運命の出会い 126 | TRIQUETRA ~Tributary Zone~

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2代目のブログです

昔から、父は春になるとくしゃみをしだして、

その音がまた、大きくて大きくて。

 

近所のおばさんは、、、

 

「〇〇さんち(←我が家)の旦那さんの

くしゃみが聞こえてくると、、、

あぁ、、、春が来たなぁ~って思うのよ」

 

・・・なんて言っていた(笑)

 

 

あの頃は、「花粉症」なんて言葉もなく。

単に、アレルギー性の鼻炎だと言われていて。

 

弟もアレルギー体質だったし、

母も多少、鼻炎があったらしいのだけど。

 

私自身はそういうのとは、まったく無縁だと

思っていた。。。

 

 

それが、高校に入学した時から突然、

今でいうところの花粉症が始まり。

 

ある時、ピアスの穴をあけたら、

金属アレルギーになり。と。

 

その他にも、いろんなものに対して

アレルギー反応を起こすようになり。

 

この体質には、、、

色々、悩まされた。

 

 

 

当時はまだ、「アレルギー」という概念に対する

世間の認知度もかなり低かったし。

 

風邪でもないのに、マスクをして

外出なんてしたら。

 

周りから、怪しい目で見られそうな。

 

そんな時代だったな。。。

 

 

そう言えば。

学生時代に、いつも一緒にライヴ通いをしていた

あの親友も、大人になってから花粉症を発症して。

 

その時に、、、

 

「あの頃Lyricaが言ってたことが、、、

やっと解ったよ~」

 

・・・と、言っていたっけ。。。

 

 

*******

 

 

コーヒーショップ時代に、、、

化粧品に対するアレルギーがひどくなり。

 

顔が真っ赤に腫れても、

私が病院に行かなかったのは。。。

 

 

それまでのあれこれの経験の積み重ねが、

色々影響していたからだろうと思う。。。

 

 

 

ある時、生まれて数ヶ月の息子に

離乳食を与えたら、全身に湿疹が出て。

 

私は急いで、病院につれていった。

 

 

なんとなく母の勘で。。。

 

食べさせた「バナナ」が原因だったような

気がして。

 

だからそれを、先生に話してみても、

全然取り合ってもらえなかった。

 

 

「果物アレルギー」というものが

存在することを。

 

その先生は、知らなかったのだ。。。

 

 

でもその時、そばで話を聞いていた

看護師の女性はそれを知っていて。

 

「あ、先生、そういうのありますよ」

 

・・・と言ってくれたのだけど。

 

 

それでもあの先生は、、、

なんだか腑に落ちないような顔をして、

なかなかそれを、認めようとはしなかった。

 

 

あの先生の態度を見ていた時、、、

 

「医者といえども、完璧ではないんだ」

 

・・・と。

 

 

そういう思いが、、、

自分の中に生まれたのを覚えている。。。

 

 

 

当時も、牛乳や卵のアレルギーはメジャーだったけど。

 

でも、果物のアレルギーというものは、

まだあまり、意識されていなかったのは確かだ。

 

 

でも、たまたま私自身が、、、

果物アレルギーを持っていたから。

 

だから、「バナナが怪しい」と。

 

そう思ったのだろうな。。。とも思う。。。

 

 

果物アレルギー。。。

 

自分にそういうアレルギーがあると自覚したのは、

もうだいぶ、大人になってからだったけど。

 

それを自覚して、あれこれ振り返ってみれば。

 

そう言えば、子供の頃から、

ある特定のフルーツを食べると、

口の中がかゆくなっていたな。

 

・・・と気づいた。

 

 

ただ、果物の「味」は好きだったので、

多少かゆくても、気にせずに

食べてしまっていた。

 

 

 

でも、アレルギーというのは、

本当に怖いもので。

 

 

大人になったある日、、、

ご近所の人にいただいた「ビワ」を、、、

数年ぶりに食べた時。

 

真面目に、死にそうになった。

 

 

最初、喉が腫れたような感じがしてきて。

そのうち息が出来なくなり。

 

だんだんと意識が朦朧としてきて。

 

