運命の出会い 140 | TRIQUETRA ~Tributary Zone~

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2代目のブログです

好き嫌いは、「感情」から来るもの。

・・・と、捉える人もいて。

 

 

そういう好き・嫌いというのはおそらく。

同じエネルギーの裏表なのだろう。。。

 

・・・なんて思う。

 

好きだろうが嫌いだろうが、

そこに、執着しているのだから。

 

 

私の言っている好き・嫌いというのは、

ほとんど、本能的なもので。

 

予感。みたいなもの。。。

 

 

「あ、今この人と関わると、、、

良いこと(もしくは、めんどうなこと)が

起きるだろう。。」

 

・・・みたいな感じ。

 

本能的に、何かをキャッチする。。。

というか。

 

 

そういう時。

そこに、感情はほとんどないのだけど。

 

こういう話をしても。

周囲からは、理解されないことが多いし。

 

いつの頃からか。

いちいち言葉で説明することが、

めんどくさくなり(苦笑)

 

 

 

だから、グルジェフの彼が最初は私を、

「感情センター」だと捉えていたのに。

 

そのうちに、「本能センター」なのかも?

 

・・・と、見解が変わってきた時は。。。

 

「すごい。。。」

 

・・・と、思った。。。

 

 

 

そう言えば。

 

そのグルジェフの彼も、占い師の彼も、

私も。そして夫までもが。

 

みーんな、射手座だった。。。

 

面白い。。。

 

 

 

自分の中で女性性の流れが

どんどん強くなってきていた時期に。

 

実際に彼らと会えて、いろいろ話せたことは、

よかったな。。。と思う。

 

 

彼らと哲学的な話をする時は、やっぱり、、、

私の中の男性性が優位になっていたし。

 

そのおかげで。

うまく、バランスが取れていたような

気がするから。。。

 

 

*******

 

 

そんなこんなありながらも。

 

私は、あのコーヒーショップでの仕事は、

ずっと続けていた。。。

 

 

何年間働いていたのか、、、

もう、ハッキリ覚えていないのだけど。

 

その間、いろんな人が辞めていき。。。

 

古株の美大の彼女も、

定時制の高校に通っていた

繊細な彼女も。

そして、在日韓国人のギターの彼も。

 

みんな、いなくなっていった。。。

 

 

ギターの彼なんて。

大好きだった美大の彼女が辞めたら、

まるで後を追うかのようにやめていって。

 

なんだか可愛いな。なんて、

思ってしまった(笑)

 

ただ彼は。。。

辞めた後もちょくちょく、お店に遊びに

来ていたけれども。

 

 

パートの彼女や、甘えん坊の彼とは、

まだ一緒に、仕事をしていた。。。

 

新しい人もたくさん入ってきたけど。

そういう人たちのことは、

あんまり、記憶に残っていない。。。

 

 

美大の彼女が辞めた後は、

少しだけ、店長の勢いが落ちた気がした。。。

 

それでもまだ、パートの彼女が、

お店の隅で泣いていたりすることは

あったけど。。。

 

 

私も一度だけ、、、

店長に本気でブチ切れたことがあった。

 

その理由はもう、忘れてしまったけど。

 

多分、あの時は、、、

怒ったというよりも、もう、どうでもよくなって

いたのだったと思う。

 

だから、完全無視に入っていた。。。

 

 

「もう、疲れました」

 

・・・と言ったっきり、ずっと無視していたら、

 

「これで機嫌直してくださいよ~」

 

・・・と言って店長は、アイスを買ってきた。

 

 

 

彼は。

すべてを解って行動している。。。

 

あえて、私を追い詰めて。

私がどう反応するのかを、

確かめていたのだと思う。。。

 

 

そこよりも更に深いところにある彼の意図は、

もう、よく解らないし。

 

自分のそういう、意図的な行動に対する

私の反応が「完全無視」。。。だったことは。

 

彼の予測の範囲内だったのか。

それとも、想定外だったのか。

 

そういうのも、解らない。

 

でもどちらにしても、きっと。

 

彼の中にある、「征服欲」というか、

「勝負欲?」みたいなものは、

満たされたのだろうと思った。。。

 

私が、崩れた時点で。。。

 

 

だからああやって。

 

自分が折れたフリをして。

アイスなんて買ってきたのか。

 

それとも、本当に申し訳ないと思っていたのか。

 

そのあたりもホント。

解らないけど。

 

 

でもそこで、私が意地を張ったら。

それは、逆に負けのような気がした。。。

 

だから、大人の振る舞いをした。

 

こっちも、アイスでごまかされたフリをして、

笑顔で、「ご馳走様」と言ってあげた(笑)

 

 

あの時、、、

 

本当にお互い。

 

似た者同士。。。というか。

めんどくさい者同士なんだなと。

 

つくづく、思った(苦笑)

 

 

 

そのあとくらいからだったかな。。。

 

店長が少し、距離を詰めてきたような

感じがして。

 

私はしばらくの間。

 

こっそりヒーラーの修行よりも。

どうやって彼と、距離を離そうか。。。

 

みたいな。

 

そんなことに集中する羽目になった(苦笑)

 

 

*******

 

 

どうしてこの人相手に。

こんな、駆け引きみたいなことを

しなくてはいけないのだ。。。と。

 

一体、どういう縁なのだろう?と。

何の修行なのだろう?と。

 

心の中で、いつも苦笑いしていた。

 

 

もちろん、恋心などなかったし。

 

おそらく店長のほうにも、

なかったと思う。

 

 

それは、お互いまるで。

何かの実験でもしているかのような。。。

 

そんな感じだったのだと思う。。。

 

 

*******

 

 

仕事あがりに、スタッフルームに店長が

いたりすると、いつも気が重かった。

 

早く帰りたいのに、捕まると、

話が長くなるからだ(苦笑)

 

 

その日は、私がサッサと帰ろうとすると。

 

「あ、ちょっと待ってください。

私も帰ります」

 

・・・と、店長が言ってきて。

 

仕方ないので、一緒に帰ることになった。

 

 

お店を出てしばらくすると、彼は、、、

 

「はい」

 

・・・と言って腕を差し出し、

腕を組んで一緒に歩こうと

誘ってきた。

 

「何やってるんですか?」

 

・・・と、あえて訊くと、彼はもう一度、

「はい」と言って、更に促してきた。

 

 

「ふざけてないで、行きますよ?」

 

・・・と、そのまま歩いていったら。

 

「あ~あ、Lyricaさんは、やっぱり

そう簡単には落ちませんね」

 

・・・と、彼は言った。

 

 

「当たり前じゃないですか」

 

・・・と。

 

 

そんな状況でも。。。

感情が一切波立つことなく。

 

この状況を面白がって眺めている

自分って、コワい。。。と。

 

そう思った。

 

 

そしておそらく。。。

店長も、私と同じなのだろう。。。と。

 

そんな感じがしていた。。。

 

 

なにせ彼は。

 

「元役者」だったし。

 

 

 

女癖が悪い。。。という噂は

聞いていたけれども。

 

これで、若い女の子たちは、

フラッとついて行ってしまうのかしら。と

思ったら。

 

お店の女の子たちが、

心配になってきたりもした。。。

 

 

 

そのまま二人で、普通に会話しながら

駅まで歩き。

 

「お疲れさまでした」

 

・・・と、普通に別れた。

 

 

そして。

 

翌日、お店で会っても、

普段と全く変わらず、お互い、

何事もなかったかのように、

仕事をしていくのだろうと。

 

そんな風に思っていた。

 

 

でもそこが。。。

私の予想とは違っていたのだった。。。

 

 

*******

 

 

つづく