運命の出会い 17 | TRIQUETRA ~Tributary Zone~

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2代目のブログです

私の高校時代と言ったら、、、

やっぱり、「宗教」と「音楽」だったかなぁ。。。

 

なんて思う。。。

 

 

宗教は、、、何度も書いたように、

その頃の私に、「苦味」をたくさんもたらし。

 

逆に音楽は、「楽しさ」とか「喜び」とか。

そういう「甘味」をたくさん与えてくれた。。。

 

 

でも、どちらも本当に、、、

私のことを成長させてくれたなぁ。。。って思う。

 

 

「苦味」であろうと、「甘味」であろうと。

 

どちらも、貴重な経験という点では、同等。。。だし。

どちらの想い出も、大切な宝物であることには

変わりがない。。。

 

 

********

 

 

勝ちゃんのライヴ通いは多分、、、

3、4年くらい続いていたと思う。。。

 

けれども、本気で楽しかったのは、

最初の、1年ちょっとくらいだったかもしれない。。。

 

 

勝ちゃんの様子が変わり始めても、

私達はいつもどこかで、期待していた。。。

 

次のライヴでは、前みたいに戻るかも。。。

次のライヴでは。。。って。

 

 

だからいつまでも、そこにしがみついて

しまったけれども。。。

 

そういう時って、ちっとも楽しくなかった。。。

 

逆に、苦い思いばかりした。。。

 

 

一度動き出した流れは、、、

そう簡単に戻ることはない。。。

 

 

だから、もっと早くに手放せば。。。

あんなに苦い思いは、しなくてすんだかもしれない。。。

 

 

そんな風に。。。

 

大人になって身につけたことは。。。

 

「潮の流れを読むこと」。。。

 

そして素直に、、、

その流れに乗ること。。。

 

そうすると本当に。。。

人生いろいろと、スムーズ。。。

 

 

 

でも。。。

 

逆にそういうのって。。。

つまらないものなのかもしれない。。。と。

 

そんな風に思うこともある。。。

 

 

流れに逆らってもがくことがあっても。。。

それは全然、、、悪いことでもなく。。。

 

 

むしろ、「全てである私」から見たら、、、

そういう風にもがくことも含めての。。。

 

すべては完璧。。。なのだから。。。

 

 

 

夢の登場人物にすっかりなりきって、

いろんなドラマを体験していたあの頃は。。。

 

今思えば、どうでもいいことで

あれこれ悩んだり、苦しんだりもしたけれども。。。

 

 

なのに不思議と、当時の自分が、

眩しく感じる時がある。。。

 

 

 

私は。。。

 

19歳であの体験をして以来。。。

 

起こるドラマに、完全に巻き込まれる。。。

という、経験が出来なくなってしまった。。。

 

「本当の自分」のことを、すっかり忘れて、

「夢の登場人物」に完全になりきることが、

出来なくなってしまった。。。

 

 

それが少し寂しいと。。。

そう感じる時が、たまにある。。。

 

 

だからこそ、、、より一層。。。

自分に起こるこの貴重なドラマを。。。

 

あえて、じっくり堪能しようと

してしまうのだろうと思う。。。

 

 

********

 

 

勝ちゃんのライヴが楽しめなくなった頃から、

私と友達は、他にもいろんなバンドの

コンサートに足を運ぶようになった。。。

 

 

初めて勝ちゃんのコンサートに行った時、

そこには、「磁力」があって。。。

 

だから、私たちはそこに引き寄せられた。。。

 

 

ああいう磁力もやっぱり。。。

そこに、縁あってこそなんだろうな。。。って思う。

 

 

 

ある時、そういう「磁力」を感じるライヴに、、、

再び、出会ったの。。。

 

それが、グラスバレーのライヴだった。。。

 

 

不思議なもので。。。

 

色んなコンサートやライヴに行っても、、、

それが、どんなに素晴らしくて、楽しいものであっても。

 

そこに「磁力」がないと。。。

 

そういうコンサートは、、、

たくさんあった楽しいコンサートの中のひとつ。

 

・・・にしかならない。。。

 

 

でも、「磁力」があると。。。

そこだけが、特別に光って見えるの。。。

 

 

そう。。。

何かが、「特別」。。。なんだよね。。。

 

 

だからもちろん。。。

 

私の気持ちは、

一気にその「磁力」に傾いた。。。

 

グラスバレーに。。。

 

 

 

そして、もうひとつ不思議だったことは。。。

 

引き寄せられたのが、私だけではなく、

同時に、友達も一緒に。。。だったこと。

 

どちらかがどちらかに影響されたわけではなく、

ふたり同時に。。。

 

 

彼女と私の好みは、、、

大きなカテゴリー分けにすれば、

それは、同じ。。。になったのだろうけど。

 

それでも、微妙に違ったりしてたのにね。

 

 

それに、私たちの性格的に多分。。。

どちらかが気乗りしていなければ、

「じゃあ、無理しなくていいよ」ってなって。

 

それ以降、そのバンドのコンサートには

行かなかったりしたはずなのだけど。

 

 

だから多分、、、あの頃は彼女も私も。。。

 

まだ、同じ道を歩く時期だったのだろうなと。

 

そう思う。。。

 

 

 

それからはずっと。。。

グラスバレーのライヴに通っていた。。。

 

