運命の出会い 70 | TRIQUETRA ~Tributary Zone~

TRIQUETRA ~Tributary Zone~

2代目のブログです

「絵描きの彼」と出会ったのもまた、

ブログ上だった。

 

 

主婦の彼女には、お友達がいて。。。

その人もまた、ブログを書いていた。

 

私もそのうち、そのお友達のブログに

遊びに行くようなり、仲良くなっていった。

 

 

そのお友達の彼女は、たしかまだ、

若い子だったと思うのだけど。。。

 

私のイメージでは、繊細で夢見がちな人。。。

とてもはかなげな、少女のような人。。。だった。

 

 

そしてその彼女は、その頃、、、

主婦の彼女以上に、アトランティスのヴィジョンに

翻弄されていて。。。

 

彼女もまた、私に関するヴィジョンを見た。。。と。

 

いろいろお話してくれたりもした。

 

 

あの時彼女がね、、、

 

「Lyricaさんは、ポセイドンの妻だった」

 

・・・と言っていて。

 

私はその時は、ほとんど聞き流し、

その後、すっかり忘れ去っていたのだけど。

 

これがまた、それから10年近く経った後に、

多少、ひっかかってくることになり、

面白いものだな。。。と思ったことがあった。

 

それはまた、ものすごく先の話になるのだけどね。

 

 

その、少女のような彼女の知り合いだったのが、

「絵描きの彼」だった。。。

 

 

あの頃はそうやって、ブログを通して、

お友達の輪がどんどん広がっていった頃で。。。

 

私は、絵描きの彼とも、すぐに仲良しになっていった。

 

 

********

 

 

彼は、自分の体験を物語風にして語る、

「ストーリー・テラー」だな。。。と。

 

そういう印象を持った。

 

 

そして彼のブログには。。。

 

水彩色鉛筆を使って、彼が描いた。。。

とても素敵な絵が、いつも添えられていて。

 

私はその絵も、とても好きだった。

 

 

彼のブログ上では、

宗教やスピリチュアルに関することは、

まったく触れられていなかったけど。

 

でも。

この人はおそらく、いろんなことを

解っている人なんだろうな。。。

 

みたいな。

 

そんな印象を、私は彼に感じていた。

 

 

彼のブログから漂ってくる匂いも。。。

とても心地が良くて。。。

 

 

そしていつしか。

絵描きの彼とも、メールの遣り取りを

するようになっていった。。。

 

 

********

 

 

先日、時系列を確認するために、、、

ものすごく久しぶりに、昔のメールを読んでみた時。。。

 

そこには、当時の彼からのメールもあり。。。

 

その頃の遣り取りを読み直して、

今の私が感じたのは。。。

 

 

私はあの当時、、、

この、絵描きの彼と話していた時が、

一番、「素のまま」だった。。。

 

・・・というか、自然体だったんだな。。。

 

 

・・・ということで。

 

 

何も飾らない自分。。。みたいなね。

 

 

そして、それはきっと。

 

彼が私のことを、

ほぼ完璧に、見抜いていたからだろうと思う。

 

 

彼が思う、「Lyricaさんってこういう人」というものと、

私が自分に対して、「私ってこういう人」と思っているものが、

ほぼ完全に、一致していた。。。

 

 

「私ってこういう人」というものは、、、

それ自体が、時の経過で変化していくものだけど。

 

その、「幻想の私」に対してだって、

普通、人は、「自分フィルター」というものを

通して観察するものだから。。。

 

そこには、いつも、ズレが生じる。。。

 

 

「私ってこういう人なの」と思っていても、

他人は、「あなたってこういう人だよね」と、

まったく違う像を、そこに映し出していることが常で。

 

そのズレが時に、トラブルのもとになったりするけど。

 

 

絵描きの彼の場合は、、、

そこに、そういう「ズレ」を、全く感じなかった。。。

 

 

私が、「これが私」と思っている「像」を。

見事に見抜いていた。

 

 

その観察力、分析力、そして感受性。。。

 

本当に、すごいなぁ。。。と思った。

 

 

そして。

世の中には、こんなに鋭い

男の人っているんだ。。。と。

 

そういうところに、私はすごく感動していた。

 

 

 

そして、そんな彼は、私のことをいつも。

 