「これは、本当に死ぬ!!」

 

・・・と思った。

 

 

その瞬間、私がとった行動は。

 

「すぐに帰ってきて!!!」と、

夫に電話したことだった。

 

 

夫が帰ってきた時、すでに自分は

死んでいるだろうけど。

 

少しでも早く帰ってきてもらわないと、

子供たちが。。。

 

・・・って、そう思っていた。

 

 

あの頃、下の息子なんてまだ、

ハイハイの時期だったから。

 

このまま放置なんてしたら。。。

 

・・・と思いながら、しばらく意識が飛んだ。

 

 

まぁ、すぐに収まったのだけど(笑)

 

 

今思うと、、、

子供が小さい頃の母は、やっぱり強い。

 

子供のことしか、考えていないのだから。

 

 

子供たちが大人になった今は、

多分。

 

もう少し、自分のことを

考えてしまいそう。。。

 

 

 

あの出来事があってから数年後。

 

世間で、スズメバチに刺されることで

起こるアナフィラキシー・ショックのことが

騒がれるようになり。

 

 

あぁ、私のあれも。

アナフィラキシーだったんだな。と気づいた。

 

 

*******

 

 

湿疹が出来ているのに口紅を塗ってしまって。

 

それ以来、口紅が塗れなくなってしまったのもきっと。

 

湿疹の傷口から、合成着色料が

体内に入り。。。

 

それが、血液に乗って全身を巡り。。。

 

それによって私の身体の免疫システムが、

「抗体」を作ったのだろうし。

 

ピアスの時もおそらく。

それと同じ原理だったのだろうけど。

 

 

すべてはみんなこの、

 

「アレルギー体質」

 

・・・というものが原因で。。。

 

 

私の免疫システムは、異様に敏感すぎて。

やりすぎてしまうのだろうけど。

 

 

これが私の人生の中で、、、

 

良い働きをしてくれる場面もあれば。

面倒を引き起こしてくれる場面もあり。

 

 

いろんな意味で、敏感すぎる。。。

 

 

・・・というのもまた、、、

 

私にとっては、ひとつのテーマでもあったな。と。

 

今は思う。

 

 

 

まぁ、そんなこんなで、唇の時も。。。

 

自分ではなんとなく、その「原因」は

解っていたのだけど。。。

 

 

いくら病院を梯子しても、、、

それを理解してくれる先生はいなかった。

 

こちらの話を、ちゃんと聞いてくれる先生は、

いなかった。

 

先生たちはみんな、「臨床」というか。

「常識」。。。から、入る。

 

そこから、考える。。。

 

 

だからみんな。

今まで起こってきた「症例」を頼りに、、、

私の唇の対処法を探そうとしていた。

 

 

私も遠慮して。。。

あまり話さなかったし。。。

 

いちお、相手はプロなのだから。。。と。

 

基本、先生の言うことは聞いていたけど。

 

いろんな薬を処方され、試してみても、

どれもみんな、効果はなかった。。。

 

 

それは、息子の時も同じで。

 

息子がアトピー性皮膚炎で、肌が辛そうだった時、

やっぱり、病院を梯子したけど、

ほとんど、効果はなかった。

 

 

例のごとく。

 

ステロイドを処方され。

 

一時良くなり、また悪化し。。。の

繰り返しで。

 

 

 

息子のアトピーであれやこれやしていた頃。

私自身の肌も、あんな風にボロボロになり。

 

 

その頃の私は、「病院」というものを。

 

特に、「皮膚科」はほとんど信用しなく

なっていたので。

 

 

だから、、、

これはもう、自分でなんとかするしかない。と。

 

民間療法に走ったのだろうと思う。

 

 

そういう、「流れ」だったのだろうと。。。

 

 

もしこれが、、、

それまでに、尊敬できるお医者さんに出会い、

その先生のおかげで、完治する。。。みたいな。

 

そんな経験があったとしたら。

 

また、話は変わっていただろうから。

 

 

これもまた、、、

運命だったのだろうなと。

 

 

そんな風に思う。

 

 

*******

 

 

つづく