あの時期は、、、私にとっては本当に、

癒しの時間だった。。。

 

いろんな意味で。

グラスバレーって、プロだなぁって。。。

 

そう思ってた。。。

 

だから私たちも、いつも安心して、

ただ、ファンをやっていられた。。。

 

 

グラスバレー時代のことを

思い出すと。。。

 

そこには、本当に。。。

楽しかった想い出しかない。。。

 

 

********

 

 

ある日、、、

グラスバレーのドラム担当の上領さんが、

バンドを脱退することになり。

 

彼が参加するグラスバレーの、

最後のコンサートがあって。。。

 

 

それは、私たちにとっても、

最後。。。になった。

 

 

グラスバレーのライヴ、、、というだけでなく、、、

彼女と私が、、、ふたりで一緒にコンサートに

行くという意味でも。。。

 

そこが、最後だった。。。

 

 

 

どうしてあそこで、最後になったのかは、

わからない。。。

 

 

あの時も。。。

グラスバレー自体は、その後も活動を

続けることは知っていたから。。。

 

この先もまだまだ、通う気満々だったし。。。

 

だから、出口さんにもこの先、、、

まだまだ、会えると思っていた。。。

 

全然、最後にする気なんてなかった。。。

 

 

でも、気づいたら。。。

あれが、最後になっていた。。。

 

 

友達は、仕事が忙しくなり。。。

私は、結婚したりして。。。

 

 

 

多分。

あそこでまた、流れが変わっていたのだろうね。。。

 

 

そしてその流れに、無意識に乗っているうちに、、、

 

いつの間にか、彼女と私の歩く道も。。。

少しずつ、分かれていった。。。

 

 

********

 

 

話は飛んで、大人になってから。。。

 

翔子ママとの交流があった頃に、彼女から、

紹介された人がいた。。。

 

あなたと同じ勝ちゃんファンだった人だから、

お話してみたらどうですか?。。。って。

 

 

そう紹介された彼女と。。。

私はいきなり意気投合し。。。

 

そして、急速に親しくなっていった。。。

 

 

彼女といろんなお話をしているうち、、、

実は彼女も昔、グラスバレーのファンだったことを知り。。。

 

お互い、おおいに盛り上がった(笑)

 

 

 

その頃は。。。今思えば、、、

 

昔の親友の時と同じように。。。

翔子ママとは、道が分かれる時期でね。。。

 

そして、その盛り上がっていた彼女とは、

逆に、どんどん近づいていくような流れだった。。。

 

 

私は出口さんファンで。。。

彼女は、上領さんファンで。。。

 

だから、いつも言ってた。。。

 

 

「出口さんや上領さんが生きててくれて。。。

本当に、よかったよね。。。

もう、それだけで感謝だよね。。。(涙)」

 

 

・・・って。

 

あの頃の私たちは本当に、、、

彼らが生きていてくれただけで、ありがたい。。。と。

 

そういう心境だったりしたの。。。

 

 

生きているって。。。

 

普通のことのようでいて、、、

全然、普通じゃない。。。

 

 

本当に、それだけで、素晴らしいことなのだと、

しみじみ実感していたあの頃。。。

 

 

 

そうやってふたりで、グラスバレーの想い出話に、

花を咲かせていた、ちょうどそんな時に。。。

 

そのボーカルだった出口さんが。。。

初めてのディナーショーを行うって。。。

 

そんな情報が、いきなり飛び込んできて。。。

 

なんてすごいタイミングなんだ。。。って。

ふたりで、大はしゃぎしていた(笑)

 

 

そして、そのディナーショーをきっかけに。。。

彼女と一緒に、また出口さんのライヴに通うようになった。

 

懐かしかったな。。。

10何年ぶりかに会えた、出口さん。

 

 

普段は、子育てに追われていたあの頃。。。

そういうひと時が本当に、オアシスに感じた。。。

 

 

子供たちもまだまだ、手のかかる時期だったけど。。。

家族がみんな、協力的でいてくれたおかげで。。。

 

ありがたかった。。。

 

 

小さいことだけど。。。

幸せだな。。。って思った。。。

 

ああいう時。。。

 

 

********

 

 

あの頃、よく感じていたんだ。。。

 

 

「なんだか、昔と同じパターンだな」

 

・・・って。。。

 

 

最初、勝ちゃんに関することで、

あれやこれやと嵐が起きて、けっこう、

心が乱される。。。

 

でも、その嵐がやむかやまないかの頃になると、

爽やかな風と共に、出口さん(グラスバレー)が

現れて、雲がすっきり晴れる。。。みたいな。

 

そういう形。。。

 

 

勝ちゃんが、「苦味」を運んできて。。。

いろんなことを考えさせられるのだけど。。。

 

そのあと出口さんが、「甘味」を持ってきてくれて。。。

癒してくれる。。。

 

みたいな。。。

 

 

 

けれども。。。

そうやって、同じことを繰り返しているように

見えても。。。

 

同じところに立っているように見えても。

 

そこはきっと。

螺旋をひとつあがった、一段上の同じポイント。

 

 

そんな感じだったのだろうと思う。。。

 

 

********

 

 

出口さんに癒される、そんな楽しい日々が、

しばらく続いていたのだけど、、、

 

 

それが、ある日突然、

ガラッと変わることになった。。。

 

 

********

 

 

つづく