運命の出会い 11 | TRIQUETRA ~Tributary Zone~

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2代目のブログです

あの体験をしたあとからは、、、

随分と長い間、こう思っていた。。。

 

 

人は死んだら、

みんな、あれに戻るんだ。。。

 

 

・・・と。

 

 

あの、電車の中で意識が飛んだ時のように、

死んだあとはああやって、全員が、

一瞬で、「もとの自分」に戻るのだろうと。。。

 

 

 

だから私は、前世というものはない。と。

そう信じていたし。

 

幽霊もいるはずない。。。と。

 

そう思っていた。

 

 

けれども。。。

 

じゃあ、どうして自分は、、、

幽霊らしきものを、よく見るんだろう?と。

 

そういう謎も、同時に出てきた。。。

 

 

********

 

 

霊感って、遺伝するんだろうか?

 

・・・って、そんなことをよく考えた。。。

 

 

父や伯母が、幽霊を見る人だったし。。。

 

私も小さい頃から、何度か幽霊を

見かけたりしていたので。。。

 

小さな子供の頃は、何の疑いもなく、

幽霊っているんだなぁ。。。と。

 

そう思っていた。

 

 

子供を二人生んでみて、、、

すごく感じたことは。。。

 

育った環境とか、育て方云々ではなく。。。

その子自身が、持って生まれた「質」

みたいなのは、絶対あるなぁってことだった。

 

 

娘と息子は、、、

生まれたての赤ちゃんの頃から、

いろいろ違っていて。。。

 

その中で、感じたことのひとつが、、、

 

娘には、霊感はほとんどなくて。

息子は、霊感が結構強いな。。。

 

・・・ということだった。。。

 

 

子供たちがまだ、本当に小さかった頃は、、、

私は子供たちに、幽霊の話とか。

 

そういう怖い話は、一切しなかった。

 

あんまり、変な影響とかは

与えたくなかったから。。。

 

 

・・・にもかかわらず、まだ、2歳くらいの息子が、、、

誰もいないところを指さして、、、

 

「あの人、誰?」

 

・・・とかいうことが、何度もあったり。

 

家の中で、

 

「今、顔だけがあっちに飛んでったよ」

 

・・・とか言い出したりして(涙)

 

 

いろいろ、考えさせられた。。。

 

 

ちなみに。。。

 

夫は、私と結婚する前は、、、

こういう話はどちらかというと、

馬鹿にするほうだった。

 

だから、霊感に関しては、

ほとんどない。。。って感じだった。。。

 

 

けれども。。。

 

結婚して何年も一緒に暮らし、、、

夫も、私と一緒にいろいろ怪奇現象を

経験していくうち。。。

 

いつのまにやら、、、

目に見えない世界の存在を、

信じる人になっていた(笑)

 

 

そして、不思議なことに。

 

こういうことって、信じれば信じるほど、

そういう経験をしやすくなるようで。

 

そのうち、夫自身も個人的に、

怪奇現象に遭遇するようになったりして。

 

 

だから、もし、そういう経験をしたかったら、

そういう経験をよくしている人と

一緒にいるのが一番なのかもね(笑)

 

 

 

自分の霊感が、持って生まれた先天性なのか、

それとも、環境に影響された後天性なのか。

 

そういうのはもう、よく解らないのだけど。

 

けど。

 

実際、見た。幽霊。

 

 

私の顔の上で、、、

髪の毛をとかしていた女の子とか。

 

前を走る車の上に、

四つん這いでへばりついてる男の人とか。

 

 

でも、おかしい。。。

 

死んだら、「あれ」に戻るはずなのだから、

そこに死んだ人がいるはずないのに。

 

 

そうやって、あれこれ考えた挙句。。。

 

その頃の私が出した結論は。

 

「あれは、残留思念だ」

 

・・・ってことだった。

 

 

だからその後も、、、

何度も心霊現象に遭遇することは

あったのだけど。

 