「ちっちゃいね~、Lyricaちゃんは」

 

・・・って言ってたっけ(笑)

 

 

 

彼は、こうも言っていた。。。

 

「自分には、相手の心が透けて見える」

 

・・・と。

 

 

これは、決して嘘ではないな。。。

本当のことだ。。。

 

・・・と、私もそう思った。

 

この人は、、、そうなんだろう。。。と。

 

 

そして、彼のそういうところは。。。

 

私と、まったく同じだな。。。と。

 

そんな風にも思っていた。。。

 

 

********

 

 

これは、のちのち解ったのだけど。

 

絵描きの彼と私には、ある共通点があったの。。。

 

 

それは、月星座が乙女座。。。

 

・・・ということ。。。

 

 

 

乙女座というのは、、、

繊細で、鋭くて、分析力があって。

 

だから。

いろんなことを見抜きやすいのだけど。

 

そういうエネルギーが、「無意識」に関係する

月星座にあったりすると。。。

 

やっぱりこうやって。。。

 

無意識に。。。

人の心が透けて見えてしまうのだろうか。。。と。

 

そんな風に思ったりもした。。。

 

 

そして乙女座というのは。。。

繊細なくせに、シニカルなところがあるから。

 

だから、私たちはよく。。。

 

「あなたって、ホント、意地悪だよね~♪」

 

「それは、お互い様だよ~^^」

 

・・・みたいな会話を、よくしてた(笑)

 

 

私が自分のこの「意地悪さ」を、

いかんなく(笑)発揮できる相手。

 

・・・というのは、滅多にいなくて。

 

下手をすると、ものすごく誤解されるので、、、

かなり、相手を選ぶ。。。というか。

 

それだけ、心を許した相手でなければ、

なかなか、出来ないのだけど。

 

 

でも、絵描きの彼は。。。

 

私がかなり強めに、それを出してみても。

それを理解して、楽しめる人だった。。。

 

 

シニカルさの奥にある、密かな心遣いにも。

ちゃんと、気づいてくれる人だった。

 

 

********

 

 

あの頃の私には。。。

 

あの、少女のような彼女は、

ヴィジョンに翻弄されすぎて、多少、

フワフワしてしまっているようにも見えていた。。。

 

主婦の彼女は、もう少し、地に足がついている

感じはしたけれども。。。

 

でも彼女たちからは、、、

アトランティスのことに、自ら巻き込まれることで。。。

 

現実逃避をしているような。。。

 

そんな印象を受けていた。。。

 

 

それでも、人としては良い人たちばかりだったし。

私も、彼女たちのことは決して嫌いじゃなかったし。

 

それに、魂的にはご縁がある人達なのだと、

それは、感じていたから。。。

 

私には、暴走に見えてしまうそういう話にも、

しばらくは、付き合ったりしていたけど。

 

なんとなく。。。

日に日に、その暴走が激しくなっていくような、

そんな感じがしてきたので。。。

 

 

これは。。。どうしたものか。。。と。

 

 

すべてを見て、知っているけど、

でも自分はアトランティスの話に関しては、

完全蚊帳の外であった、絵描きの彼に。

 

訊いてみたことがあった。。。

 

 

「今の、こういう状態って、、、

あなたは、どう思う?」

 

・・・と。

 

 

そこに巻き込まれていない、、、

第三者の視点からの意見を、

訊いてみたかったの。

 

 

 

 

私のその問いに対して。。。

絵描きの彼は、こういうお話を返してきた。。。

 

 

「昨日、僕の嫁さんが、こんな話をしてきたんだ」

 

・・・と、そう前置きしてね。

 

 

それは、ジョン・レノンの話だった。。。

 

 

********

 

 

ジョンとヨーコが、朝ご飯を食べていると、

ヨーコが外を見ながら言った。。。

 

「ねぇ?ジョン。昨日の夜から、

庭に変な人が居るのよ」

 

・・・と。

 

 

 ジョンは、すぐに外に出て行って、

そこにいた男の人に話しかけたのだそう。。。

 

 

 すると、何日も前から、

自分はここにいたんだ。。。と。

 

その人は答えた。。。

 

 

 ジョンは、その人を招きいれて、

朝食でも、一緒にどう?とすすめた。

 

