自分のことを、「天帝」と言ってしまえる人って。。。
実際は、一体どんな人なのだろう?と。
そういう興味が、まったくなかったわけでは
なかったのだろうと思う。。。
本当に、生理的に受け付けない人だったら、、、
私も実際に会うことなんて、きっと、
しなかっただろうから。。。
・・・とは言っても、さすがに、二人だけで会うのは、
なんとなく気が引けたので。。。
「スピリチュアルな話ばかりしているお友達と
近々会うのだけど、その時にご一緒しませんか?」
・・・と、彼に提案してみた。
暦の彼や、暦の彼女たちと会う時は、、、
その場には結構、知らない初対面の人も
来ていたりして。。。
誰かが自分の知り合いを連れてくる。。。
・・・ということもよくあったので。
そういう場なら、天帝の彼を連れて行っても
大丈夫だろうと思ったのだった。。。
天帝の彼もそれを承諾したので、、、
そういうことで話は決まったのだけれども。
天帝の彼にとって、周りは知らない人だらけの上に、
いきなり現地集合というのも。。。と思い。
少しだけ早い時間に先に待ち合わせをして、
彼を、お店まで連れて行ってあげることにした。。。
そうやって結局。。。
最初は、ふたりだけで会う形となり。
少しの間、彼と話をする時間ができた。。。
でも、その時に彼から聞いた話は、、、
私にとっては、すごく微妙な感じがする、、、
そんな内容だった。。。
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彼曰く。。。
この宇宙には、「天帝」が何人かいるのだそうで。
その天帝たちが今(2007年当時)、、、
ある使命を持って、この地球に
転生してきているとのことだった。。。
そして、自分もその一人なのだと。。。
彼は、そう言っていた。。。
天帝たちは、海外でもどこでも、、、
体外離脱で行けるから、飛行機とか、
そういうものは、必要ないのだけど。。。
今はまだ、出来ない。。。とも言っていたような。。。
時期が来ていないのだったか、、、
調子が戻っていないとかだったっけかな?
でもそれも、もうすぐ出来るようになるそうで、
今でも、必要な時はいつでも、テレパシーで、
天帝仲間とコンタクトは取ることは出来る。。。と。
そんな風に言っていた。
こういう話を聞かされて私は。。。
「へぇ。。。そうなんだぁ。。。」
・・・という言葉しか出てこなかった。
どう反応すればいいのか。。。
本当に、困った(苦笑)
そして彼は、こうも言っていた。。。
天帝たちで力を合わせて、、、
5次元にクリスタル王国を作る予定なのだと。。。
私は。。。
「あぁ、、、そうなんだ。。。頑張ってね」
・・・としか、その時は言えなかった。。。
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彼はその時、もういい大人だったのだけど。
無職だった。。。
少し前までは、多少働いていたけど、
天帝の仕事に徹するために、それも
やめたのだそうだ。。。
彼は、実家で親と一緒に住んでいたようで。。。
私はなんだか、、、
彼のお母さんのことが気になってきて(苦笑)
「あのさ、働かないでいて、
お母さんとかは、何も言わないの?」
・・・と訊いてみたのだけど。
彼は、私のその言葉には、
何も感じていないようで。。。
「ちょっと~、働いてよ~とは、
言われますけどね」
・・・と、笑っていた。
私はその頃、働いてはいなかったのだけど、
近いうちにまた、働きに出たいと思っていた。。。
そういうことを、チラッと話したら、、、
彼はいきなり顔色を変えて。。。
「Lyricaさん!まさか、、、まさか、
働こうとか思っていないですよね?」
・・・と言ったの。。。
「え?なんで、働いちゃダメなの?」
・・・と訊いたら。。。
「ダメですよ!働いちゃ!」
・・・と、彼は、迷いもなくそう言っていた。。。
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そのあと、天帝の彼を連れて、、、
暦の彼や暦の彼女たちと、みんなでお店で
食事をすることになった。。。
いつも集っていたそのお店は、
暦の彼の地元にあって。
畳でくつろげるお店でね。。。
彼はそこの常連だったか、、、
知り合いだったかで。。。
貸し切りでなくても、かなり長居の出来る、
とても居心地の良い場所だった。。。