そのたんびに、プルプルしながら。

 

「あれは、ただの思念。

ただの残留思念(涙)」

 

・・・って、自分に言い聞かせてた(笑)

 

 

今にして思えば。。。

 

それって、「残留思念」では済まないでしょう。。。

 

みたいなものも。

いくつかあったんだけどね。

 

 

でもね。。。

 

信じてもらえないかもしれないけど。。。

 

もちろん、怪奇現象は怖いのだけど。

 

 

こういうのもやっぱり。。。

 

「夢の中の出来事」に過ぎない。。。と。

 

 

そう思っている自分がいて。

 

 

だから、実は。。。

 

どこかで、ちょっぴり、

それを、楽しんでいたところもある。。。

 

 

********

 

 

せっかくだから、、、

数ある、怪奇現象の体験談。。。

 

その一例を。。。

 

 

私たちは結婚後、何回か引っ越しをしたけど。

どこの家でも、何かしらあった。

 

でも、一番多かったのは、、、

私の実家。

 

 

実家で両親と同居するようになって

すぐのこと、、、

 

私も息子も、そして娘まで、廊下で、

小さな白い女の子と遭遇したことがあり。。。

 

その子は、雰囲気が娘に似ていて。

 

息子は一瞬、娘と間違えたらしい。。。

実は、私も。。。

 

娘本人は、自分が歩いてる???と。

 

そう思ってしまったらしい。。。

 

 

子供たちが、父に。。。

 

「ねえ、じいじ。この家、何かいない?」

 

・・・って訊くと、父はあっけらかんとして。

 

「あぁ、いるよ。

2、3人いるんじゃないか?」

 

と、答えた。

 

 

子供たちは、ひえ~~ってなってたけど。

 

父って、ちょっと、意地が悪いところが

あったので(苦笑)

 

それが本当なのか。

それとも、子供達や私を怖がらせようとして

言ってるのか。。。

 

そのあたりが、どちらなのか、

よく解らなかった。。。

 

 

けれども、たまに。。。

誰もいないはずなのに、玄関のドアが、

開いて閉まる音がしたりするので。。。

 

子供たちと、「・・・・・」となったりしてた。

 

 

ある時、夫と夜遅くまで話していて、

そのうち、さぁ、寝ましょう。となり。

 

でも、寝る前にトイレ。。。ってことで、

なぜかふたりで、一緒に廊下に出た。

 

今思うと、なんでだ?って思う。。。

どっちかは、部屋で待ってればいいのにね。

 

 

それで、夫が先に入ったのだけど。

 

私はその時、廊下の電気もつけずに、

真っ暗な中、そこで待ってたの。

 

ここも今思うと、おかしいなって思う。

 

だって。。。

 

普段だったら、私は絶対、

電気をつけるはずだから。

 

ただでさえ、怖い廊下だったので。

暗いままなんて、あり得ない。

 

 

その当時ね。

 

まだ、小学生だった息子たちの間で、

BB弾(ビービー弾)っていうおもちゃが

流行っていて。

 

その、おもちゃの銃の弾っていうのが、

オレンジ色の小さな弾で。

 

それがよく、家の中のあちこちに、

転がったりしてた。

 

その弾が、フローリングの床に跳ねると鳴る、

音があって。

 

息子が床にその弾をよく落とすので、

そういう音を聞くのは、日常茶飯事だった。

 

 

暗い廊下でトイレ待ちをしていると、

ビービー弾の弾が、上のほうから落ちてきて、

床に跳ねる音がした。

 

 

家は、玄関が2階まで吹き抜けになっていて、

階段を昇りきると、そこから下の玄関が見える。

 

きっと2階のそこから、

弾が落ちてきたんだろう。。。と。

 

私は思ったの。

 

 

すると、その弾が、コロコロコロって、

こっちに転がってくる音がした。。。

 

転がってるなぁ。。。って思ってた。

 

 

