運命の出会い 94 | TRIQUETRA ~Tributary Zone~

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2代目のブログです

公衆の面前で相手を怒鳴りつけたのは、、、

この時が二度目だった。

 

 

一度目は、OL時代。。。

 

満員の終電の中で、酔っぱらいのおじさんに

絡まれた時。

 

 

私は普段は、、、

「今は、怒るべき時」と、冷静に判断したうえで、

怒りを「表現する」という感じなのだけど。。。

 

 

酔っぱらいのおじさんの時と、

この、天帝の彼の時は。。。

 

自分でも、どっちだったのか解らない。。。

 

 

怒りを表現したのか。。。

 

それとも、怒りに巻き込まれていたのか。。。

 

 

********

 

 

「神が生まれてくるわけないでしょ!!」

 

・・・と、私は大声で怒鳴った。。。

 

 

彼は、私の突然の豹変ぶりに、

すごくオドオドしながらも。。。

 

 

「え。。。?う、、、生まれてきているんだよ。。。

Lyricaさん、、、知らなかったの?

えーーー。。。。知らなかったんだ。。。」

 

 

・・・と言って、火に油を注いできた。

 

 

「生まれない!!!!って言ったら、

生まれないの!!!」

 

 

「えっと、だから。。。

いるんだって。。。会わせようか?」

 

 

「生まれないって言ってるでしょ!!!!!」

 

 

「ちょ、、、ちょっと、話を聞いてくれますか?」

 

 

「絶対に生まれないから!!!

ホントにもう、、、何言ってるの?あなたは!!!!」

 

 

 

この人には、何を言っても無駄だ。。。

 

結局、「議論」に入れば。

「ああ言えばこう言う」で返してくるだろう。。。

 

そう思った私は、彼が何を言おうが、、、

 

「そんなものは生まれない!!!」

 

・・・と、それだけを、ずっと怒鳴り続けていた。

 

 

それを延々繰り返していたら。

 

そのうち、彼が折れた。。。

 

 

「あ、、、はいはい、解りました。。。

今、Lyricaさんのハイアーセルフに訊きました。

 

Lyricaさんが言っていたのは、そういうこと

だったんですね。

 

あ、僕が勘違いしてました。

 

その『神』は、、、はい。生まれないです」

 

 

なんて、うさんくさいんだ。。。と、

内心は思っていたけど。。。

 

 

「そうよ。生まれないのよ」

 

 

・・・とだけ言って。

 

そのあとは、何事もなかったかのように

しばらく普通に会話していた。。。

 

 

別れ際、天帝の彼にこう言った。。。

 

 

「どういう縁があったんだろうね?」

 

・・・と。

 

 

すると、天帝の彼は、、、

 

「そうですねぇ。。。でも、縁が深そうですね」

 

・・・と言い、握手を求めてきた。。。

 

 

握手すると、、、

 

「また、会いましょう」

 

・・・と、彼は言い、私たちは笑顔で別れた。

 

 

笑顔だったけど、でも、私は心の中では。

 

「もう、絶対に会わない」

 

・・・と誓っていた。

 

 

********

 

 

最初に、ミクシィの彼のページを見に行った時、

そこには、若い女の子たちがたくさんいたり。

 

ディジュリドゥの女の子に対する

彼の態度とか。。。

 

ああいうのを見ていたら。

 

 

スピリチュアル的なものに初めて触れる。。。

 

・・・みたいな子達にとって、天帝の彼の話すような

世界は、魅力的に映ってしまうのだろうか。。。と。

 

 

そんな風に思ったりもした。。。

 

 

たしかに天帝の彼は、イケメンで背も高く。。。

見た目からして、女の子にモテそうな感じではあったし。

 

どことなく、カリスマ性を持っていたりもしたけど。

 

 

でも、「スピリチュアル的なこと」を武器にして、

女の子に近づいていくというのは。。。

 

私にとっては、受け入れがたいところであり。

 

 

その上彼は、、、

それを、「意図的」にやっているのではなく、

真面目にそう信じてやっているだけ。。。

 

・・・なところが、なんとも言い難く。。。

 

 

だから私があの時怒鳴ったのは、、、

 

少しは痛い目を見て、目を覚ましなさい!!