その人の体は冷え切っていて。。。。

 

だからジョンは、彼に熱いコーヒーを

手渡してあげた。。。

 

そのコーヒーを受け取ると、

その人は、こう言ったのだそうだ。。。

 

 

「あなたの歌を聴いて、その歌詞に書かれた

内容に感銘を受けてあなたに逢いに来たんだ」

 

・・・と。

 

 すると、少し黙った後、ジョンは静かに、

こう答えた。。。

 

 

「あれは『歌』なんだ。現実の僕とは違う。。。

歌の世界なんだよ。。。」

 

・・・と。

 

 

********

 

 

絵描きの彼は、「ストーリー・テラー」だからね。

こういう形で私に、伝えてくることが多かった。

 

 

でも、これを聞いた時私は。。。

 

「あぁ、この人(絵描きの彼)は本当に、、、

よく解っている人だ。。。」

 

・・・と、そう感じていた。。。

 

 

 

あの頃の彼もまた、、、

少し前までの私のように。

 

リアルとネット上を、きっちり分けて

考えていた人なのだろうと思った。。。

 

 

ブログやメール上の私と、、、

リアルの私は違うのだ。。。ということも。

 

最初からちゃんと、承知していたのだろう。。。

 

 

そして彼自身は。。。

そこは完全に割り切っていて。

 

ネット上では、役を演じることに徹していた。。。

 

「みんなの心の中にある、魔法の世界の住人」

 

・・・という役を。

 

 

まるで、夢を売っている。

芸能人のように。。。

 

 

今にして思えば。。。

そういう在り方を貫こうとしていた人がよく。。。

 

メールで、あそこまで、

いろいろ話してくれたものだ。。。と。

 

今更ながら、そういうことが、嬉しいね。。。

 

 

 

あのOSHOの彼と、出会うことで。。。

 

自分にとって、何が本当の現実なのか。。。

 

自分が本当に進むべき道とは?

 

・・・みたいなことが、

よく解らなくなりそうになってきていた時に。。。

 

 

こういう、絵描きの彼がそばにいてくれたことは、

本当に、ありがたいことだったと思う。。。

 

 

********

 

 

OSHOの彼との間の流れはすべて、

夫には、相談していた。。。

 

 

あの時、夫は。。。

私の話は黙って聞いていてくれたし、

何も質問してこなかった。

 

そして私の行動にも、何も干渉してこなかった。

 

 

私は、家族を捨てて出家する。。。

なんてことは、微塵も考えていなかったし。

 

今の形を壊す気は、まったくなかったけど。

 

 

でももし、そうなったとしたら。。。

 

その時夫は、どう思うのだろう?と。。。

 

それを彼に、直接訊いてみたの。。。

 

 

すると夫は、こう答えた。。。

 

「どんな答えであっても。。。

ママ本人が、正しいと思ったことならば、

それを止めることは、誰にも出来ないよ」

 

・・・と。

 

 

そこには、言葉では書ききれない、

「その場の雰囲気」というものがあり。。。

 

夫は、私の話を聞きながら。。。

 

そこにある言葉以上の何かも、、、

いろいろと、感じ取っていたのだろうと思う。。。

 

 

そして彼は。。。

「決断」は、完全に私に委ねていた。。。

 

 

 

絵描きの彼には、あの時、、、

詳しい事情までは細かく語らなかったけど。。。

 

でも、夫とのこういう会話の経緯を

サラッとだけ話したら。。。

 

叱られた(苦笑)

 

 

「Lyricaさん。。。この人は、もう完全に、

あなたのことを信頼しきっている人だよ。

 

そういう人に、そんなセリフを言わせてはダメだよ」

 

・・・ってね。

 

 

そうやって人から諭されたりすると。。。

 

どうしても納得できない時は、

逆ギレするときもあるのだけど(苦笑)

 

 

でも、あの絵描きの彼のあの言葉は、、、

ストレートに、胸に届いて。。。

 

 

「あぁ、、、ありがとう。。。

そう言ってくれて、本当にありがとう」

 

 

・・・と、心から、そう思った。。。

 

 

そしてその時、絵描きの彼が。。。

 

夫の代わりに、「ストッパー役」を

やってくれているような気がした。。。

 

 

********

 

 

つづく