その弾が、もう少しで私の足元に来る。。。

っていう、その直前に。。。

 

なぜか突然、全身に悪寒が走って。

 

私はもう、考える間もなく、

トイレのドアを開けてた(笑)

 

身体が勝手に動いてた。

 

 

幸いなことに、鍵は閉まってなくてね。。。

私はそのまま、トイレの中に飛び込んだ。。。

 

 

もちろん、中にいた夫は、、、

 

「わぁ~~~(汗)」

 

・・・って、すごいびっくりしてた^^;

 

 

その時はもう、、、

私は怖くて廊下に出れなかったのだけど。

 

夫が外にでて、

廊下の電気をつけて、あちこち、

点検してくれた。

 

「ビービー弾の弾なんてないよ」

 

・・・という夫に、何度も何度も確かめて

もらったけど。

 

本当にそこには、、、

弾なんてなかった。。。

 

いくら探しても。。。

 

 

 

え。。。

 

じゃあ、あの、弾が床に弾けたピシッって音と、

それがこっちに転がってきたような音って何???

 

・・・となり。。。

 

部屋に戻った後も、

そのことについてしばらく、話してた。。。

 

 

「え。。。もしかしてあれ。。。

ラップ音ってやつ?」

 

 

・・・というほうに、話が向いたその時。。。

 

「ピシッ!!!」

 

・・・ってね。

 

ものすごい大きな音が、

その部屋の中で響いた。。。

 

 

そのあとはもう。。。

キャー、キャーと大騒ぎ(笑)

 

主に、私が。。。^^;

 

 

でも、しばらくすると、夫の反応が

返ってこないので、隣を見てみると。。。

 

なんと夫は、すでにいびきをかいて寝てて。

 

「信じられない!!!!」

 

・・・となり。

 

怖さよりも怒りがこみ上げてきた。

 

・・・というか、すごい寝つきの良さに、

呆れた(笑)

 

 

しかたないから、、、

私もそのまま、お布団をかぶって寝た。。。

 

 

次の日の朝も、その後も、、、

特に変わったこともなく。

 

またしばらく、普通の日々が過ぎていった。。。

 

 

 

ある日の晩御飯。

 

父が、テレビの心霊番組を観ていて、

私たちもなんとなく、一緒に観ていた。

 

夫はまだ帰ってきていなくて。

父と母と、子供達と私で。

 

 

食事が終わり。

父と母は、そのままテレビを観てて、

私は食事の後片付けをしてた。

 

子供たちはなぜか、その時、

私のそばにいた。。。

 

 

洗い物が終わったので、さぁ、お部屋に

戻ろうか。。。と歩き出そうとしたら、、、

 

いきなり誰かに、両足の足首を掴まれたの。。。

 

そしてそのまま、悲鳴と共に、

私は、床に転んだ。。。

 

そばにいた子供たちがびっくりして、

助け起こしてくれた。

 

心霊番組を観ていた父と母は、

無言で固まってた。

 

 

その後、部屋に戻り、、、

 

さっきのことは、もう済んだことだし、

考えるだけ無駄だと思ったので。

 

忘れることにした。

 

 

その日の夜遅く。

 

夫が帰宅して、ご飯を食べてくる。。。と、

リビングに行った。

 

しばらくして部屋に戻ってくると、

彼は言った。

 

「今日って、何かあったの?」

 

・・・と。

 

 

なんでも。。。

 

夫が行くと、リビングはもう真っ暗で。

父がそこで寝ていた。

 

テレビが大好きだった父は、、、

よく、リビングの大きなテレビの前で寝ていたから、

それはいつものことだったのだけど。。。

 

だから夫も、部屋の明かりはつけずに、

キッチンの小さい電気だけをつけて、

食事をしていたらしい。。。

 

 

でもその日は、その明かりが、ちょっと変で。

チラチラと、ついたり消えたりするので。

 

「あれ?おかしいな?」

 

・・・と、夫は独り言を言ったそう。。。

 

 

すると、今まで寝ていたはずの父が、

いきなり飛び起きて。

 

 

「何?何???