その日は、暦の彼と彼女の他に、、、
暦の彼の知り合いの男の人も来ていて。
その男性のことは、「スピリチュアル切り絵職人」と。
ここでは、勝手に名付けるけど(笑)
その切り絵職人の彼とも、もう既に、
私も顔見知りにはなっていた。
あと他に、その切り絵職人の知り合いだったかの、
若い女の子がもうひとり来ていて。。。
その子と会うのは初めてだったのだけど、
感じの良い、可愛らしい女の子だった。
彼女はたしか、スピなものを扱うお店。。。
楽器店だったかな?の店員さんで。
彼女自身も今、ディジュリドュを習い始めたと、
そんなことを言っていたような気がする。。。
そして、そんな彼女は見るからに、、、
「スピリチュアル初心者」
・・・みたいな。
そんな感じの子だった。。。
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暦の彼も、暦の彼女も。。。
切り絵職人の彼も、そして、私も。。。
いくら「精神世界」に興味があるとは言っても、、、
天帝の彼が信じているところとは、
全然違ったところに関心のある人たち
ばかりだったので。。。
そこではどうしても。。。
天帝の彼が、浮いてしまっていた。
天帝の彼も、、、
ここは、さっき私と二人だった時に、
とても楽しそうに語っていたような話を
語れる場ではないな。。。ということを、
どこかで察していたようだった。
それでも彼は、みんなの話を聞きながら、、、
すごくもどかしそうで。。。
隙があれば、
話を、自分の世界に持っていこうと
しているのが見て取れたけど。。。
その度に、男性陣に遮られてしまっていた。
なんとなく、、、
場に、気まずい雰囲気が流れ。。。
私は、天帝の彼を、
この場に連れてきてしまったことを、
少し、後悔した。。。
暦の彼達にも。。。
天帝の彼にも。。。
なんかちょっと、悪いことしたな。。。と。
そんな気持ちになった。。。
でも。。。
少し時間が経つと、状況が変わってきた。
ふと見ると、、、
天帝の彼は、あのディジュリドゥの彼女に向かって、
すごく熱く語っていてね。。。
なんだか彼も楽しそうだったし、、、
彼女の本心までは解らなかったけど、
でも、ちゃんと彼に話を合わせてくれていたので。
私も少しホッとして。
そのあとは、暦の彼達と。。。
私達は私達で、いつものように、
スピリチュアル談議に花を咲かせていた。。。
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暦の彼女が、そろそろ帰ると言ったので、
私も一緒に帰ることにした。。。
その時、天帝の彼にも声をかけてみたけど。
彼は、私の言葉などまるで聞こえない感じで、
ディジュリドゥの彼女にずっと、
語り続けていたので(笑)
もう、そのまま放っておくことにした。
暦の彼がお店の出口まで見送ってくれて。。。
「なんか彼、あの子に夢中になっちゃってる
みたいだよ」
・・・と、苦笑いしながら、そう言った。
「大丈夫かな?あの女の子。。。」
・・・と、少し心配だったのだけど、暦の彼が、
「まぁ、大丈夫でしょ。俺たちもいるし」
・・・と言ってくれたので。
私も苦笑いしながら、、、
「じゃあ、あとは、よろしくね」
・・・と暦の彼に頼んで、
暦の彼女と一緒に、帰ろうとした。
その時やっと、私が帰ることに気づいた
天帝の彼が、慌てて挨拶にきてくれたけど。
「気にせず、ごゆっくり~」
・・・と言って、私はそのまま、お店を出た。
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後日、暦の彼や、切り絵職人の彼に会うと。。。
彼らの、天帝の彼に対する反応は、
想像通りで(苦笑)
私も、もう二度と彼をここへは
連れてこないようにしよう。。。と。
そう思った。。。
そして私自身もまた。。。
天帝の彼とは、もう会うことはないだろうと。
そんな風に思っていた。。。
けれども実際は。。。
その後、天帝の彼とは、再び、、、
会うことになったのだった。。。
そして、次に彼と会ったその時に私は。。。
ちょっと、、、やらかしてしまった(苦笑)
この人生で二度目となる。。。
今でもまだ、その二回しかやったことのない、
あることを。。。
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つづく