笑)
体験レッスンの申し込みをしていた。
そして。
体験レッスンをしたその日に、
そのまま入会をしたのだった。。。
その先生のレッスンは。。。
その当時の私としては本当に。
「大満足!」
・・・といった感じで。
スポーツ・ジムとか、
以前のカルチャーのお教室での
レッスンの中で。
「どこか、物足りない」
・・・と感じていたところを、
すべて、補ってくれているようで。
すごく、ワクワクになったのを
覚えている。。。
ここなら本当に。
ちゃんと楽しみながら、
続けていけそうだ。。。と。
そう思ったのだった。。。
*******
案の定。。。
私はどんどん、ベリーにハマっていき。
以前はほとんど、興味すら持たなかった、
レッスン着にまで、凝りだすようになった。
ベリーのレッスンでは、
腰に、「ヒップスカーフ」と言われる布を
巻いたりするのだけど。
初心者の頃は、腰の動きが
解りやすいようにと。
たくさんのコインがついていて、
動くたびにシャラシャラと鳴るものがいい。と。
そう聞いた。
なので私は、たった一枚だけ
ヒップスカーフを購入し。
ずっとそれだけで、今まで来ていた。
でも。
新しいお教室に通うようになってからは、
手持ちのヒップスカーフの数は、
どんどん増えていくし(笑)
トップに着るチョリとかも、
次々欲しくなり。。。
いつの間にか、タンスの中は。
ベリーダンスのウェアで
いっぱいになっていった。。。
その新しいお教室で、
ベリーを始めて、少し経った頃。。。
私は自分の中で、
決めたことがあった。
それは。
「目指さない、こだわらない。
とにかく、ただ、楽しむ!」
・・・ということだった。。。
同じ「ダンス」であっても。
ベリーを踊る時は。
バレエをやっていた時とは、
意識を切り替えよう。。。と。
そう思ったのだった。
そうしないと私はまた、
無意識に、「目指して」しまうだろうと。
そんな風に思ったから。。。
自分が本当にやりたいのは、
バレエ。。。
でも、バレエをやると私は、、、
今と昔のギャップに苦しんでしまう。。。
だから、その代わりとして、
違うダンスを探していた。
それなのに。
そのダンスでも苦しむことになったら、
本末転倒だ。と。
そう思っていた。。。
以前のあの、お色気たっぷりの
先生のところにいた時は。
まだ、そういう気持ちの切り替えが
ハッキリ出来てはいなかった。
気持ちのどこかでまだ。。。
「バレエの延長線上」にいた。。。
だから。
ヒップスカーフにも、
関心を持たなかったのだと思う。。。
*******
娘のバレエ教室の先生は。
レッスンの時のレオタードは、
シンプルであればあるほどいい。。。
・・・と言っていて。
まだ、娘たちが小さなころから、
袖のないキャミ型。
ヒラヒラのスカートは、
出来るだけなしで。
・・・という感じだったし。
趣味でやっている大人クラスの人にも。
レオタードは何の飾りもない、
出来れば黒の、シンプルなものに
してくださいと。
先生は、言っていた。
「飾りで、自分を誤魔化さない。
身体の線がハッキリ見えるような、
そういう、隠せないレオタードを着て、
鏡の前に立ち。
自分の姿をよく見て、
それで、己を知ってください」
・・・と。。。
私は、その先生の話を聞きながら、
心の中で、
「ブラボー!」
・・・って叫んでた(笑)
私も、先生と同じような考えを
持っていたからだ。。。
そういう意識が自分の中にあったから、
ベリーを始めた時も私は。。。
「レッスン着」に対しては、本当に、
必要最低限でいい。と。
そう思っていたのだと思う。
でも、新しいお教室に移ってからは、
私はそういう自分のこだわりを、
ちょっと、捨ててみることにしたのだ。。。
ベリーダンスを踊る人たちはみんな。
レッスンウェアが、華やか。。。というか。
レッスン中の、見た目のおしゃれにも
こだわるというか。
楽しむ。。。というか。
最初は、そういうのがイヤだった。。。
だってこれ、レッスンでしょ?
大事なのは、着ているものではなくて、
踊りでしょ?
・・・と、感じていたものだ(苦笑)
でも、そこをあえて切り替えて。
とりあえず、周囲と同じように
やってみよう。。。と。
そうしたらこれが。。。
楽しくて(笑)
それを楽しいと感じる自分なんて、
いたんだ。。。と。
そういう。。。
新しい自分の発見が、
嬉しかったりした。。。
「見た目にこだわる」
そういうことを、今まではどこかで、
馬鹿にしていたようなところが、
自分の中にあったよな。。。と。
そんなことにも気がついた。。。
大事なのは、見た目ではなく、
中身だよ。。。と。
でもそうではなくて、これは。
人に見せたくて、着飾るのではなくて。
見た目を気にして、
外見を整えるのではなくて。
「着飾ることそのもの」が、
ただ、楽しいんだ。。。と。
それをただ、純粋に楽しめてしまうのが、
女性なのかもしれない。。。と。
あの時、、、
そんな風に思った。。。
*******
つづく