どうしたの(汗)???」

 

・・・って。

 

ちょっと、電気がおかしくて。。。と言うと、

父は、「あぁ、そう。。。」と言って、

また寝てしまったそうなのだけど。。。

 

その慌てぶりが尋常じゃなかったから、

驚いてね。。。と。

 

夫は、話していた。

 

 

父は、私が転んだ時は、黙ってたけど。

 

でもきっと。

父も怖がっていたんだな。

 

・・・って思った。

 

 

それにしても。。。

そんな日に、電気がチラチラ。。。って。

 

やっぱりなんだか、

イヤな感じだなぁ。。。と。

 

 

そして、私は、ふと、、、

昔、伯母がこんなことを言っていたことを、

思い出した。。。

 

 

「幽霊の話はね、本当は、

あんまりしないほうがいいんだよ。

寄ってくるからね」

 

・・・って。

 

 

もしかして。。。

心霊番組なんか観てたから。。。

刺激しちゃったかな?なんて思ったりもした。。。

 

 

 

それから、どれくらい経った頃だっただろうか。。。

 

夜中、眠れずに。

部屋で息子とあれこれ話していたら。。。

 

キッチンから、突然、

男の人が何かを怒鳴っているような

声が聞こえてきた。

 

一言だけ。。。

 

 

(※追記:今、息子に訊いてみたら、その声は

「なんだよ!!」と言ってたとのこと)

 

 

それは、あまりにナチュラルに聞こえてきたので、

最初、息子も私も、頭が勝手にそれを

父だと思い込んでいて。

 

だから、普通に聞いていたのだけど。。。

 

少しして、あれ?何かおかしくない?って

気づいた。。。

 

だいたい、、、

父が怒鳴ることなんて、まず、なくて。

 

しかも、あの声。。。

絶対に、父じゃない。。。

 

夫は今、同じ部屋にいる。。。

 

えっと。。。じゃあ、誰?

 

・・・と、私が考えた頃には、

息子も、同じように気付いていた。。。

 

 

そしてふたりで。。。

 

「今の誰?じいじじゃ、なかったよね」

 

・・・って。。。

 

そうして初めて、ゾゾッとなった。

 

 

いつも思うのだけど。。。

 

脳って本当に、予期せぬ出来事に弱いよね。

 

最初は勝手に、自分の知っている範囲内に

翻訳してしまうようで。。。

 

 

だから、、、

それを、ビービー弾だと思ったり。

父の声だと思ったり。

 

そういう、思い込みをする。。。

 

 

本能のほうが頼りになる。。。

こういう時って、本当に。。。

 

 

あのあと。。。

息子も私も、怖くて見に行けなかったけど、、、

 

あれは一体、誰だったんだろう。。。と。

 

それは、今でも解らない。。。

 

でも。

わざわざ、解らなくてもいいかなって思う。

 

 

そんな感じで。。。

 

霊の通り道でもできてた?

 

と思うくらい、色々あった我が家の

廊下とキッチンだったけど。

 

そういう現象は、実は。

父が亡くなったあとから、ピタッとなくなった。。。

 

父が、全部連れて行った?

父が呼んでた???

 

・・・と、みんなで話してたりしたけど。。。

 

これも、真相は解らない。

 

 

また、、、父が亡くなった時は。。。

 

隣の伯母の家で飼っていた猫が。。。

しかも、まだ子猫が、2匹同時に亡くなった。。。

 

まさか、これも、父が????

 

・・・と思ったけど。

 

これもまた、真相は謎のまま。

 

 

********

 

 

伯母が言っていたように、、、

 

こういう話はほどほどにしたほうが

いいような気がする。

 

 

けど。

 

まぁ。。。夏だしね。

 

ちょっとだけ。。。

 

 

********

 

 

つづく