運命の出会い 23 | TRIQUETRA ~Tributary Zone~

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2代目のブログです

学校を卒業したあとは、、、

私は、銀座でOLをやっていた。。。

 

銀行のお仕事。。。

 

あの頃は、金融系とか不動産系が盛り上がっていて、

銀行とか証券会社が、商社よりも

安定していると聞いていた。

 

あとは、自動車メーカーとかも人気があった。。。

 

 

銀行系の事務は、1円のミスもNGで。

地味で細かくてストイックな作業だったけど、

そういうの、実は私に向いていたのかも。。。と。

 

ずっとあとになって、気がついた。。。

 

 

けど、当時は。。。

 

そういう職場だから、上司も性格的に細かい人が

けっこう多くて。

 

いちいち、うるさいことも言われて(笑)

 

「あーーー、もう、うるさい!!!!」

 

・・・って。

 

爆発しそうになったことも、何度かあった(苦笑)

 

 

銀行。。。といっても、窓口での接客とかではなく、

融資とか貿易事務、そして、手形のファクタリングと。

あとは、証券なんかにも多少、関わっていた。

 

そこは国際貿易取引での手形なんかも扱っていたので、

英語が活かせると思って選んだのだけど。。。

 

私の配属されたところでは、英語を使う機会が

ほとんどなく。。。

 

一体、何のためにあの学校に行ったのやら。。。と。

もう、初期の頃から転職を考えていたりしたな(苦笑)

 

 

そんなわけで、、、

仕事はまったく、つまらなかったのだけど。。。

 

OL時代というのは、、、

私にとっては、すごく楽しい時代でもあった。

 

 

 

当時は、バブル真っ只中で、、、

街は原色で、浮かれだっていて。。。

 

でも、なんだかキラキラしていて。

 

 

あの頃は私も、派手に楽しく

遊んだりしていた。

 

そこは今でいう、肉食系な世界だったけど。

あれはあれでまた、楽しかったなぁ。。。って思う。

 

 

 

でも、そんな楽しい時間も、、、

あまり長くは続かなかった。。。

 

すぐに、結婚が決まってしまったの。。。

 

自分でも、驚きだった。。。

 

まさか自分が、こんなに早く結婚することになるとは、

思ってもいなかったから。。。

 

 

そのせいなのか、結婚の準備とか、結婚式とか。。。

なんだかずっと、現実感がなかった気がする。

 

「これって今、、、本当に起こってることだよね?」

 

・・・みたいに(笑)

 

 

母とか隣の伯母たちは、けっこう古い時代の人達で。

だから私も、そういう人たちの影響を受けて、

考え方がちょっと、古風なところがあってね。。。

 

結婚したら、仕事はやめて、

家に入らないと。。。って。

 

そう思っていたんだよね、、、あの頃。。。

 

 

当時、夫はお義父さんと一緒に

自営業をやっていたので。

 

結婚後は、夫の家での完全同居は決定だった。。。

 

だから、尚更。

ちゃんと、その家のお嫁さんをやらないと

ダメなんだな。って。

 

そんな風に思いこんでいた。。。

あの頃。。。

 

 

今の私だったら、そこにはもっとたくさんの

選択肢があったことが解るのだけど。。。

 

若ければ若いほど、、、

視野。。。というか、自分の世界というものが、

本当に、、、狭いよね。。。

 

 

あの頃は、、、自分はもう大人だと思っていたけど。

 

今にしてみると、当時の自分は、まだまだ。

その考え方も、行動も。。。

 

良くも悪くも、親とか、身近な大人たちの

影響下にあったんだなぁ。。。って思う。

 

 

結婚後。。。

 

そうやって、一旦むこうの家に入ったはいいけど。

 

家に主婦って、二人はいらないことを、

実感した。

 

 

子供も出来る気配はなかったし。。。

まだまだ全然、若かったし。

 

だから私はまた、外に出て働くことにした。。。

 

 

当時は、今と違って、、、

「結婚している」というだけで、

女性は、働く場所が狭められた。。。

 

しかもその頃はもう、景気もだんだん勢いが

なくなり始めていて。。。

 

バブルがはじけるか、はじけないかの。

そんな頃。。。

 

だから、職探しは難航した。。。

 

 

最終的には、そこそこ大きな設計会社に

バイトとして入ることができたのだけど。。。

 

その職場がもう、、、

とんでもなく楽しいところで。。。

 

仕事自体は、雑用のようなものだったけど、

周りが本当に、愉快な人ばかりで。。。

 

そこでも、イヤな思いをしたことは、

ほとんどなかったような気がする。。。

 

 

夫の実家での同居生活が「苦味」だとすると、

その職場が、「甘味」。。。みたいな感じだったかな。。。

 

