運命の出会い 21 | TRIQUETRA ~Tributary Zone~

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2代目のブログです

「今日は、こんなの借りてきたみた」

 

・・・と、その時夫が差し出したのは、

『コンタクト』という映画だった。。。

 

 

 

 

 

 

「これ、どんな映画?」と訊くと、夫は、

 

「宇宙ものみたいだけど、ジョディ・フォスターが

主演だから、借りてきてみた」

 

・・・と言った。

 

 

「えー、SF?」

 

・・・と。

 

私は、恋愛ものみたいな、ヒューマン・ドラマとか、 

あとは、ファンタジーとか。 

 

そういうのが好きだったので、

最初は、あまり気乗りがしなかった。。。 

 

 

でもまぁ、せっかくだから。。。と、見始めた。

 

 

まさかそのあとに、、、

またあの、 「運命の出会い」が起ころうとは。。。

 

まったく予想もせずに。。。 

 

 

この映画を観ていたら、、、

 

勝ちゃんのあの、絵本の言葉を読んだときと

同じような感覚が、また来たの。。。 

 

 

そこにまた、、、 

あの体験の「匂い」を感じた。。。 

 

 

******** 

 

 

少しネタバレ。。。 

 

 

 

主人公のエリーは科学者なのだけど、 

出会って惹かれ合ったパーマーは、宗教者だった。。。 

 

一夜を過ごした時、パーマーは、 エリーに語るの。。。 

 

自分が神を知る体験をしたこと。。。 

だから、神を信じているんだ。。。ということ。 

 

 

 

そのパーマーのセリフを聞いた時。。。 

私はそこに、最初の「匂い」を感じた。。。 

 

 

 

エリーは、お父さんが大好きだったのだけど、 

そのお父さんは、小さい頃に亡くなってしまったことを、 

パーマーに話した。。。 

 

でもその一夜のあと、何年も離れることになる二人。 

 

そんな二人が、ある時、再会する。。。 

 

エリーは、パーマーのことが好きだったけど、 

でも、彼の話には、、、というか、神の存在には否定的。。。 

 

なぜなら、証拠がないから。 

 

でもこれは、科学者の立場なら当たり前。。。 

そうじゃないと、科学は発展しないしね。 

 

 

証拠がないものは信じないわって言ってるエリーに、 

パーマーは、質問する。。。 

 

「きみは、お父さんのこと愛してた?」って。 

 

エリーは、彼の質問の意図がよく解らないまま、

「もちろん、愛してた」と答える。 

 

「じゃあ、その証拠は?」とパーマー。 

 

エリーは、言葉に詰まる。。。 

 

 

 

ここでまた、、、「匂い」を感じた。。。 

 

 

 

エリーが、命の危険を冒してでも、 

宇宙に行きたいと言った時。。。 

 

パーマーは、なぜ、そこまでするの?と訊ねる。。。 

 

その時、科学者エリーはこう言うの。。。 

 

 

「小さい頃から、不思議だった。 

なぜ、私たちはここにいるのか。 

その謎の答えを、どうしても知りたいから」 

 

・・・と。 

 

それを聞いた宗教者パーマーは、

無言で、納得する。。。 

 

 

 

ここでまた、「匂い」。。。 

 

 

 

エリーは、宇宙ポッドみたいなものに乗って、 

実際に宇宙に行くことになった。 

 

その出発の様子を、地上で観察していた人達には、 

そのポッドは、ただ、海に墜落したようにしか見えなかった。 

 

こちらで見ていた人達には、、、 

ポッドが装置から切り離されてから、 

海に墜落するまでの時間は、ほんの2、3秒だった。 

 

けれども、エリーはその間に約18時間もの時を 

過ごしていたの。。。 

 

 

その間に、宇宙の中心部まで行き、、、 

そこで、ある存在と出会い、話をして。。。と。 

 

そういう、感動的な体験を、彼女はしていた。 

 

 

 

鳥肌が立ちながら、ここでもまた 

「匂い」を感じていた。。。 

 

 

 

後日エリーは、周りの人たちに自分の 

体験したことを語るのだけど。 

 

お偉方に、「証拠がない。妄想だよ」と、 

切り捨てられてしまう。 

 

科学者としての彼女の立場からは、 

証拠がない限り、あれが事実だと断言することは 

出来ない。。。 

 

それを、証明することが出来ない。

 

出来ないのに、証言を撤回しないのは 

なぜなのかと問い詰められた時に彼女は、 

泣きながら、訴えたの。。。 

 

「なぜなら、私にとっては事実だから」 ・・・と。 

 

 

それを聞いていたパーマーは、、、 

感動した顔をして、エリーを見つめていた。。。 

 

そして最後、報道陣に、エリーの言ってることを 

信じますか?と訊ねられたパーマーは、 

「信じます」 ・・・と答え、そして。 

 

「宗教と科学という立場は違っても、 

目指すところは同じです」 

 

・・・と、そう言ったの。。。 

 

 

 

この、最後のあたりでは。。。 

私はもう、号泣してた(笑) 

 

その前から、ずっと、ウルウルしていたのだけど、

このセリフで、完全に確信したの。。。

 

「あぁ、、、ここにもあった」

 

・・・と。。。 

 

 

 

******** 

 

 

 

宗教者のパーマーの体験した神の体験が、 

どんな種類の神秘体験だったのかは、

映画の中では、ハッキリとは解らないし。 

 

エリーみたいに、どこかの星に飛んで、 

そこで、宇宙の存在と会って話をして。。。 

 

・・・みたいなのは、私の体験とはまた、 

全然違ったものではあったのだけど。。。 

 

 

その「匂い」は。。。

 

その体験そのものからよりも、そういう体験をしたあとの、

ふたりのとる行動からのほうが、より強く漂ってきていた。

 

 

そこに、自分と共通するものを感じた。。。 

 

 

あの体験をしたあとに、、、 

私があれこれ考えていたこと。。。 

 

そういうのが、そっくりそのまんま、、、 

この映画の中で、語られているような気がして。。。 

 

だからこそ。。。 

感動で、涙が止まらなくなった。。。 

 

 

世の中にはきっと。。。

私と同じ体験をして、私と同じようなことを

考えた人がいるんだ。。。と。

 

その時、、、

それを強く確信した。。。

 

 

そんな感動したテンションのまま、、、

隣でこの映画を一緒に観ていた夫に、、、 

またまた、力説タイムがはじまってしまった。。。(笑) 

 

 

そしてこの、『コンタクト』というお話の原作者。。。 

 

カール・セーガンは、私の中でちょっと、 

特別な人になった。。。 

 

 

この映画を観るたびに、、、 私は未だに、

毎回感動して、毎回号泣してしまう。。。 

 

 

 

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つづく