自分が男性だった過去生らしきもので、
もうひとつ、印象に残っている物語がある。。。
それもまた、ヨーロッパだった。
一番最初、山の紅葉の景色が出てきた。。。
その紅葉は、山の高いところの道の、
木々が途切れたところから、遠くの山々を
眺めている感じで見えたのだけど。。。
あまり晴れていないのに、遠くの山々は
日に照らされていて、すごく綺麗な景色だった。
私は、たくさんの人と一緒に、その山道を
歩いていたのだけど、実はそれは私の、、、
「花婿行列」だった。。。
どうやら私は、裕福な家の女の人のところに
婿入りすることになっていたようで。
それは、家のためにと親が決めた縁談だった。
私はそのことで、自分の親を恨んでいた。
その後、結婚したその女性との間には、
二人の娘が生まれたのだけれども。
私は最後の最後まで、頑として、
その妻に対して心を開かなかったし、
娘たちとも、仲は良くなかった。。。
私は死ぬまで、その結婚のことを呪っていた。。。
親のことも、ずっと恨んでいたし、、、
家族とは、絶対に心を通わせようとしなかったし。。。
「なぜ、自分はこんな目に?」
・・・と思いながら、一生を過ごした。。。
ものすごく裕福で、広いその屋敷の中には、
大きな図書館があって。。。
私は、日々のほとんどの時間を、
その図書館の中にある、大きな机で、
本を読んで過ごしていた。
死ぬときも、その大きな机の上にうつぶせて、
たったひとりで、寂しく死んでいった。
死んだあと、私は、上のほうから
自分のことを見下ろしていて。。。
机にうつ伏せている自分の姿を見ながら、
泣いていた。
泣きながら、、、
「よく、頑張ったな」
・・・と、自分に話しかけていた。
そして、しみじみと実感していた。。。
「物質的に満たされても、、、
何の意味もない。。。」
・・・と。
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これもまた、、、
本当に自分の前世なのかは解らないけど。
でも、私の深いところに眠るこういう思いが、
今の私の人生に、、、今の私の在り方に。
ものすごく影響しているなぁ。。。ということだけは、
すごく、よく解った。。。
今の私が、「現世的な成功」に、
ほとんど興味がないことや。
「家族」というものに、とても執着していることや。
もし、これが本当に前世なのだとしたら、
今の私の、そういうものはきっと、
この前世の影響なのだろうと、そう思ったし。
たくさんあるであろう、自分の過去生のうち、
こうして思い出すものというのはきっと。
今回の人生に、大きな影響を及ぼしている
ものだったりするのではないか。。。と。
そんな風に思ったりもした。
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長い間ずっと、、、
「前世はない」と思っていたけれど。。。
OSHOの彼や、占い師の彼と出会った頃くらいから、
「もしかして、前世ってある?」と思い始め。。。
カバラを深めたり、歌の会などを経験していた頃には、
「前世はおそらく、あるのかもしれない」という風に、
気持ちは少しずつ、変わっていった。。。
それでも、、、
19歳の時の、あの強烈な体験後に自身で感じた、
「あぁ、、、人は死んだら、一瞬であれに戻るんだ」
・・・という思いが、やっぱり、
完全には払拭できず。。。
まだまだ自分の中で。。。
「過去生の存在」というものに対して、
ハッキリとした確信を持てずにいた。。。
そんな頃だった。。。
あの、梅野泉さんが翻訳をした
『チベッタン・ヒーリング』という本が出版され、
彼女から、その出版記念のパーティーの
お誘いがきて。。。
私は、そのパーティーに出席させて
いただくことになった。。。
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つづく