 

********

 

 

そう言えば、その会社でも、

びっくりな偶然があったことを思い出した。。。

 

そんなことは、全く知らずに入った会社だったのだけど、

年の離れた従姉妹の旦那さん(もうおじさん)が、

そこの会社の重役だったの。

 

その会社にはいって、1年くらい経った頃に、

ひょんなことから、その事実が発覚して。

 

従兄弟おじさんも私も、驚いた。。。

 

 

世間は本当に、せまいものだ。。。

・・・って。。。

 

しみじみ思った。。。

 

 

そして、そんな愉快な会社にいた時のことだった。。。

 

あの、「前世体験CD」が、、、

そのフロアの女子たちの間で流行ったのは。。。

 

 

********

 

 

19歳のあの体験があったから、、、

私はずっと、「前世はない」と思っていた。

 

それは、信じていたとか、考えていたとかではなく、

もう、当たり前のように、そういうものだと

思っていた。。。

 

 

全員、、、死んだらすぐに、

意識は一瞬で、あれに戻るものだと。。。

 

 

「すべてである私」

 

・・・に。

 

夢から醒めるようにね。。。

 

 

 

だから、そのCD。。。

 

前世退行催眠のそれを試すのも、、、

実は、めんどくさくて。。。

 

けれども、みんながその話で盛り上がっているし、

強烈に勧められるしで(笑)

 

まぁ、、、話のネタ程度に。。。と。

 

そんな軽い気持ちで試すことにした。。。

 

 

 

「私は暗示にはかかりにくいほうだしなぁ。。。

まぁ、何も見ないだろうな」

 

 

・・・と、その時は思っていた。。。

 

 

なのに、見てしまった。。。

妙に、ハッキリと。。。

 

 

その時に、どんなものを見たのかは、、、

昔のブログに詳しく書かれていたので。

 

また、抜粋。。。

 

 

********

 

 

これは。。。偶然?

 

 

鮮やかな緑の草原に私は立っています。

とても強い風が吹いています。  

 

風はとても強いので、

私の髪はすごく流されているのを感じますが、  

でもやっぱり湿った風ではなかったです。。  

 

 

風に吹かれてその草原に立っている時、

なんとも物悲しい気持ちだったのを  

覚えています。

 

 

その時は、空は曇っていました。    

 

 

草原の先はとても高い断崖絶壁になっていて、

その下は海になっています。  

 

私の立っている位置からは海は見えませんが、

でも、そこには海がある。。と感じています。    

 

その時は見えていないけれど、でも知っている。。  

 

その海は深い深い青。。紺色に近い青。

そして波はとても荒いのです。    

 

 

その草原に白っぽい石でできた

高い高い塔のような建物が建っています。  

 

その一番上に部屋があります。    

 

 

 

「あなたの死の場面を見て下さい。」

…と催眠誘導する人の声が聞こえました。  

 

その時にみた場面。。    

 

 

その部屋にはとても大きな窓がありました。  

でも、その窓にガラスははまっていません。

外の景色も見えません。    

 

 

私は女性で、その部屋にある石のようなものでできた

寝心地の悪い寝台に横たわっています。

 

私の近くに男性がひとりいます。

 

そして大きな窓のそばに女性がひとり立っていて、

彼女は窓の外を見ていました。    

 

 

死の場面のはずなのに、

私の心はとても穏やかで

 

 

「ちょっと行ってくるけれど。。すぐに戻ってくるから。。」

 

 

と思っていました。  

 

 

私も、そしてその男性もなぜか微笑んでいました。

 

 

********

 

 

催眠から戻ってきた時は、、、

正直言えば、ちょっと、神妙な気持ちに

なったような気がする。

 

そして、絶対に見ないだろうと思っていた自分が、

こんなにハッキリ見てしまったことに、

すごく驚いた。。。

 

 

けれども、「前世はない」と。

 

そのことを疑っていなかった当時の私は、

こういうのは全部、自分で考えて作った

妄想のようなものだろう。。。と。

 

そう思うことで、自分を納得させ。。。

 

そして、忘れることにした。。。

 

 

 

そんな出来事から、何年くらい経っていたのだろう?

 

10年くらい?

 

 

そんなに時間が経ってから、、、

ケルトの風景を見た瞬間に、突然思い出す。。。

 

・・・という流れが。

 

なんだか、不思議で面白かった。。。

 

 

それでもまだ私は、、、

 

それを、「前世」と結びつけようとは

していなかった。。。

 

 

それほど強固に、、、

 

「前世はない」

 

・・・ってね。。。

 

 

そう思っていたから。。。

 

 

********

 

 

つづく