 

・・・みたいな(苦笑)

 

 

そんな気持ちもあったのかもしれない。。。

 

なんて、今は思う。。。

 

 

********

 

 

「スピリチュアル・ブーム」みたいなものが

始まりつつあったあの頃。。。

 

続々と海外、、、特にアメリカから入って来る

今どきのスピリチュアルの情報は。。。

 

私達、日本人にとっては。

逆に、毒になったりしないのだろうか。。。と。

 

 

彼を見ていて、そう思った。。。

 

 

 

日本人には、ナチュラルな信仰心はあっても。。。

 

宗教の教義や哲学を真面目に学ぶ。。。

 

・・・というような習慣は、一般的には薄かった。。。

 

特に、戦後は。。。

 

 

伝統的な教義にハマればハマるほど、、、

どんどん、縛られていくものはあるけれども。

 

一度そこに縛られる経験があったうえでなら、、、

そこから解放されるためのニューエイジの教えは。。。

 

ある意味、価値があるのだろうと思う。

 

 

でも。。。

 

あまり人生経験もないうちに。。。

なんの「基礎」もないうちに。。。

 

いきなり今どきのニューエイジの教えを知ることは。。。

本当に、大丈夫なのだろうか?

 

・・・と。。。

 

天帝の彼を見ていて、すごく思った。。。

 

 

 

ただ不思議だったのは。。。

 

天帝の彼の語るスピリチュアルは、、、

私にとっては薄っぺらい感じのする

話ばかりだったけど。。。

 

でも彼の知識だけを取ってみれば、、、

それは相当なもので。。。

 

そして、人としてはまだまだ子供に見える彼が、

どうしてあそこまで、自信を持って、

堂々とそれを語れるのだろう。。。と。

 

 

ああいう自信はもしかすると。。。

 

彼の背後にもやっぱり、、、「教祖」のような

誰かがいたりするのかもしれないな。。。と。

 

チラッと、そう思ったりもした。。。

 

 

もしくは。。。

「取り巻き」の多さで、自信を持ってしまったとか?

 

 

 

彼が言っていた、、、

 

「神が今、この世に転生してきている」

 

・・・という考え方も。。。

 

 

結局は、伝統的な宗教の思想に

囚われた考え方であって。。。

 

 

長い時を経て、そういう概念は、、、

私たちの深層心理に染みこんでいて。。。

 

 

「目覚めの時代」とか「解放の時代」とか

言いながら。。。

 

今でもほとんどの人が、、、

無意識に、それに囚われている。。。

 

 

私はあの、19歳の体験以来。。。

 

この、「神」という言葉がずっと。。。

人を惑わしてきていたんだな。。。と。

 

そう思っていた。。。

 

 

この「神」という言葉を最初に作ったのは、

一体、誰だったのだろう?と。。。

 

そんな話をかつて。。。

 

ウイングメーカーのフォーラムで

したこともあった。。。

 

 

 

天帝の彼が、、、

自分自身のそういう囚われに気づくことなく。。。

 

このままずっと、「自分は天帝」だと信じ込んで

この一生を過ごしたとしたら。。。

 

それは、「ニューエイジの教え」のせいだ。。。と。

 

そう思った。。。

 

 

天帝でも、宇宙からの転生者でも、

ただの一般人でも。

 

結局はみんな同じ。

 

 

夢の中の登場人物に過ぎない。。。

 

 

それを本当に理解していないのなら。。。

 

いくら宇宙人であっても。。。

たとえ、「神」であっても。。。

 

結局、何も解っていないことになる。。。

 

 

********

 

 

天帝の彼に会ったあの日。。。

 

家に帰ってから、夫に言ったの。。。

 

 

「天帝君がね、パパのハイアーセルフが、

私にもっと家事をしてほしいって言ってるよって、

そう言ってたよ」

 

・・・と。

 

 

ハイアーセルフって何?という夫に、、、

魂みたいなもの。と答えたら。。。

 

夫は、こう言った。。。

 

 

「マジかよ~~

俺のハイアーセルフの望みって、、、

そんなにちっちゃいことだったのか~~」

 

・・・と、笑ってた。

 

 

こういうノリが。。。

 

私は好きだ(笑)

 

 

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つづく